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一方、猫は

「わんこさんがきちゃう」回では、犬に寄ってこられる話を書いた。

猫はどうなのか。


だいたい、逃げられる。


とても人が好きなコ以外はそもそも寄ってこない。まんまるおめめでこちらを凝視していることが多い。

なにか憑いているとかないよね……?


友人宅の猫さんたちには、いつまで経っても警戒され続けている。年一回くらいしか訪問できていないからしかたないと思いながらも、ちょっとさみしい。

も……もうちょっとだけでいい、こちらへ……。触れなくてもいいから……。

いや、やっぱ触りたいな(欲望に忠実


義家で飼っていた猫たちが特殊だったのだと思う。みんな膝の上にきたもんね。

夫みたいに頭までよじ登られるとかはなかったけれど。あれは痛そうだった。一気に駆けのぼる五キロ……。爪……。


それとは別に、なぜか飼い主さんにすら「扱いが難しい」といわれるコにくつろがれる謎がある。

中学生の頃祖母宅で、伯父が可愛がっていたからてっきり飼い猫だと思っていたら実は違った(祖母宅は別宅だった)猫さんに、行く度にくっつかれていた。「家族以外の人には寄ってこないのに」と周囲の人に驚かれたが、あのコは毎回いつのまにか脇にいたのだ。膝に乗せろと要求もされた。

どこのコだったのかは、結局わからないままだ。たぶん祖母と伯父は知っていたと思うのだけど。聞いてもわからないだろうから訊かなかった。


人に撫でられるとその後やけ食いをしたり毛繕いに余念のないコにも、よく乗られていた。

あれはなんだったんだろう。


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