お米のサブスク
数年申し込みを見送って(うっかり申し込みをしそびれたともいう)、ようやく昨夏に申し込みをした、加入生協の予約登録米。
普段の注文用紙には載らない、全国の米が順番にやってくる(普段の米が載ることもある)企画である。二キログラムという容量もいい。四週きざみでカウントしているから、一年で一三都道府県の米が体験できる。
順番にといっても、北から順番にというわけではなく、申込時に載っている予定表に沿ってという意味である。佐賀の次に岩手とか、そんな感じで。
居住地だと、地元産か北海道、青森、秋田、新潟、山形、岩手などのブランド米がほとんどで、特に西側の米って手に入らない。スーパーで不定期にある○○フェアなんかだと米があったりもするけれど、それでも特定の県のものしか見たことがない。鹿児島とか。
生協の企画が届くようになってから、はじめましての米が多くて「これが○○県のコメ……!」ととても楽しかったのは確かである。
自分のハラが、米の糖分まで拒否してるって知らなかったから。
ここしばらく、コシヒカリ系統ではない(コシヒカリより前世代の)米を続けて食べていた。たまたますぐそこのスーパーで手に入ったからというのが大きい。そう、たまたま。もう置いていない。
そうしたら、ハラの調子がよかったのだ。まじで?
そんな中、次の米が届く。ではさっそく。
この米もコシヒカリ系統であることは系譜図を見たから知っていた。でも来たからには食べたい。
……。やられたー。
液糖みたいなことにはならないけれど、どちらかといえば牛乳寄りの状況。
痛くはならないけれど、大腸に到達してからの膨張感がひどい。いやあ、内臓状況ってこんなに判っていいものかね(はっはっは
一旦遠ざかって安定していたのが大きいかもしれない。いいんだか悪いんだか。
といっているうちに、次の米がやってくる。
まだ九回目。米の到着はあと四回残っている。そして予定表に記載の銘柄から系譜図を確認したところだと、これからやってくる中でコシヒカリ系統でない米は一種類のみ。
いつどこの米がやってくるのか楽しみすぎて、予定表を手元に残しておいた自分をほめてあげたい。事前に判ってもどうしようもないが。
まあ、痛くはないから食べるけどな!
でもトイレとはお友達になると思う。ぐっすし。
……本当は登録解除した方が身のためなんだろうな。ほかの都道府県の米が気になって仕方ないんだが。
全国制覇までがんばる?
県のかぶりは確実にありそうだから、何年かかるかわからないけど。
ちなみにハラの調子がよかった米は、以前から加入生協で通常商品として取り扱っているから、そちらで入手することにした。生協の米ってブランド米でもブレンドされていないから、ある意味品質一定というか、いいときはいいけどダメなときはダメというものである。畑買いだしね。
実家と同じ銘柄の米を食べていたとき、うちが買っていたのはスーパーの米で実家は生協の米だった。粒の大きさが違った。
なるほどそういうことか。
こうして考えると、わたしのはやっぱりアレルギーではないだろう。あれかなあ、腸内フローラ? よくわかんないけど。
ということは、あたるべきは消化器内科だな。
「アミロペクチンが消化できなくなった疑惑」とは、子の弁。この前の桜餅(道明寺)もやられてたからなあ。
もしかしなくても経年劣化なのか。めそめそ。




