花が終わってから桜餅(写真があります)
三月末にさくらあんと桜の葉の塩漬けを入手していたものの、同じ店で道明寺粉が売り切れていたり、乾燥よもぎが入手できなかったり、ベーキングパウダーが虫の息だったり、あるはずのインスタントドライイースト(未開封)が見つからなかったりと、予定がどんどん狂っていく。
探す合間を縫って親の通院付き添いに出かけていたり。「三回くらい聞き直した」回で書いた通り、一軒の通院が終わってちょっと楽になったような、またなんか担ぎ込まれそうな(フラグを立てるな
総合病院の木陰で鳴いていたうぐいすの声がきれいだった。本人(本鳥?)にとっては切実だろうけど、優雅な「ほーほけきょ」に聞き惚れて。
自宅方面のうぐいすったら「ほーーほほほほほほほほ」まさかの高笑いである。
この差はいったい。
さて。
食事の支度に若干影響が出る程度にメンタル面で調子がよろしくないので、どうにか入手できた道明寺粉で桜餅を作る(因果関係よ
道明寺粉一五〇グラムで十分割。一二分割の方がよかったかもしれない。はみ出た。
けっこう迷ったんだよね、中の餡をこしあんにするか、さくらあんにするかで。
オーソドックスにこしあんにしたけど。外も中もさくらにしたら、たぶんメリハリなくなるだろうなと。
道明寺粉を炊いたのが久々すぎて、若干かための仕上がりに。
うーん。ふたを閉めるタイミングを間違えたなあ、蒸発分が多かったみたいだ。
でも割とこれくらいのかたさが好きだったりする。どうせ道明寺粉の製造時に火は入っているから(モノとしては蒸して乾燥させて砕いたもち米である)、多少煮炊きが甘くても。
食べ放題である。
いっぱい食べちゃうんだもんねー、と皿に置いてみたはいいけれど、この二個ですっかり満足してしまった。
自作するってそんなもんだよね。
そして、さくらあんは未開封のままである。なに作ろう。
ベーキングパウダーは、普段使っているものが近所では入手できない。そういえば年に数回入る生協のチラシで買っていたな(その前は小麦粉の通販ついでに頼んでいた)。前回「まだあるから」と見送ったんだった。
仕方ない、重曹+レモン汁(または酢)でいくか。膨らみ方が少し違うのだけど。
よもぎ饅頭も食べたいし、あまりに膨らまなくてわたしが膨れたよもぎ蒸しパンのリベンジもしたい。したい気持ちだけは大きいが、突然の暑さに身体がついていけていない。
このところの異様な眠さは体温が爆下がりしていたからだった。上げなきゃ。
あとは杏仁霜。買っていたお店の店頭から、知らない間に姿を消していた。杏仁豆腐は食べたいけれど、牛乳がだめだから豆乳で作る気になったのに。欲しいときに限ってないんだよな。




