かじかさん、その後
なぞの報告回。
豆乳チャイを作ろうと思い立ったときに限ってクローブとカルダモンがないので、オールスパイスとおろし生姜を放り込んだら「うっす!(薄い)」となった穂積です。
テキトーすぎた。あと豆乳は分離しなかったけど、表面に湯葉できた。ホットミルクの膜より歯応えがよい。同じタンパク質なのに。
さて。
「意思疎通、困難」回でげっとしてくるなり下味冷凍された、かじかのぶつ切り唐揚げ用(たぶん)。実はその後割と早くに唐揚げとして食していたのだが、書くのを忘れていた(はっはっは
「あれだけ唐揚げ連呼しといて、唐揚げ食べてないぞ。」と書いてんだから、ちゃんと顛末は書かないと。消化不良を起こしてしまう。
とりあえず解凍して、汁気は拭かずに片栗粉へ放り込む。つけた下味は、酒、醤油、おろし生姜、ほんのちょっとおろしにんにく、の、ほぼ竜田揚げ。
揚げ鍋に入れたら全部入りきらねえー。上が少し油からはみ出るうー。
これ以上油足したら鍋からこぼれるぅーー。
ほんとげんこつだな、サイズ的に。鶏唐揚げの方がよっぽど可愛いげがある。そんなことを思いながら、適度に向きを変えつつ揚げていく。
ごつい。とにかくごつい。骨があるから。
加熱したら生身のときよりごついぞ、こいつ。
で、食べてみた。
骨、ちょう邪魔ぁー。
実家へ持ち込む惣菜のひと品のセンが消えた瞬間であった。食べづらい。
皮は全然気にならない。魚屋さんにダマされた気分である。骨が邪魔しなければ、なんとなく鶏っぽいようにも思える。なんか面白い。
なんか、煮たときより身がしっかりしてんの。ほぐれて。
次があったら骨付きは煮付けだな、実家用。それか頑張って自分でさばくか。骨がなければ唐揚げはありだと思うんだよ、実際おいしかったし。
いかんせん、あのご老体たちは大物にかぶりつけない。箸でうまく解体できないものはできるだけ避けているのだ。ただしあら煮は除く。あいつは食べるのに面倒ではあるが解体はしやすい。
とりあえず、かじかは美味であった。ただし、骨をどうするかは要考察。
腹いせに、三枚におろしてあったかますちゃんを蒲焼きにしてやった。




