とにかく痛い話
流血等はないのだけど、ぼかしようもなく痛い話。
痛いのがつらいかたは読まない方がよいと思います。
わたしの身には現在進行形。
一日のうちに階段から落ち、腰と尻の間(腰寄り)を火傷するという厄日をこえて、めんどくさがって手当てしないから思ったよりちゃんと(?)負傷していたことにダメージを受けている穂積です。
めそめそ。
こんなダメ人間になっちゃだめだよ!
つか、ちゃんと手当てはしましょう。
わたしみたいに忘れちゃだめだよ。
いやあ、気がついたら痛くなくなってたもので、つい。
階段からはよく落ちるしね。
強打したから突き指くらいにはなるかなと思ってた指が平気で、なぜか手首を傷めたよう。どういうコケ方したんだ。
スマホとかタブレットとか包丁なんかがね。ちょっと不便。
骨には異常ないからまあいいや。手首が異様にだるいけど。そのうち治るよ。
火傷はもっと謎だった。背後で落下したポットから衝撃で飛び出た淹れたての茶の塊が、腰と尻の間に直撃したという。
そんなところにポットを置いた、わたしが悪いんだけどさ。ぶちぶち。
「ぁあっっっちっっっっ!!!!!」
珍しく雄叫びをあげてしまい、家族がビビる。
茶のかかった衣類はすぐに着替えたのだけど、とにかくお腹が空いていたからごはんを続行。いつの間にか痛みがなくなっていたので、そのまま放置。
これがよくなかった。忘れたんだよ。
入浴時になんともなかったのも忘却に拍車をかけた。
二日後。なんか痛え。
水ぶくれが衣類との摩擦で破れていた。ちゃんと火傷してたのね、尻(腰だってば
「絆創膏貼る?」じゃねえのよ。剥がすの大変なのよ後ろだから。
乾いてるからすぐ治るよ、たぶん(大雑把
火傷はともかく、階段落ちは特技なんかねと言われそうなくらいやらかしている。我ながらよく無事だなと。
もっとも間抜けなのは高校生んときのかな。なんたってのぼり二段目で踏み外してるからな(遠い目
向こう脛をしたたかにぶつけ、いてえ~とうめきながらも部活は続行。なんならマーチング練習まできっちりやり遂げて帰宅。
翌朝、腫れ方がおかしいということで外科受診。
「今度はなに悪いことしたの」おいこらそこの柔整師、悪いことはしたことないぞ。鈍くさいだけで。
この柔整師、楽器の重さに敗けた肩の関節炎で通ってた頃(半年前)に、四十肩だの五十肩だの散々からかってきた存在である。とりあえず四十肩はまだ経験していない。
「あれ、どーなってんのこれ」困惑の老医師。
「あー、これねぇ、写ってる感じだとこの先もちゃんとくっつかないかもねえ。スキーとかスノボとかやる? やったことない。なら、今後もやらないでね。下手にコケたら折れるから」
レントゲン写真を眺めながら、にこやかにのたまった。そんなんあり?
それにしても縦にヒビ、入るもんなんだねえ。めんどくさいからどうせなら折れといた方がよかったのに、まで言われた。案外、雑である。
コケ方にも気を遣わねばならんのか。不便だな。




