バスに乗れなかった話

「迷子を保護した」回で出てきためんどくさいバス停、○○１～４。

あれにしてやられるの巻。

その日は、ご老体の通院付き添い（もはや父母どちらの話かわからなくなっている）があって出掛けたのだが。このところやけに天気が荒れるので、普段より早く帰ることに。

ところが、家の前のバス停だとあと四〇分くらいバスが来ない。

その次のバス停○○だとほかの系統のバスも来るから、二～三本多いのだ。

スマホを手にバスの時刻表をチェックすると、おや十分後にバスがあるね。

やってから帰るはずだった片付けもそこそこに出発。

この埋め合わせは二日後に……。

駅に向かうバス停○○といえば、その場にいた全員の共通認識は○○４。五～六分ほど歩けばたどり着くところ。

で、到着して時刻表を見ると、表記がない。

あれ、さっき見た時刻は？

スマホを取り出して、あらためて確認。ある。

さっきは見なかった「経由地」を見ると。

やだこれ○○３のあと信号を（下図だと左側へ）曲がっていくやつじゃーん！　それも一日に二本か三本しかない系統のやつ！！

ほとんどは○○４へ○○３を出たあと信号を直進してくる系統のため、きちんと確認をしなかったわたしのミスではあるのだが。

慌てて信号を見やると、果たして右折レーンにバスの姿が。

あらためて「迷子を保護した」回と同じ図を置いてみる。

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　　　　　　　　┃　　┃○○３

　　　　　○○１┃　　┃

　　　　　　　　┃　　┃

　　　　　　　　┃　　┃　　　　○○２

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　　　　　　　　信号交差点

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　　　　　　　　┃　　┃○○４

おいまて。

時間前にバス停出てんじゃねえ（一分前

どちらにしても信号が渡れていない時点で既に乗れないので、どうしたか。

歩いたよ駅まで！　遠回りだったけど！！

○○４にくる次のバスを待つより先に駅に着く。

何年ぶりだったかしら、駅まで歩いたの。向こうの方でピカピカ光ってるのを気にしつつ、音が聞こえないからいいやと開き直ってみたり。前日にバリバリ聞こえるほどの近い雷に遭っているから、遠いなら平気。

そして湿度に敗ける体。

ダルくてもうなにもしたくない……。