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カクヨム、noteではじめる小説家、クリエーター生活  作者: 坂崎文明
2016年

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温羅伝承、古代吉備王国のお話

 僕の生まれ故郷である岡山県はかつて、大和朝廷より巨大な強国だった古代吉備王国があった場所で、あまりにも力があったので備前(兵庫県の西側を含む)、備中、備後(広島県福山市を含む)、美作という四ヶ国に国が分割されたほどだったという。



 全国第四位の造山古墳というのがあるのだが、天皇稜でもないし宮内庁の管轄でもないし普通に登れたりする。


岡山に謎の巨大古墳 墳長350メートル、出入り自由

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 実は応神、仁徳天皇も吉備出身の奥さんをもらっていて、吉備に帰った奥さんを追って吉備に行ったり、正妻に怒られたりしたエピソードがある。



 古墳の上部に阿蘇製の石棺があり、実は吉備の海部は隼人だったりして、長船という地名にあるように造船技術も発達していた。大和で吉備系の星川皇子の乱が起きた時、水軍40艘を率いて来援しようとしたという記事もある。

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 海軍力に優れた軍事大国で、出雲や九州勢力と組んで大和朝廷内部に婚姻関係もあったようです。


 村上水軍じゃないけど、瀬戸内海を海上封鎖されたら中国との交易、遣唐使などもダメになるし、和田竜の『村上海賊の娘』のようなイメージでしょうか。

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 特に出雲と並んで砂鉄の産地であり、広大な中国山地の森林資源に恵まれたことで備前長船の刀剣は戦国時代の刀剣の約半分を占めていて、西の武器庫と呼ばれています。


 『もののけ姫』の世界と全く同じような感じです。たたら製鉄とかね。


 実は備前に物部氏の石上布都魂神社があって、ここにスサノオを退治した剣があったと言われていて、ここは軍事氏族だった物部氏の武器庫だったようです。ここにあった剣は崇神天皇の時代に大和の石上神宮に移されたと伝えられています。

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 物部氏は蘇我氏との戦いに負けて衰退していくのですが、名前を変えて存続して、ここの宮司さんは話好きで、社務所に訪問するとお茶出してくれて、その剣の木製のレプリカ(意外と小さい)を見せてくれたり、日本書紀、古事記のお話もしてくれます。最近、物部姓に戻したらしい。


 備前の一宮なんでいろんな人が訪問してきて、有名人のサインとかあったり、一宮巡りをしてる方やスピリチャル系やパワースポットのマニアには有名なスポットです。ちょっと霊能者的な人が来たりして、いつ訪問しても話が変な方向にいきます。



 美濃が東の武器庫だったのだが、信長も備前の刀工忠光の刀剣を30本ぐらい所有していて、ほとんどの戦国武将が備前刀は愛用してたようです。


 それでどうしてこんな国ができたかというと、九州の隼人が中国の呉の国あたりまで航海していろいろなものをもたらしてくれたのと、朝鮮半島から出雲経由で製鉄技術なども入ってきたからのようです。


 それに加え、百済の皇子だと伝えられている温羅(うら)という王がいたからです。


 彼は大和朝廷からは鬼と呼ばれていて、四道将軍吉備津彦命によって退治されてしまいますが、その話しが『温羅伝承』として吉備津神社に伝えられて、それが桃太郎のお話しになったようです。

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 彼の城があったという鬼ノ城は復元されて見学もできますが、朝鮮式山城でその麓の村落、阿曽郷には彼の妻が生き残り、吉備津神社の鳴釜の神事を今でもやってるし、焼き物とか古代の製鉄コンビナートの遺跡もでてくる。

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 倉敷の楯築遺跡は古墳の原形となったものだし、吉備の特殊器台が埴輪になっていく。吉備の中山には秦廃寺遺跡があり、秦、服部という地名が残っている。吉備で生まれた祭祀、古墳、文化がそのまま大和や奈良の文化になっていく。


 これはどうも温羅を退治した孝霊天皇の皇子である吉備津彦とそのお姉さんの大和朝廷最強の巫女姫、箸墓古墳の埋葬者とも言われてる倭迹迹日百襲姫命がそういう文化を吉備でつくって大和に移植したのではないかと思う。


 そして、数百キロの朱がでてきた弥生時代最大の楯築遺跡は卑弥呼の墓と云われてるが、実は彼女の墓で、彼女のヤマトの墓が箸墓なんだろう。


 彼女は三歳の時、香川県の田村神社に流されて、そこの祭神になっていて、弟である吉備津彦を指導してる像があったりして、大和に帰る前は香川県で農地開拓などで活躍していたようだ。


うらじゃの夜~鬼ノ城戦記異聞~ 作者:坂崎文明

http://book1.adouzi.eu.org/n0853cd/



 こういう短編も書いてるが、『鬼ノ城戦記』という本編も書かないといけないなと思っている。


 岡山県、吉備の国の古代史は謎が多いが、史実はよく分からない点が多く、戦国自衛隊で有名な『半村良氏』のような伝奇SF小説になりそうです。


晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン(DC)公式サイト

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