表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/28

◆ レヴァレスト神聖王国

◆ レヴァレスト神聖王国 ―


■ 国家概要

かつて神殿による宗教支配を受けていたが、「星痕の反乱」により王家が自立。

現在は王族による中央集権体制と、地方を基盤とする貴族派、さらに地下で活動する神殿復古派が三つ巴の緊張状態にある。

王家は「女神アルテシミアの正統なる血筋」として神聖視されており、名実ともに支配権を持つ。



■ 地理と領土:

中央:王都セレヴィウス

 → 王宮と神殿跡を中心とする巨大な城塞都市。王家・官僚機構・王立学院・法務局などが集中。

 → かつての神殿都市セレスティアを改築したもの。聖遺構が地下に今も残る。


東部:農業地帯+法務管区

 → 五大河川の水源が広がる肥沃な平原地帯。貴族家が多数居住。

 → 大法官領による農民調整・年貢徴収などが行われている。


西部:辺境防衛圏

 → 魔境や禁忌地と接する危険地域。アルベルト家が中心。

 → 薬草、精霊銀、魔獣素材などの希少資源が産出される。


南部:鉱山・鍛冶の地

 → 鉄・銅・精霊銀などの鉱脈と、鍛冶師の工房が集中する「鉄の谷」。

 → 鎧・剣・魔具などの生産で王都・他国と取引あり。


北部:寒冷地・封鎖中の旧神殿区域あり

 → 星痕の反乱で最も激戦となった地域。現在も立入制限がある。

 → “聖痕氷原”と呼ばれ、神殿復古派の密儀が時折報告される。


■ 経済・産業構造:


分野内容

農業小麦、大麦、薬草、葡萄など。南部・東部の農業地帯が中心。

鉱業南部の精霊銀・黒鉄が主産。禁忌地近くの希少鉱石も密かに流通。

工芸武具・装飾品・魔具の製造でアストリア商業連邦とも交易。

軍事国営軍需工房あり。武具・魔法装備の内製体制を保有。

特産品「アルベルト蜂蜜酒」「精霊銀の剣」「聖印の護符」など。

通貨共通通貨アウレ(ルーネ、ヴェルト、クラウン)を使用。

商人階級・職人工房も強い影響力を持つが、王家の許認可制度が存在し、流通は管理されている。


■ 外交・軍事バランス:


対象国関係

ナグラン=ゾア帝国微妙(かつての宗主国)皇帝派との緊張状態。互いに睨み合い。

アストリア商業連邦友好交易・職人派遣・魔導具流通で深く結ばれる。

セーニア海洋国中立航海交易あり。文化交流は少なめ。

リュセノール深森王国冷淡ハイエルフ追放以降、断交状態。

東部三国連合軍事協定あり魔境封鎖のため共同哨戒。治安協力。


■ 信仰・宗教文化(現在)

国教:女神アルテシミア信仰(表面上の建前)

 → 形式的祭儀や年中行事として残存。政治的影響力は皆無。


神殿復古派(違法):

 → 「影の祝祷団」などが地下活動中。禁呪・秘祭・聖域再建の兆候あり。


民間信仰:

 → 農村では「五穀の精霊」信仰などが根強い。都市では現実主義傾向。

 → 古い神話を元にした“巡礼劇”“信託舞”などが年に一度開催される。


■ 教育・文化

王立学院セレヴィウス

 → 文官・法官・魔導士を育てる最高教育機関。貴族子弟の登竜門。

 → 実技魔導と古文書研究の両方が重視される。


剣術道場/戦士養成舎

 → 各地方に武門が存在し、剣術大会が王都で定期開催される。


文学・芸術:

 → 叙事詩・聖典写本・精霊画などが残り、王族と有力家の系譜も伝えられる。

 → 音楽・舞踊は宮廷式が主流。民間では農祭舞や旅芸人も活発。


■ 王家と分家の制度

王族直系はラズフェインの名を持つ。


分家(アルベルト家など)は封地由来の名を拝領し、王家血統として扱われるが政治的独立性を一部持つ。


「王家内の一門」として王都の議会にも出席権あり。


■ 王家:ラズフェイン王家

◇ 現国王

ヴァルディリウス四世・ラズフェイン

・年齢52歳。理知と誠実を兼ね備えた名君。

・王族による中央集権体制を完成させた改革王であり、民からの信頼も厚い。

・女神の加護を受けし“正統なる血筋”の現継承者。


◇ 第一王子

ジークフリード・ラズフェイン

・王立近衛団“蒼天の翼”を率いる将軍。

・文武に優れた良識人だが、知略に長けた冷静な策士でもある。

・庶民からは理想の後継者と称され、貴族派からは「何を考えているかわからない」と警戒されている。


◇ 第二王子

ルドヴィク・ラズフェイン

・享楽主義的な放蕩王子。傲慢かつ短慮。

・過去に王族分家の令嬢シェリル・フォン・アルベルトに求婚し断られたことを激しく恨んでいる。

・貴族派や神殿復古派との接触が噂される危険人物。


■ 王族分家:アルベルト家(西方辺境の守護者)

◇ アルフレド・フォン・アルベルト(辺境伯)

・ヴァルディリウス王の従弟。

・【雷斧のアルフレド】の異名を持つ王国最強格の老将。

・民政にも優れ、庶民からの支持は絶大。

・王族派の一部には「摂政に据えよう」という動きすらあるが、本人に野心はない。

・現在は病床に伏しており、「毒を盛られたのでは?」という陰謀説が囁かれている。


◇ シェリル・フォン・アルベルト(名代)

・アルフレドの娘。美貌、知性、武勇すべてに優れた才女。

・剣術大会で上位入賞する実力を持ち、学術的教養も王都貴族以上。

・自分より明確に優れた人物にしか興味を持てず、過去に侯爵家や第二王子の縁談を断っている。

・一部の貴族やルドヴィクから強い敵意を向けられているが、民衆の評価は極めて高い。


■ 政治構造

派閥中心勢力立場とその目的

王族派王家・近衛団・都市官僚・一部王族分家(アルベルト家)中央集権・法治・近代改革を志向。信仰は形式化。

貴族派カデナ侯を中心とした地方貴族連合地方自治と伝統重視。王命より慣習法を重んじる。

神殿復古派(非合法)光祈庁残党・秘密信徒・一部貴族女神の法を至上とし、王権の廃絶と神政復活を目指す。


■ 宗教組織と歴史

神殿統治の時代(旧:セレスティア評議会)

・かつては“神の名代”である神官長が国政・軍権を握り、王は形式的な存在だった。

・約200年前、王家主導の内乱「星痕の反乱」により神殿は壊滅、以後は王家が完全に主権を掌握。


■現在の宗教体制

「光祈庁」として王宮内に形式的に存続。祭儀や祝祭の実行部門。


政治的影響力は皆無。だが復古派の残党が各地に潜伏。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ