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グリセリン艦長ちゃん  作者: トミロン
9/13

第9話 海賊船のお仕事

挿絵(By みてみん)


「こちら海賊船。只今より埠頭に接岸します」


挿絵(By みてみん)

 艦長ちゃんが無線で港のオペレーターと通話する。


「了解しました。貨物搬送の準備をします」



 搬入が終わり貿易商と会話する艦長ちゃん。

挿絵(By みてみん)

「アイフォン百台、確かに受け取りました。三百万円の領収書を切りますね」

 

 艦長ちゃんは貿易商に耳元で囁く。

「(あっちの方は別口座にお願いね)」

「(分かってますとも)」


 一仕事終えて船長室でくつろぐ艦長ちゃんと子分。


「お頭、アイフォン一台三万円で売って、儲けになるんですかい?」

 と子分。


「あれはインドから仕入れたスーパーコピー品だ。おまけにあたしは関税逃れをやっている」

「関税逃れ?」


「貿易商と手を組んで、安い価格でうちのアイフォンを売った事にしているんだ。本当は一台五万円で売っている」

「じゃあ残りの二万円は?」


「諸経費扱いにして、あたしの秘密口座に入金されるんだ。それがあるから一味を養える」


 今日は給料日。一味に給金を渡す艦長ちゃん。

挿絵(By みてみん)

 ゾンビ化した一味を治すワクチンがまだ買えずにいる彼女。いつかお金を貯めて一味を治してあげるつもりなのだ。


もちろんお話は続くよ!

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