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直矢はやはり信じられる!

遅れてすいません! ちょっと色々ありまして……すいません!

「よーこそ、僕の城へ!」


……部屋に入った瞬間クラッカーで小さい子供に歓迎されたんですけど……クラッカー、一つだとショボイね、うん。


「……お前はなんで扉の前で待ち構えてるんだよ。」


「いや、最近暇だからさ、折角提案したんだしと思って、君らの事をずっと見ててのさ! そしたらこっち来るからさ、歓迎してやろうと思ってね! ホントは門の前がよかったんだけどさ、思ったときにはもう君ら門でさ、仕方ないからここで待ってたんだよ!」


「なるほど……じゃあ、俺らがここに来た理由も知ってるな?」


「うん、もちろん! いやー、ゴメンね楓ちゃん! まさかアレで風邪引くとは思わなくてさ! 今夜お詫びの品を持ってそっち行くから!」


「てか、最高神お前治してやれよ。なぁ、楓?」


「え、あ……てかこいつが最高神なの!?」


「まあ、そうだな。こんななりでも一応俺の上司だ。分かってると思うけど、超不真面目。」


不真面目な神ってどういう基準だろ……


「なにおう!? 僕は不真面目だとぉ!? 僕はね、不真面目とは程遠い神だよ! さっきだってねえ、一仕事終えたばかりなんだから! この後はいっぱい仕事したからたまの休息で宴に行くところなんだよ!?」


「お前のいっぱいの基準はどれだけ低いんだ……大体、お前の言う仕事ってのは、散歩だろうが。しかも週に一度くらいしか行かねえし。宴だって、お前、月に一度くらいのもんだろ? 思いっきり引きこもりでニートじゃねえか。」


ヒキニートってやつか。初めて見たわ。


「一週間に一度散歩すれば引きこもりじゃないしっ!」


「ないしっ! じゃねえよ。まあいいや、話は終わったし、行くぞ。」


「あ、そだ、澄也君に例のモノができた、って伝えといて~。」


「了解。じゃ、エディ、楓、行くぞ。」


「ん……」


「はーい!」


 ◇◆◇◆◇◆◇◆


「ぬぅん、疲れた……」


体が重い。


「大丈夫ですかー?」


「……微妙。休めば大丈夫そうだけど。」


「ちょっと栄養剤買ってくるわ。飲めば多少楽になるだろ。」


「あ、お願い……」


「じゃあ、あそこのベンチで休みましょうか? あそこで待ってますよ。」


「了解、じゃあ行ってくるわ。」


「じゃ、行きましょう?」


「ん……」


その後、エディの膝枕で眠った。……いや、別に希望したわけじゃないから! 確かにさ、真っ白なふとももは肌はすべすべして、柔らかさも適度でめっちゃ良かったけどさ、正直またやってもらいたいけどさ!


 ◇◆◇◆◇◆◇◆


「買って来たぞー。」


「ん……?」


結構寝てたっぽい。直矢が色々抱えてきた。怪しい色の液体の入った小瓶と、アイスクリーム(2人分)だ。


「結構遅かったですね。」


「ああ、ちょっと色々あってな。ほい、栄養剤。これ飲んで元気出せ。」


直矢に怪しい液体を渡される。近くで見ると最早禍々しいともいえる色だった。


「……これ?」


「大丈夫、味は保障する。中身は……ベヒーモスの脊髄と魔法薬草の生薬だったっけか。まあ、まずかないから、飲んでみ? 滅茶苦茶元気になるぞ?」


良くこれを飲んだな……


「……分かった。……うま!? 何これうま!?」


「だろ? 味がいいのが中々見つからなくてな、試飲して回ってたら味覚細胞が死滅するかと思った。」


「マジか……」


なんていうか……いいやつだな、ホントに。


「だからですか。……直矢さん、味覚いいから余計だったですね……」


「だな……まあいいや、とりあえず全部飲んじまえ。」


「分かったー。んくんく……うわ、治った気がする。めっちゃ効くじゃん、これ。」


「あ、でも効力は時間が経つと結構なくなってくるらしいから、そのうちまた辛くなるかもな。そしたら最高神の胸倉つかみに行こう。」


直矢が胸倉を掴む……こわっ!? めっちゃ怖いんだけど!? 元々目が鋭くて、いつも不機嫌そうで怖い感じがあるんだけど、これが怒ったら……怖い! 力もあるから更に!


「まあ、とりあえず見に行きましょうか。楓さんに合う服とか探しましょうよ! 可愛いから何でも似合いますけど、もっと可愛いの探しましょう!」


「えー……服とか姉貴のとかあるからい……くない! よし、買おう!」


このままだと何着せられるか分からないし、エディに姉貴が納得するような服を何着か選んでもらおう!


「まあ、俺はお前らが買うなら付き合うが……」


「そ、そうだ! ついでに直矢さんのも買いましょうよ! いつもそういうのには無頓着なんですから……」


「えー、俺はいいって……」


「そんな事言わずに! まあ、とりあえず行きましょう!」


「まあ、行こうか。」

これから、アリアンローズの応募作に集中したいので、しばらく休ませてもらいます、ホントにすいません! 頑張って応募作書きますんで! 再開はアリアンローズの一次が終わる10月下旬の予定です! もし良かったら応募作の「鍛冶屋として異世界に来たけど、あたしは普通に暮らしたい」を読んでくれると嬉しいです! 初の純情モノ(なのかな?)です!(多分!)


それと、遅れたお詫びとして、明日(あ、日付越えてたw 今日ですねw)もう一回更新します!


本当に自分勝手ですいません!

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