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最高神め……

お知らせを兼ねてる感じなので、予定無視&短めですw

「ううぅ……」


兄貴はとんでもなく速かった。結果、俺はしばらく気を失ってた。壊すぎんだろ……


「……大丈夫か?」


これはな、俺の元々のメンタルが弱かったわけじゃないんだ! 女になったおかげで打たれ弱くなるし、速いの怖いし、兄貴めっちゃ速いし……


「しかし……困ったな……当の本人は爆睡してるし……」


「……もう大丈夫。入ろ。」


顔を上げて言う。


「お、おう。」


「……ん? いきなり顔を背けて、どうしたんだ?」


言いながらインターフォンを鳴らして、開けてもらうのを待つ。


「いや、なんでもない。」


「まあいいけど。ひぁっ! 冷た?! 何これ、雨? 降ってないっぽいけどなあぶぶ……」


水滴が首筋に当たったから、空を見上げたら大量の水が降ってきた……


「だ、大丈夫か?」


言いながら俺を起こしてくれる直矢。


「ん? 何か落ちてきたぞ? えー……『これは、決して最高神の悪戯とかじゃありません、にわか雨です、夕立です、ゲリラ豪雨です。重ねて言い……書きます。これは、絶対に最高神の悪戯とかそういうのと違います。最高神は無実です、関係ありません、疑っちゃ駄目です。』だと。……これ、絶対最高神だ。こんなナメた真似すんのは最高神だけだ。ったく、あいつも迷惑なことしやがる……って、お前……」


直矢が顔を背ける。


「え?」


さっきから何なんだ?


「いや、服がだな……」


「ん? あっ……!」


水で濡れて服が透けてた。真っ白でうっすい生地だからな……顔が耳まで真っ赤になっていくのが分かる。


……何でだ? 多分、女の体になってから一番恥ずかしい。何かもう、恥ずかしすぎて頭が真っ白だ……


「ぁ……その、あんま見ないで……」


「わ、分かった……」


何か超気まずい……


「楓、お帰りー! って、透け透け?! まさかの?! いいわ! いいわよ! ちょっと待ってなさい! カメラ持ってくるから!」


「あ、駄目……」


恥ずかしすぎて声があんま出ない……


「お姉ちゃん帰ってきたのー? お帰りー! って、何その格好?! あれだよ! 可愛いって言うより、エッチな感じがするよ!」


「カメラ持ってきたわよ!」


姉貴がデジカメを持って戻って来た。


「光花お姉ちゃんさすが!」


「ゃ、撮っちゃ駄目……」


目の前を紙がヒラヒラと舞う。


その紙には、『P.S. 楓ちゃんには男の子に身体とか見られたら恥ずかしくなるようにしといたからー』


……最高神、10回くらい死ね!

テストが近いので(一応受験生なんで……)しばらく更新はお休みさせていただきます。勝手ですいません……

復帰は、二週間後、22日です!

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