何も知らない二人
その頃・・・・山の頂上では・・・・・
ザーーーー
ザーーーーーー
もはや台風レベルのバケツに入った水が空から降ってくるような大雨でした。天気予報はここまで降るとは予報していなく、完全に外れている状況でした。
リュウ「しっかし、マジで凄い雨だな・・・・・服がびちょびちょ・・・・・」
乃蒼「・・・・あーでも久しぶりで気持ち良かったぁ・・・・。リュウって結構エッチ上手なんだね」
リュウ「おぉそりゃそうだ、先に相手をイかさないと気が済まないタチでね」
こんな時に滅茶苦茶ドヤ顔のリュウ。
乃蒼「私なんかさ、洋服どころかア〇コまでグチョグチョなんだけど(笑)ねぇ・・・・雨やまないし良かったら2ラウンド目行っとく??」
乃蒼は真面目にエロすぎました。
リュウ「馬鹿なのかお前は(笑)なんだよ、あれだけヤってまだヤり足りないのかよ?」
リュウは絶倫だそうです。昔その事について私に豪語していましたが、性的な経験が豊富な乃蒼が上手だと言うのであれば、それはきっと間違いではなく、本当の事だったと思われます。
リュウ「とりあえず大雨になったから森の方に勝手に来ちゃったけど、柴田や修治達って一体どこ行ったんだろうな」
乃蒼「柴田と和歌なら私達の傍でヤってたのが少し見えたけど、修治達はホントにどこ行ったかわかんないわ。・・・弟さんの事は・・・残念だったけど、きっと修治はここから見える風景を見て回っていたのよ、弟が見たこの頂上の風景を。私はそんな気がする。」
この二人は先程の青年達が我々を襲ってきている事に全く気付いていない様子で、リュウと乃蒼はやむことのない雨を大きな木の下から傍観していました。
リュウ「・・・この雨じゃ動けそうにないな。しばし休憩だな・・・柴田と和歌、修治と早川も、もしどこかで取り込み中であれば、邪魔しちゃあ悪いからな」
乃蒼「ねぇ・・・リュウ・・・・・」
うっとりとした目つきの乃蒼はリュウにキスをして抱きつきました。
リュウ「・・・乃蒼って・・・・・・可愛いな・・・今まで気付かなかったわ・・・・。」
乃蒼「マジで?嬉しい♪でも良かったわ♪私も良かった♪」
まだまだイチャイチャモードが抜けない2人・・・・・。このまま放っておくとエンドレスになりそうです・・・・。
ガサガサガサ!!!
ガササッ!!
暗闇から一つの影が出てきました。
「見つけたぞ・・・この野郎・・・・さっきはよくもやってくれたな・・・・・・」
私が先程和歌に止められながらも、マウントでとことん痛めつけた血だらけの青年が、リュウ達が居る隣の木陰から飛び出してきました。
乃蒼「はぁ?!何?!・・・・誰?!・・・・・うっそ?!・・・・こんな山の頂上まで、人って来るの??!!」
リュウ「違う乃蒼!!こ・・・こいつ!!さっきフェンス前に停車してた軽自動車に乗っていた奴の中の一人だ!!・・・・最初に話した時と雰囲気が違う・・・・・こいつ怪しいぞ!!」
乃蒼「というか、さっきはよくもやってくれたって何よ?!私達何もしてないでしょ?!喧嘩?・・・売られた喧嘩なら買うわよ?!」
武闘派の乃蒼は青年の前に立ちはだかります。
ピロートークを邪魔された乃蒼は青年に大激怒。
リュウは血だらけで出て来た青年に対して、とてつもない不安を感じていました。
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