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絆の行方 Kizuna Destination <魔砲少女ミハル最終譚>  作者: さば・ノーブ
第1部 零の慟哭 戦闘人形編 魔弾のヴァルキュリア 第8章 新世界へ<Hajimari no Babelu>
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新世界へ ACT 13 聖なる哉

帝を付けねらう怪異。

相対するのは、招聘を受けた邪なる者を祓う巫女。


いいや、手渡された蒼き珠に宿った古の魂。

一時の目覚めを齎したのは・・・運命の御子美雪。

蒼き光を伴って現れたのは、古の大魔法使いの魂。

運命の御子、美雪に宿ったのは双璧を名乗る蒼い乃姫ミコトだった。


「これが・・・古の秘法?

 これが日の本に伝わる双璧たる御遣いの魔法なの?」


蒼き光に照らされた蒼乃が畏怖の声を出す。


「この異能が・・・目覚めるのなら」


大魔法使いの異能を授けられた美雪なら、必ずや成し遂げてくれるだろう。


「日ノ本だけではなく、世界の終末を防いでくれる」


古書に記載されていた人類の終末を想い、


「天は回天の使者を贈ってくだされたのね」


美雪こそが、その神子なのだと感じていた。



 ビュウゥオオオォーッ



四隅に設えられてあった珠が唸りを上げる。

突如巻き起こった旋風に、結界が暴れ始めたのだ。


「「おのれ・・・小賢しきは人間共なり」」


唸りを上げる旋風から悪意の言葉が漏れだす。


「「我等の恨みを、晴らさずにはおかぬぞ」」


数体の悪霊が挙って美雪を睨んでいる。

常人には観ることも出来ない闇の中で。


「愚かなりは、そなた等の方だ。闇に堕ち、闇に溺れし者よ」


邪なる結界と化した室内で、古から蘇った魔法使いが言って退ける。


「我が魔砲に拠って滅びたいか?

 己を恥じ、己が運命を享受するか。

 我が前に答えを表せ、我に翻意を示せ」


闇へと最期の通牒を叩きつける。


「だが。宿り主の御子はこうも言っている。

 悔い改めるのなら、罰しはしないと。

 この地より去り、闇へと還るのならば救いの手も差し出そう・・・と」


宿った美雪の温情を汲み、打ち払うだけでは無いとも言った。

だが、帝を呪う怨霊達の恨みは深く。


「「我等の恨みは誰が晴らす?

  我等を非業の死へと導いた罪は、誰が裁いてくれる?」」


「「国を想って戦った我等の想いを、誰が認めてくれるのだ?」」


死しても尚、戦に敗れた無念を晴らそうと呪っているのだ。


「「日和った現皇うつよかみを亡き者にし、開国を迫った朝敵を討つ。

  我等を死に至らしめた外敵を打ち負かし、日の本に安寧を齎すのだ」」


恨みは深く、呪いは悪意を集う。

帝を呪い殺し、次なる天皇には強硬派を据えようと画策している。

それは日の本を混乱へと貶め、やがては諸外国との干戈へと導かれるだろう。


「数多の命が喪われる・・・悲劇しか齎さないと分からぬのか?」


美雪に宿る、双璧の神徒ミコトが言い切った。


「戦に訴えれば死ななくても良い者でさえもが、非業の死を与えられてしまうのだぞ。

 真に国を想うのならば、唯ひたすらに平和こそを祈念すべきではないか。

 恨みを晴らすなど考える前に、大切なモノを守るべきではないのか。

 お前達にも絆を約した者達が居たであろうに!」


双璧なる神徒の<蒼い乃姫>が順々に説く。

怨む前に祈るべきだと。怒りを鎮め、願うべきだと。


「お前達を唆した者は、この世を混沌へと貶めん悪魔と気付かんのか」


魂をも弄ぶ者・・・悪魔が画策したと見切っている。


「私の声が届くのなら、此処より立ち去り黄泉へと帰れ。

 私の魔砲を受けたくなければ、黄泉路へと就き鎮まり給へ」


聖なる言霊が、怨霊達へと投げかけられた。

真に敵する相手を炙り出す為、真に討ち果たすべき相手を晒す為に。



 おおおおぉおぉ~~~ン



吹きすさぶ旋風が治まっていく。

闇の中から怨霊達が一人、また一人と消えて行く。


聖なる蒼き光を浴び、恨みを捨てた魂達が死出の旅路へと就いて行く。

絆を交わした者の元へと。真に守るべき人々の元へと・・・帰って逝くのだ。


怨霊達が消え去っても、闇の結界は崩れなかった。

帝の寝所に貼られてある結界は、その効力を保ったままだった。


祈祷師が張り巡らせた<鬼界覆隠>の術は現存している。

・・・つまり。


「これは鬼界を維持する為の裏祈祷。

 悪意を呼び出し、呪いを増幅する裏陰陽。

 帝位を狙う裏の土御門つちみかどの仕組んだ呪詛」


四周を囲う聖なる勾玉の内部に仕込まれてあったのは。


「てぃ!」


魔砲を以って、それを剥き出しにする。



 バキンッ!



罅割れた勾玉から覗くのは、異界の住人である小鬼ゴブリンの頭蓋。

陰陽師が呼び出せる、邪なる式神が封じてあったのだ。


「これで帝を亡き者にせんと目論んだ罪人が判ったな、蒼乃よ」


結界の外で見守っている蒼乃へ。


「お主の狙いは見抜けておる。

 病を患う帝の快復もだが。

 呪いの元を断つ為に、この娘子を呼び寄せたのであろう?」


蒼き瞳を蒼乃へと向け、細く笑む<ミコト>。


「私の眠りを妨げた罪は、不問とするぞ」


そして、ゆるゆると結界へと顔を向け。


「隠れても無駄だと知るが良い、混沌を欲する悪魔<エルザ>よ」


右手に持った蒼き魔法石を掲げて。


「もはや逃げられぬものと覚悟しろ!」


蒼き清浄なる光で照らし出す。



 カッ!



掲げられた魔法石からの眩い光が、闇の住人を浮かび上がらせる。


黒き姿・・・漆黒に染まる魔女の姿を。


「「おのれ・・・よくも我が謀を暴いてくれたな」」


漆黒の髪がメデゥーサの如く逆巻いている。


「「古に滅んだ魔女の分際で、我に楯突くとは」」


蒼き光に対峙する悪魔エルザから、悪意に満ちる呪いの言葉が吐き出される。


「「我の存在を知られたからには許しておけぬ。

  人間共を貶める計略を知られたからには消えて貰う」」


髪を逆立てる悪魔が本性を現せた。


「ふ・・・諦めの悪い悪魔め」


しかし、巨悪を前にしてもミコトは動じもしなかった。


「滅びを与えられるのが嬉しいようだな」


嘗ては、北面の剣薙だった御遣いミコト。

その偉大なる魔法力を以ってするのなら、魔族の一匹如きは物の数ではない。

但し、古の大魔法使いとして完全復活していたのならば・・・だが。


「ふむ・・・宿り主の御子も、だが。

 まだ完全なる異能には目覚め切ってはおらぬのか」


美雪の姿を借りたミコトの魔法力は完全なモノではなかった。


「素晴らしき可能性を秘めてはいるが。

 まだ真実のあいには目覚めてはおらんようだ」


魔砲と呼ばれる異能ちからを撃ち出せる魔力は備わってはいるが。


「憑代には、魔砲を撃ち出す装備デバイスが必要のようだ。

 嘗ての私と同じように、神から授けられる刃を求めねば・・・」


悪魔を打ち負かすのに必要なモノ。

魔法使いの杖のように、魔力を放てる道具が必要だと言った。


「そう・・・嘗ての私もわがの君から授かった。

 破邪を秘める刃を。あの赤鞘のような物が・・・」


北面の武士に召し抱えられた折に、光の宮から与えられた紅き剣。

永らく光家に家宝として位置づけられていた赤鞘の剣。

戦国割拠の折、行方知れずになっていたが。


「憑代の娘には過ぎた剣だとも言えるが」


皇族でもない美雪が持ち合わせる筈もない。

光家当主でも持ち合わせているか分からない秘宝の剣を、美雪が持参していよう筈も無かった。


「赤鞘よ、今何処に在りきや?」


昔日を想い、嘗ての分身とも言うべき剣を呼ぶ。



「「くはははっ!

  臆したか小娘よ。

  ならば・・・くたばるが良い」」


動きを停めた美雪を見下した悪魔が吠える。


「「死の輪舞ロンド!」」


悪魔から黒い霧状の礫が襲い掛かる。


 ビシュッ!バシュッ!!


「くっ?!」


いきなりの攻撃に、咄嗟に避けたミコトだったが。


 ビリッ!


袴に礫を喰らってしまう。

精神世界の攻撃だと言うのに、美雪の衣服が裂けてしまった。


「「そぉ~れ、そぉ~れ!もっと踊るが良い」」


攻撃の手を緩めない悪魔が細く笑む。


再び襲い掛かる闇の攻撃。

避け続けてはいたが、形勢は不利になる一方。


袖の裾が引き裂かれ、髪が乱れて・・・


「我が君よ・・・今何処なりや」


愛しい人の分身とも言うべき刃を求めた。




・・・と。


「美雪ッ!これを使いなさい」


怨念の渦巻く結界へ向かって、蒼乃宮美陽あおのみやみはるが叫んだ。


「得物なんて持っていないでしょう?」


いつの間にか、蒼乃の手に捧げ持たれていたのは。


「皇家の秘伝書に出て来る赤鞘の剣。

 何年もかけて漸く探し出せた、古の御剣みつるぎよ!」


紅い鞘の太刀。

神の力の込められた、伝説の御剣。


宝剣ほうけんを探し出せたのは神の導き。

 我が兄上様を救い出すのに必要不可欠な刃だと知らされていたから・・・」


「お・・・おおおぉ?!」


歓喜の声が美雪に宿った双璧を誇る魔法使いから漏れだす。


差し出された蒼乃の手にある刃を、美雪に宿る剣の持ち主が受け取った。


「間違いない。

 これこそ・・・我が君から授けられた魔法剣。

 この世に一振りしかない、我が刃!」


柄を握ったミコトの魂が感極まる。


「ああ・・・光の宮様。

 私のこよなく慕う、我が君よ」



 ピィンッ!



ミコトの手に渡った赤鞘が、共鳴するかのように震えた。


「そなたに感謝する。

 我が愛しの君に逢えた気がしたぞ」


手渡した蒼乃へ、感謝の意を告げるミコト。

美雪を憑代とした今は、声に出す事は出来なかったが。


「美雪!今こそ帝を救ってみせて!」


必死に願って来る蒼乃へとまなこで頷き。


「見ておるが良い、我が末裔。

 この刃で邪なる者を討ち滅ぼすのを!」


剣を抜き放って突き上げるのだった。



挿絵(By みてみん)


 キュインンッ!



蒼の珠と赤鞘の剣が共鳴した。


神子の異能と、古来の魔砲が結び合う。

美雪の魔法力とミコトの魔砲が融合した。


「覚えておけ御子よ。

 私の魔砲は闇を打ち破る為に授けられた。

 そなたの異能ちからも、同じく闇を祓う為に在るのだと」


美雪の身体を操り、古の魔砲を赤鞘へ。


「これが・・・聖なる攘夷!」


魔力を撃ち放つ魔砲。

魔法剣へと異能を籠め、瞬間放射に拠り敵を討つ秘術。



 キュウウウウウゥーンッ!


集束される魔法力。

蒼い光の礫が一点へと集まり・・・


「滅びよ!悪鬼」



 ギュワアアアアアー・・・


蒼き光は魔砲の弾と化して。


「斬滅ッ!」


居合と共に、魔砲弾を闇へと撃ち出した。



 ギュオオオオォー!



超絶なる破壊波動が、悪魔を包み込む。


「「ぎぃ?!ウギャアアアアアァッ!」」


悪魔エルザの断末魔の叫びが。


「「おのれぇッ!人間如きが、こんな技を撃てるとは!」」


滅び逝く悪意。消え去ろうとする姿。


「残念だったな悪魔よ。私は既に人では無くなった者だ」


「「なにぃッ?」」


ミコトが最期に正体を明かす。


「私は理の女神に身を捧げた・・・天使だ」


「「てっ?天使だとぉッ?」」


魔法力を使役した美雪の頭上に、黄金の輪が顕れる。


「「馬鹿な・・・そんな馬鹿な?」」


悪魔エルザは、対峙していた者の正体を知り驚愕した。


「「人間に宿ったのは・・・神の御遣いだった・・・だと?!」」


「気が付くのが遅すぎたようだな、悪意の化身よ」


グズグズと崩れ去る悪魔の姿。

最期になって漸く気付いた時には遅すぎたのだ。


「斬滅!滅びよ悪魔エルザよ」


邪悪に滅びを与える蒼き清浄なる魔砲弾。



 ドギュワアアァンッ!



「「ギィヤアアァッ!」」


断末魔の叫びが闇の終焉を知らせる。


双璧を誇った古の魔法使い・・・いいや、天の御遣いミコトが打ち破った。


「私の役目は終えられた」


永き眠りから、一時だけ目覚めさせてくれた者へ。


「次に目覚めるのは、約束の地での戦いにおいてだろう。

 その日までは、まだ少しだけ時が経たねばならない」


自分を目覚めさせた子孫へと呟き。


「この娘も・・・運命に翻弄される。

 憑代となった美雪と言う御子も。

 いずれは約束の地へと向かわねばなるまい・・・」


強大なる魔法力を秘めた美雪に対しても。


「我が師、理の女神の導きにより。

 リィンの居た王国へと馳せ参じねばなるまい」


未来を予見するような言葉を紡ぎ出す。


「そう・・・フェアリアへ。

 約束の地、フェアリアへと」


日ノ本より遥か西。

北欧の小国、フェアリアと呼ばれる国へ。


「フェアリアの地が呼び寄せる。

 異種たる者との最終決戦を控え。

 人の世を終わらせるとされる異形の神との戦を前にして。

 やがては世界を救うとされる神子を生みだす為に・・・」


双璧の魔女とも呼び称えられたミコトが啓示を述べる。

師事していた理の女神から伝えられた啓示を回想して。


「その時、この娘が為すべき事とは?

 二人の御子が齎すものとは?」


蒼乃宮と美雪。

二人の継承者が紡ぐ世界とは?


「時が来れば。

 自ずと分かろう」


神の御遣いミコトでも知り得ない未来。

なぜならば・・・


未来あすは自らで切り開くものなのだから」


運命に翻弄されても、輝ける未来は自らの力で掴むモノだから。


「覚えておくが良い。

 この世界には聖なる者と邪なる者が存在しているのを。

 人に仇為す者が策動しているのを」


悪魔を呼び出した今回の件も、何処かに潜伏する悪意の者に拠り引き起こされた。

それを打ち破るのには成功したが。


「次なる闇は何処かに潜んでいる。

 人の世界を滅ぼさんとする者は、必ず現れるであろう」


次の眠りへと堕ちていくミコトには、手出しが出来ない。

本当に覚醒するまでは、助けに現れることも叶わない。

だから・・・


「理の女神よ、私達に代わり護ってください。

 人の世が滅ぼされようとする時、あなたの力を以って救いの手を」


千年の歴史を観て来たであろう女神へと願った。


「我等の同胞を・・・救い給へ」


人を超越した魔力を持つ者。

人より産まれしきぼうへと。


「絆の行方を・・・見守られよ」


蒼き珠の中へと戻る時、ミコトの魂が祈願した。

人類における最終戦争の日が訪れないように。

終焉の雷が振り撒かれないようにと。

本当の神が鉄槌を下さないようにと願ったのだ。



・・・・・


・・・


・・



吹き荒れていた旋風も、室内に堕ちていた闇も消えた。


静まり返った寝所で、佇んでいた蒼乃宮だったが。


「美雪?」


帝の伏せる寝台の前で、衣服を裂かれた美雪の手から。


 カラランッ


赤鞘の御剣が音をたてて転がり落ちた。


「美雪ッ?!」


瞼を閉じたまま立ち尽くす美雪へと呼びかける。


「まだ・・・入って来てはいけないよ」


応じる美雪が教えたのは。


「だって・・・終わっちゃいないんだから」


ゆっくりと瞼を開け、帝の寝所へと歩み始める美雪。


「終わってはいない?」


闇の気配は感じられなくなっていた・・・が。


「そう・・・まだ。

 まだ、退魔の祓い師としての務めが残ってるから」


蒼き御珠を携えている魔法の御遣い美雪の髪色が、黒髪に戻っていた。



 ファサッ



結い上げていた髪が解け、青味を帯びた黒い瞳で見詰める。


「あたしが此処へ来た本当の理由。

 大切なモノを奪った者への・・・報復」


伏せる帝を見詰めている美雪に、狂気を感じた蒼乃が、


「待って!御兄上様に何をする気なの?!」


思わず質した時。


「津奈御婆様を亡き者とした奴への・・・復讐よ」


懐から快刀を引き抜いた美雪が。


「嫌ッ?!やめてぇッ!」


帝へと刃を向けた・・・


怨敵おんてき・・・懲滅!」


振りかざしていた快刀を・・・



 ザシュッ!



「嫌ぁあああああ~ッ?!」


蒼乃宮の絶叫が寝所を揺るがした・・・

帝を狙っていた怪異は尊によって潰えた。

筈だった・・・が。


正気に戻った美雪は帝へと迫る?!

汽車の中で復讐を諦めた筈だったのに?


蒼乃の悲鳴が寝所に響き渡る!

美雪は本当に刃を突き立てるのだろうか?!


次回 新世界へ ACT 14 未知との邂逅

禁呪を破るのは誰?禁忌の書物からの声が美雪を誘う?!


奇門遁甲の秘術が張り巡らされた空間。

結界の貼られた場所に納められてあるのは?!

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