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第20話 煉獄の底へ③

昨日は投稿できずに申し訳ありませんでした。

 立ちふさがるリヴィエト兵を斬り伏せ、駆け込んだ先にあったのは薄暗い空間であった。



「どっちだ?」



 踊り場から先を伺うと矢や広々とした空間が広がっている。


 アイアースは暗がりに目をこらしつつ伏兵の気配を探ると、背後のフェルミナへと口を開く。



「…………。右ですね」



 そう言ってフェルミナが指し示した先は、たしかに主広間の下部に当たる方角。だが、暗がりが広がり、先に何があるのかまでは分からなかった。



「行こう」




 全員と顔を見合わせて、足元を蹴るアイアース。


 しかし、途端に周囲に閃光が走り、暗がりを一気に照らし出す。




「ちっ!! 一端下がれっ」




 舌打ちとともにそう口を開いたミーノスの言が耳に届く。背後に広がる広間にも灯りがつき、急を知らせる甲高い音が周囲に響き渡り、どこからともなく乾いた音が響き渡り、足元や耳をかすめる飛翔体がアイアース等に襲いかかる。


 慌てて身を投げ出しつつ周囲に視線を向けると、方々から通路や階段が伸びてきており、各区画を繋ぐ連絡路になっているようだ。




「いまだっ!! 討ち、とっ!?」



 そして、間へと現れ声を上げるリヴィエト兵。


 あっさりとティグの戦士による弩で撃ち抜かれ、緩やかに崩れ落ちたが、その背後から駆け寄せてきたリヴィエト兵の手には、案の定件の新兵器にが握られている。



「急げっ!! 踊り場に身を隠して迎撃するんだっ」



 それを見て取り、元来た階段へと駆ける一向。


 空気を斬り裂く甲高い音が耳を付き、弦を弾くような柔らかな音が耳を掠めて行く。



「きゃああっ!?」


「フェルミナっ!?」



 そして、アイアースの耳に届く悲鳴。


 視線を向けると、腿を撃ち抜かれて転倒するフェルミナの姿が目に映る。慌てて駆け寄ったアイアースも肩をかすめたそれに慌てて後方へと飛び退いた。



「くっそっ!!」



 慌てて踊り場へと駆け込んだ二人の姿を一瞥し、ミーノスをはじめとするキーリア達が法術で、ティグの戦士が石弓での反撃を開始し、駆けつけてくるリヴィエト兵達をなぎ倒す。


 しかし、敵も切り札である新兵器を持つ兵を必死に守っており、向こうに決定打があることに変わりはない。


 矢ぐらいならば間違いなく避けられるが、それを遙かに上まる速度で飛来する弾丸を躱すことは非常に困難。



 案の定、実力に劣るフェルミナが負傷したのだ。



「いったん縛ってから法術を。弾は抜けているわ」


「ああっ。フェルミナ、痛いぞっ」


「大丈夫です……ああっ!?」



 フィリスが懐から治療具を取り出すと、アイアースは外套を破いてフェルミナの太ももの付け根を縛り付ける。


 歯を食いしばり、息を荒げながら痛みに耐えていたフェルミナであったが、アイアースのキーリアとティグの力による締め付けは相当なものであったらしく声を上げる。


 だが、それによって、当て布を赤く染めていた出血も徐々に弱まっていく。



「フェルミナ、これを飲んで。サーダさん、ちょっと手を」


「はっ」




 それを確認し、傷を見て取ったフィリスが鎮痛剤をフェルミナに飲ませると、交戦中の女性キーリアを呼びつける。


 彼女は、カミサにてアリアやセイラとともに全軍の支援を担っていたキーリアであり、個人の武勇よりも回復や補助のための法術に優れる。



「フェルミナ、少し待っていろ。フィリス、サーダ頼む」



 そして、フェルミナを水と光の法術によって治療をはじめた二人に任せると、アイアースは交戦中のミーノス等の下へと近づく。


 飛来する弾丸は数を増し、射掛けられる弓矢法術も同様に増えてきている。



「っ!!」



 それを見て取ったアイアースは、床を蹴ってリヴィエト兵の前へと姿を晒すと、無言で火炎を彼らに向けて放ち、勢いそのままに後方へと飛び退く。


 今の一撃でも相当数を屠ったはずだったが、回転しつつ垣間見た先では、新兵器を持つリヴィエト兵は他のリヴィエト兵によって身を呈して守られている。


 現状、実力で劣る彼らがこちらに致命傷を与えるには、あの新兵器のみが頼みなのである。当然と言えば当然だった。



「やはり、こちらを待っていたんでしょうか?」


「確証はなかったんだろうがな。しかし、どうする?」


「フェルミナが言う以上、この先にあるのは間違いないでしょう。あとは……」




 ミーノスの傍らへと着地したアイアースがそう口開くと、ミーノスは行く手を塞ぐ敵兵達を睨み付けながらそう答える。


 実際のところ、風の動きを探れるフェルミナの言を頼る他はなく、それが駄目なら上階へと戻って強行突破するしかない。


 そう思いつつ、周囲を睨むつけるアイアース。


 他の者達も交戦と治療を続けながら、それにならうも、左右からの砲撃がやむ気配は無く。見ると、左方から来るリヴィエト兵はこちらの反撃に対するかまえもとっているが、右方のリヴィエト兵は完全に埋伏しており、姿を探ることが出来ないのだ。




「こうしていてもどうにもならん。一か八か、行くとしようっ」


「ええ。まず、私と兄上の法術で前方を要撃し、一気に駆け抜けましょう。ジル、ミシェル、リシェルは私達とともに」


「はっ!!」




 そして、なおも続く攻撃に業を煮やしたミーノスがそう声を上げると、アイアースもそれに頷き、ジルとミシェル、リシェルの兄弟キーリアに対してそう告げる。



「フィリス、サーダはフェルミナの治療を、ファラとリゲルは、我々の突破を支援してくれ」


「はっ!!」


「殿下っ、私は」


「……支援部隊は、半刻ここで耐え、我々が戻らなければ地下へと下って飛空部隊と合流し、脱出。よいな?」




 そして、残った5名に対してもそう命じたアイアース。サーダと二人のティグの戦士は短く応じるが、フィリスは凛とした視線をアイアースに向け、それに対して抗弁しようとし、フェルミナは目を見開いてアイアースに対し、悲しげな視線を向けてくる。


 だが、アイアースは静かに彼女達を見据えると、声を落としつつそう告げる。


 一切の反問は許さない。言外にそう告げたアイアースは、なおも何かを言いたげな表情を浮かべる二人に背を向け、通路を睨む。




「いずれにしろ、誰かが戻らねば、敵の猛攻を受けているルーディル達も全滅だ。分かってくれ」




 そして、フィリスとフェルミナの無言の抗議を受けるアイアースに成り代わり、ミーノスもまた静かにそう告げる。


 敵地に強行突入してきた以上、脱出の手段は残さねばならない。だが、進入路は一つしか無く、すなわち脱出路も一つだけなのである。


 今は、ルーディルをはじめとする生き残りの竜騎士や数人の兵士達がそこを守っているが、内部に侵入した自分達を逃さぬためには、そこを塞ぐことが第一。相当な敵戦力が殺到しているはずだった。




「殿下っ!!」



 そして、ミーノスの言を受けたフィリスが、静かに声を上げる。


 それを受け、振り返ったアイアースは、目元に涙をためる両名に対し、正面から向き直る。



「……ご武運をっ」



 声を震わせつつ、そう告げたフィリスに対し、アイアースは静かに頷くと、ゆっくりと目を閉ざし、右手の刻印へと意識を集中させていった。



◇◆◇◆◇



 眼前に設置された投影画面では、要塞各所や原野での激しい戦いの様子が逐一送られてきている。


 善戦していると言えるのは原野での激突であり、精鋭たるパルティノン軍を相手に確実に戦力を削っている。


 その中心にて指揮を取るのは、ロマンとアンヌ。


 両者ともにスヴォロフに見出された門下生であり、若いながらもその才を開花させつつある。


 しかし、元々数で勝るこちら。パルティノン側の奮戦も巨大と言えた。


 連戦続きのパルティノン本隊は守勢を中心にしているが、増援として現れたオアシス軍の動きは、パルティノン本隊に勝るほど。



 先頭に立って指揮をしている人物も、巧に味方の被害を減らすような用兵をしている。



 要塞内部に目を向けると、集積場と各動力機関部へと続く通路にて激しい戦闘が続いている。


 集積場はパルティノン側の脱出地点と言うこともあり、底を守る竜騎士をはじめとする飛空部隊の奮戦が目立ち、各通路では、敵キーリアやティグ族兵の猛攻でこちらの兵士は一方的な蹂躙に晒されている。



 自爆によってキーリアにダメージを与えようとする兵士も増えているのだ。


 外へと目を向けると、外縁部に取り付いたパルティノン飛天魔部隊が、中規模砲台からの攻撃を一身に引き受け、徐々に数を減らしている。


 だが、彼らがその場から去れば、中砲台が地上の部隊を狙うことは明白。危険であれど、その陽動は十分になっているのだ。



 そして、今、主要機関部へと向かう五人の男。



 その先頭を並ぶように駆ける青年の内、頭部に耳を生やしたややあどけなさの残る青年。


 彼が如何にして自分の前に現れるのか。それが、今のツァーベルにとっての最大の興味であった。



「陛下……」


「ヴェルサリアか。休んでいろと命じたはずだが?」



 そして、そんなツァーベルの背後に立つ女性。


 先頃、クルノス盆地での戦いの際に敵キーリアの攻勢を受けて負傷した総参謀長、ヴェルサリアである。


 今回の戦に際しても、重傷を負っている彼女に出番などはなく、私室にて治療に当たらせていたのだ。


 しかし、今の彼女の表情は、一つの決意に満ちあふれている。




「お許しください。そして、私に出撃命令を……。“自分を守り、パルティノンを討て”と御命じください」


「何故だ?」


「大いなる脅威が迫っておりまする。身命に変えましても」


「必要無いと言ったら?」


「…………今際の際の願いでございます。何卒っ」



 そして、そんなヴェルサリアの懇願に、ツァーベルは自身の背後立つ、白き彫像へと視線を向ける。



「お前もまた、俺の前から消えていくのか?」



 静かにそう口を開いたツァーベルの言に、ヴェルサリアは無言で彼に歩み寄ると、その背に顔を埋める。



「お許しください。ですが、お母様が選ばれたように、私もまた、陛下を……」



 そう答えたヴェルサリア。そんな彼女に対し、ツァーベルはなおも長蔵に視線を向け、口を開く。



「お前を、ヤツの代わりにするつもりはない……。だが、どうしてもそれを望むのならば」



 そう言うと、ツァーベルは言葉を切る。




「皇后の座は空位だ。そして、そこに据える用意はある…………今だけは、女ではなく姉として、上官として、妹を助けてやれ」


「っ!? ははっ」




 そして、なおも声を落としつつそう告げたツァーベルに対し、ヴェルサリアは、片膝を付いてそれに応じると、ゆっくりと彼の脇を通り抜ける。


 そんなヴェルサリアの腕を掴み、驚く彼女に口づけをしたツァーベル。それは、言外に死ぬことを彼女に対して告げていたのである。



 そんな二人の姿を、白き彫像は柔らかな笑みを浮かべたまま見つめていた。



◇◆◇◆◇



 鼓動がその場を支配していた。


 フィリス等の援護を受け、主要機関部へと辿り着いたアイアースが思ったのは、それであった。


 通路抜けた先は、それまでの区画とは一線を隔し、青白い神秘的な光り包まれた空間がそこにあり、周囲を支配する光りは中央に位置するそれによって照らされている様子だった。



「これが、敵の動力源か……」



 静かに口を開いたアイアース。


 眼前に位置するそれは、巨大なクリスタルのようなそれであり、刻印と同様に様々な光を放ちながら、ゆっくりと蠢いている。


 それは、まさに浮遊要塞の心臓であり、その鼓動が周囲を支配している。



「っ!? 殿下、お下がりをっ」



 そんな時、背後のジルからの声。


 驚き視線を向けたアイアースは、彼によって思いきり後方へと引き寄せられる。


 すると、先ほどまで彼の立っていた場は、乾いた音と跳ね上がる弾丸によって支配され、今彼らが身を隠した通路口にも弾丸が殺到している。



「くそ、ヤツ等にはどれだけあの武器を持っているんだ?」


「数も多い。主広間から、一気に殺到しているのだろう」



 弾丸が頬をかすめる中、ミシェルとリシェルが敵を睨みつつ、そう口を開く。先ほどまでの部隊には、ごく少数の兵士が所持するだけであったが、今、主要機関部に殺到している兵士達は、ほぼ全員がそれを所持している。


 そして、少しでも姿を見せれば、豪雨の如き弾丸が降り注いでくる。



「くそっ!! 調子に乗りやがってっ!!」


「待てっ!! アイアースっ」


「兄上?」




 身を隠しつつ、こちらへと砲口を向けるリヴィエト兵達を睨んだアイアースは、腕に赤き光りを灯しはじめる。


 しかし、それを見たミーノスが慌てて止めに入る。



「見るからに刺激を与えたらまずそうな代物だ。法術は控えるんだ」


「では、どうやって?」


「ミュウから一応の手段は預かっている……。そのためには、俺があそこにまで行かねばならん」



 そう言って、ミーノスは小袋をアイアースの眼前へと差し出す。


 恐らく、ミュウお手製の召還札や器具が入っているのであろう。使用方法を知らぬアイアースは手を出すことの出来ぬ代物だった。


 そして、動力源に視線を向けると、クリスタルの周囲はなんらかの伝導官が張り巡らされており、それらの付近ならば身を隠すことは難しく無さそうである。



「わかりました、では、我々で」


「ああ。だが、アイアース。お前が行くところは別だ」


「っ!? まさか、戻れと言うつもりですかっ!?」



 そして、ミーノスの意図を察したアイアースであったが、当のミーノスの口からは、アイアースにとって思いがけない言葉が紡がれる。


 しかし、彼らとともにいかぬのであれば、ここまで同行してきた意味はどうなるのか。


 そんな思いが、アイアースには浮かんでいた。




「そうじゃない。アレを見ろよ」



 そんなアイアースに対し、一瞬の苦笑を浮かべたミーノスが、尚もこの場に殺到してくるリヴィエト兵達を指し示す。


 そして、その指先には、彼らがやってくる通路の入り口があった。



「兄上?」


「どのみち、ここを破壊しても、ツァーベルが生きている限り、リヴィエトはパルティノンに向かって来る。そして、ツァーベルを討てるのはお前だけだ」


「っ!?」


「殿下、我らも傷を負い、助力はすでに叶いませぬ。ですが、我々が勝利を得る機会は、今しかないと思われます」


「ともに戦っていただたこと、我らのような下位№に取っては過ぎたる栄誉。ですが、これ以上は」


「二太子殿下はなんとしてもお守りいたします。殿下」




 そんな四人の言にアイアースは、言葉を紡ぐことが出来なかった。



 アイアース自身も刻印の使役で肉体は大きく消耗しているが、すでに自分の肉体は人としてのそれではない故、傷もほぼ癒えている。


 だが、彼らはそこまでではない。


 人間を越えたキーリアであれ、回復手段には限界があり、ここまで激しい戦いに身を委ねてきた彼らの肉体は、ほとんど限界を迎えているのだ。




「兄上……あなた達は…………」




 ここで死ぬつもりですか?


 そう口にしかけたアイアースであったが、ゆっくりと肩に置かれたミーノスの手に、思わず口を閉ざす。




「アイアース。今更ながら、再会の時は悪かったな」


「兄上?」


「お前をまだ子どもだと嘲り、大人げない事をしちまった。でも、あれから半年しか経っていないのに、お前は俺より遙かに先にまで行ってしまった」



 そう口を開いたミーノスの表情。


 それは柔らかな笑みが浮かんでいるが、その先にある覚悟もまた、静かに燻っているように思える。




「だからこそ、お前は自分が為すべき事を為すべきだ。むかしから、お前は我慢ばかりしていたからな」


「……兄上」


「そして、俺は俺の為すべき事をする。行くぞっ!!」


「はっ!!」




 そして、そんなミーノスの態度に唖然とするアイアースに、軽く微笑んだミーノスは、三人とともに動力源へと向かって駆け出す。


 咄嗟のことであり、反応に遅れたアイアースであったが、四人に降り注ぐ弾丸の雨に視線を向けると、そちらに気を取られたリヴィエト兵に向かって、小型の火球をいくつも放つ。


 ミシェルとリシェルもそれに倣い、お互いに水と風の法術を放ちながら駆け抜け、ミーノスを先頭にする四人は、動力源付近の死角へと入りこむ。



「行け、アイアースっ!!」



 そんなミーノスの声がアイアースに耳に届き、ジルやミシェルとリシェルもまた、アイアースのみを案ずるように視線を向けてくる。



 一瞬、思考が停止する。



 自身を見つめる視線を受け、アイアースの脳裏には、彼らが願う未来の姿が静かに浮かんでいるのだった。



 それは、人々が幸せに暮らす未来。



 思えば、自分と同様に、彼らもまた平穏とは無縁の人生を歩んできたのである。だが、その平穏な未来に彼らの姿はない。


 そして、自分がその平穏を生きることは叶わずとも、この地に生きる人々がそこに生きることが出来ればそれでいい。


 そんな思いがアイアースには届いてきたのである。そして、それこそが、彼らがキーリアとしての過酷な人体実験を生き延びることの出来た理由でもあるのだった。




「っ!?」




 そんな思い受け、目を見開いたアイアースは、目元に浮かんだ何かを払いのけると、歯を食いしばって地を蹴り、今もなおミーノス等へと向かって砲撃を続けるリヴィエト兵に向かって跳躍する。


 動力源へと取り付いたミーノス達は、彼らにとっては絶対に排除するべき敵であり、一部を残して彼らを攻撃するべく広間へと向かっていたため、数は確実に減っている。


 そして、アイアースの姿に気付いたリヴィエト兵を驚愕の表情を浮かべたままに首を弾き飛ばすと、アイアースは尚も殺到してくるリヴィエトへとの列へと突っこんでいく。



 その姿は、もはや人間を越えたキーリアのそれを凌駕し、獰猛に戦いへと身を投じる白き猛虎であった。

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