表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方魔人黙示録  作者: 怠惰のあるま
魔王降臨!!!
99/204

真実

消えたアルマもとい乗り移ったグースを捜索のために地獄に向かったパルスィ。他のメンバーは博麗の巫女達に伝えに行った。

地獄に着くと三途の川で待っていたかのように映姫がいた。


「やっと来ましたか」

「映姫がいるってことは要件はわかってるってことでいいわよね?」

「ええ、相変わらず運がないですねアルマは」


そう言うと二人は昔を思い出したように笑った。


「全くね。これで幽香がいれば全員が揃うのに」

「幽香には別件を託しました」

「別件?」


映姫はグースの過去の行いを見て気になることがあったらしく小町に頼み幽香に別件を依頼したのだ。


「気になること?」

「グースの能力は【体を乗っ取る程度の能力】。過去の行いを見ましたがこの能力は一回しか使っていませんでした」

「その使った相手が気になるってこと?」

「はい。能力を使った相手は聖白蓮です」

「え・・・・?」


その頃、幽香はちょうど命蓮寺に着いており、聖と豊聡耳がいる部屋にいた。


「またお邪魔してごめんなさい」

「気にしないでください。それで話とは?」

「アルマ、いえアルマの体が乗っ取られたわ」

「魔王の息子が!?」

「それで聖白蓮あなたに聞きたいことがあるの」


聖は怒りを抑えきれないといった表情であり、近くにいるだけで肌で怒りを感じるほどであった。


「私の息子を・・・・」

「あなたの子じゃないだろ?それで聖に聞きたいことって?」

「グースという男にあったことがあるかしら?」

「!!なぜその男を?」

「やっぱり映姫が正しいってことね・・・」


幽香は浮かない顔をしていた。

パルスィは映姫の言った言葉を信じれていなかった。


「本当なの映姫!?」

「はい。しかもそれは聖白蓮が封印される前です」


聖白蓮は幽香の言った言葉に違和感を覚えた。


「映姫が正しいとはどういうことですか?」

「あなたはグースと出会い能力を使われ身体を乗っ取られた。それは封印される前」


「待って映姫!じゃあグースは!」

「ええ、そうよ」


幽香と映姫はほぼ同時刻のタイミングで言った。


『グースは聖白蓮になりすましアルマの父親を殺した』



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ