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31 始祖VS魚、景品は





 都市の方から遠目に、レーテが毅然と歩いてくる姿が目に移りこむ。


 その姿はいつも通りな筈なのに、何度見ても美しい所作に、相変わらず綺麗だと思わず溜息が出てしまうそうになるほど関心してしまう。



 そんな事を考えているリアは初めて眷族を創るならどういった存在がいいか、については未だに答えが出ずに居たが、ふっと腕の中で固まっているアイリスを見て思い出した。



(ああ、そっか。私の血は濃いから、眷族化させる場合は必ず成功すると思っちゃ駄目よね)



 始祖スキル【高位眷族化】は眷属化の確率が通常より低い代わり、高位階位になりやすいといった特性だったはず。


 つまり失敗(イコール)死。


 気に入った子を死なせるなんて嫌だし、その事も念頭に置いて置かないとやらかしそうで怖いわ。



「ただいま戻りました。お待たせしてしまい申し訳ございません。種は蒔いて来たので戻ってくる頃には減らされた人数も補えるかと思われます」



 目の前まで来ると丁寧な所作でリアに視線を向け、その後少し下にずらすと、僅かにその動きを止めるも何事もないように報告をはじめるレーテ。


 減らされた、という事は以前にもレーテはあの都市で眷族を創ったことがあるということだろうか。

 だとしたら、彼女のアイリスの元に居ながらも博識なのはそういうことなのだろう。



「ご苦労様、レーテ。頼りにしてるわ」



 彼女の仕事ぶりに満足し、微笑みを浮かべながら労うと頭の下から声が聞こえた気がした。



「あ、あの……お姉さま? そ、そろそろ、放していただければ……その、えっと」



 今にも空気に溶け込んでしまいそうなそんな声。

 大人しく抱きしめられていたアイリスがその可愛い顔を真っ赤にして抗議の声を上げる。


(あら、忘れてたわ。あまりにも心地よすぎてすっかり体の一部と化してたよ。うーん、離したくないけど……仕方ない)


 本当は放したくないリアだったが、無理強いも良くないと思い、名残惜しくもがっちりと掴んでいた腕を解くのだった



「ごめんなさい、貴方があまりにも気持ち良いから、つい」


「い、いえっ、その……また、ティー様の背とかであれば……」



 お気に入りの物を手放したように心には憂鬱な雲がかかったリアだったが、アイリスの一言によってその心にはまるで、真夏の太陽がギラギラと差し込むような心境へと一変させるのだった。



「それじゃあ、行きましょうか」


 本人からの許可も出た事でリアは早かった。


 内心、早く早くと急かす内なら自分を必死で抑え、それでも溢れ出してしまうアイリスとレーテへの愛は未だ止まるところを知らない。


 ただ、押さえ込むのには限度があったらしく、リアの表情は何をしても許してしまいそうなそんな聖母のような微笑みを浮かべてしまっていたのだった。

 

「え、あっ、はいっ!――「アイリス様、私がお運び致しま――」貴方まで、何言ってるの!?」



 何やら後ろで賑やかな鳥の囀りが聞えてくるが、それは心を穏やかにする音以外の何物でもない。


 鼻歌交じりにティーへ飛び乗り、続いてアイリスとレーテもその背に乗るのを確認すると。

 リア専用シグナルである《上昇》をティーに指示するとその視界はぐんぐんと昇っていくのだった。







 それから飛行すること、一時間ほどだろうか。

 まだ、夜明けが来る気配は見えない夜空を見てそう判断する。



「……そう、じゃあ貴方が何故、都市まで移動してたのかはわからないのね」



 リアは一人だけティーの背中から頭部へと移動しており、向かい風を背に白いドレスコートと腰まで届いた長い銀の髪を靡かせて呟く。


 視線の先にはドアップで視界に移りこむティーの眉間。

 『思念伝達』によって、どうしてティーがイストルムの正道を塞いでいたのか問いかけてみたのだ。


 返ってきた答えによってわかったのは2つ。


 『わからない』『甘い匂い』この2つの思念だけは強く感じられ、それ以外となると幾つもの思念が混ざりあい、まるで塗りつぶされるように読めなくなってしまうのだ。



(わからない、ってことは気づいたらあの場に居たってことよね? それに匂い……私には何も感じなかったけど、動きたがらないこの子ですら引き寄せられる何かがあるのかしら?)



「わかったわ、そのことに関しては不問にする。 ――でも、あそこで咆哮する必要はなかったと私は思うんだけどどうかしら?」



 そう言って額を当て、私少し怒ってるよ?とティーに思念を伝える。

 返って来たのは酷く慌てた感情で、飛行させる身体を大きく揺らすほどの強い動揺。



「ギュルルルッ!? ッ! ギュッ!」


「っとと、落ち着いて、わっわかった、わかったわ! 今のは私も悪かったわ、もう……貴方も大変だったね」



 慌てふためいた様子で暴れ始めるティーの頭を優しく摩る。


 眼前には揺れた瞬間に超高熱のねじ巻き角がリアへと迫り、うっかり焼かれそうになったが、咄嗟の反応で身体を逸らし上体すれすれで回避する。


 間接的に自分が悪いとはいえ、内心この世界に来て一番命の危機に晒されたと感じ、思わず苦笑が漏れてしまう。


 目の前のこの竜は、どれだけ可愛くても自身(リア)を殺しうることのできる存在だと改めて認識するのだった。



 背中の方へ目を向ければアイリスもレーテももがき揺れたティーに慌てた様子を見せはしたが、その鱗や甲殻に身体をしっかりと引っかけ、海に落ちるなんてことはなかったようだ。


 まあ、彼女たちが仮に落ちたとしても【変化】で戻ってくることは可能だから、特に心配はしていないわけだけど。


 そんな様子に胸を撫でおろすリアは改めて眼前に広がる世界に目を向ける。


 視界いっぱいに何処までも続くかのような黒い水面が広がる世界。


 深夜で太陽の存在がないからか、海は漆黒に染め上げられ、どこからか洩れる光にそんな水面をキラキラと不気味に反射させていた。



「そろそろ夜明けかしら……。 ティー、後もお願いね」


 そう言い渡し眉間にキスを落とすと、リアは軽快な動きでティーの長い首をつたり背中に座る二人の方へ戻っていく。



 二人はリアが頭部からこちらに渡ってくることに気付き、振り返ったアイリスが驚いた様子で寄ってくるのだった。



「お姉さま! 今の揺れは……ティー様に、何かありましたの?」


「ううん、あれは私が少し叱っちゃったからね。もうお説教は終わりだから、大丈夫よ」



 そう言うリアの言葉に、きょとんとした反応を見せ、何かを思考するように視線を空に向けるアイリス。


 一拍子ほど経つと思い至るものが想像できたのか「ああ、そういうことですか」と眉を顰め苦笑いに苦情を漏らすのだった。


 アイリスの後方で話を聞いていたレーテも納得したように、目を瞑りながらコクンと頷き沈黙する。



 やがて、本格的に夜が明け始めたようで遥か地平線の先からメラメラと感じる太陽が姿を現し、ティーの背中にいる吸血鬼PT(リアたち)を滅しにかかるのだった。


 といっても、3人とも日の下での活動は可能であり、リアとアイリスに関しては自然回復(リジェネ)とあらゆる耐性の微弱体化(微デバフ)がかかるだけだった。


 レーテに関しては、リアの渡した指輪装備《日除の指輪Ⅴ》によって日光効果を9割カットしてくれることによって特に心配はしていない。




 滅されることはないにしても、―― 前世(ゲーム)であれば平気だったが――転生してからは、本能的に照らされ続けるのは鬱陶しいという感情は湧いてくるようになった。



「はぁ、あとどのくらいで中央大陸かな。あまり長居はしたく―――、あれは?」



 リアは不満を漏らしながらキラキラと光り輝く水面に目を向けていると、ある一点に視線を止め確認するかのように口ずさむ。


 そんなリアの言葉に反応を示したアイリスはティーの背から若干身を乗り出し、視線の先をキョロキョロと見渡すとソレを見つけたようだ。



「船、ですわね。あれがどうしましたの? ……んっ?」



 初めはただの船だと興味を失いながらも聞いてくるアイリス、だがすぐに彼女も気づいたようだ。



 視線の先、海面の上には早朝でまだ日の目が出たばかりだというのに大船が3隻、トライアングルな陣形を組んで進航していた。


 それらの造りは一目見てわかるほどに緻密で堅牢な造りをしており装飾もどこか凝っていることから、それなりの人物が乗っているというのも予想できる。


 だが、3隻の内1隻は甲板の大半を拉げさせ、2本あった筈のマストも綺麗に全てへし折られている。

 残り2隻も1隻ほどではないにしろ、所々装甲に傷がついており、マストの先端などが欠けていたり破られたりしていた。


 妙な静けさが海に広がる中、遠目にでも船の乗員が慌ただしく甲板を走り回り、何かの対処に急いでいるのが見て取れる。



「ティー、ちょっと止まって」



 リアはティーの背中をリズムよく叩き、空気が破裂するような破壊音と微量の風圧を生み出しながら《停滞》の指示出す。


 ティーはすぐさま飛行の減速を始め、若干過ぎてはしまったが海面からそれなりに離れた所で空中に停滞してくれる。



 すると視線を向けようとした方向から、大波が打ち付けられたような大量の海水が弾けた音が鳴り響く。


 見ればそこには海面から姿を現した大船と同規模か、もしくはそれ以上に巨大な海竜が姿を現していた。



海 竜(シーサーペント)、にしては大きいわね」


 (最近見てなかったけど、あんなサイズだったっけ? あれ、ネームドかな。 ……思い出のより数倍大きい気がする)



 視線の先では青黒い鱗に覆われ巨大な紅背ビレを生やした海竜が、その巨大な尻尾で拉げて機能していなかった大船を中心から真っ二つに叩き折る姿が見えた。


 水飛沫が大船を覆う程の規模で飛び散り、大破した船からは乗員と思わしき小さな点々が海面に広がる。


 残った2隻は船に備え付けの大砲を放ち、甲板に出てきている乗員からの魔法やスキルなどによる遠距離攻撃によって海竜によって猛攻をしかけるも。


 海竜によって引き起こされる大津波や海水を操って螺旋状のアーチを幾つも発生させてることによって、目標に直撃してるのは全体の数割も無い様に思える。


(つまり、あまり意味はないということ)



 眼下で広がる戦闘、海上戦というここ最近見ていなかった戦闘に少しばかりわくわくしながら見ていたリア。


 そんな彼女の横でティーの突き出た甲殻を椅子代わりにして座るアイリスはその瞳をキラキラと光らせ、楽しそうな表情を浮かべた。



「まぁ! 虫と魚の戯れですわね、退屈しのぎには良い見せ物になりますわ」



 次いでレーテは冷たい瞳で見下ろしながら、興味がないように瞳を静かに閉じて淡々と口に出したのだった。


「沈没するのも時間の問題かと思われます」



(まぁそうよねぇ、あの様子じゃジリ貧だろうし。あっ)



 レーテの言葉に同意しながらも海上戦から目を逸らさずに居たリア。


 そんな彼女の目には遠目に、おそらく全体の指揮を執っていたと思える男が破壊された船体の飛び散る破片で大きく負傷するのが見えた。



 同じ場面を見ていたのであろう。

 アイリスは楽しそうな笑みを引っ込め、今度はつまらなそうに既に興がそがれた様子で口ずさんだ。



「……はぁ、もう終わりそうですわね。見せ物としては微妙でしたわ」



 興味がなくなったのか、ティーの甲殻に背を預けるとローブを深く被り直す。

 そんな言葉が聴こえながらもリアは視線を変えずに壊滅しかけ、3本あったマストの2本が折れかけた状態の船を見下ろす。



 指揮官の負傷により戦線はガタガタ、動揺と混乱が広がりもはやそれは戦闘ではない。

 あるのは海竜による一方的な蹂躙。


 余裕のある戦闘員は絶えず海面に姿を見せる海竜に攻撃は続けるもさして効果がある様には思えない。

 普通に火力不足、レベルと装備、いや全てがおざなりなのだろう。



 そんなことを考えながらリアは終わりが見えている沈みゆく大船を見続けていた。



 すると……。

 一番大きな船、指揮官らしき男が乗船していた船の中から、その場には不釣り合いな恰好をした女性が飛び出してきたのだ。


 リアの眉がぴくっと反応し、未だ暴れ続ける海竜そっちのけでその女性へと視線が注がれる。



(え、なにあの子。あの指揮官の助手? いや、というよりは娘……かな。前世(まえ)の私とそう年齢は変わらない気がする。危ないよぉ、そこから離れてー)



 軽快な服装、花柄の刺繍が施されたレースの着いたワンピース。

 どう見ても防御性能皆無であり、見た感じからしてその動きは戦いを生業にするものの動きではない。


 何故、そんな船に乗って居たのかは不明だが、本当に見た目通り良い所のお嬢さんなんだろう。



 海上の戦場でありながら一際目立つ、水を含んだような長い白髪。

 それは負傷者で溢れかえり、木くずが飛び跳ねる甲板の中を駆け抜けるように揺れ動かし、やがて負傷し数人が募っている場所へと辿り着く。



 船内の何処からか見たのか聞いたのか、負傷した男が心配で居ても立っても居らず飛び出してきてしまったのかもしれない。


 正直、共感はできないが、あの子が心の優しいお嬢さんなんだということはわかる。

 だが、そんな悠長な場面ではないのは明白なわけで案の定、海竜が人が集まりだした指揮官の居る周辺へと狙いを定めたのを感じた。



(あんな綺麗な子をやるなんて正気かな? 海竜(あなた)があの子を殺すなら、私があの子を貰うわ!)



 リアはティーの背中から一歩、空へと続く端へと足を進め振り返る。



「ちょっと行ってくるわ、ここで待ってて頂戴」


「え? あ、ちょっ、お姉さま!?」


「リア様……? なにを」



 いきなりのリアの発言に理解が追い付かないアイリスとレーテ。

 何を考えて途端にそんな行動にでたのか、理解する間もなくリアはティーの背中から大海へ向けてダイブしていったのだった。




(他のはどうなっても良いけどあの子は私が貰う! それまで耐えなさいよ、乗組員(肉壁)ども)


 激しい向かい風に銀の髪を靡かせ、海面が目と鼻の先に見えた時、リアは【万能変化】にて白い蝙蝠へとその姿を変える。


 これは吸血鬼種の種族スキルであり、通常は【変化】であるが真祖や始祖となると【万能変化】となる。

 効果は様々な上昇を得るが、目ぼしい変化としては蝙蝠のみか、動物全般という違いだろう。



 リアはその全長を160cm程の身長から、横幅含めず30cmに満たない蝙蝠の姿へと変えると、空中でスピンターンする勢いで反転し蝙蝠とは思えない飛翔速度で海戦上までの道のりを駆け抜ける。


 その姿は規則性のないパタパタとした飛び方などではなく、どちらかと言えば鷹や鷲のようなグライダーの様に重力を利用した真っすぐな飛翔。



 視界に映る大船との距離はぐんぐんと縮まっていき、その全容を遠目で見た想像よりも巨大なものへと変化させていく。


(海竜は……っ! その子を食べるのは私よ!)



 重力に従い徐々に高度を下ろし、やがて海面すれすれな状態になっていたリア。


 既に出来上がっている風向きを高ステータスの数字に物を言わせ、無理やりに切り替えて急ブレーキをかけるとそのまま体を捻り反転、アクロバティックな動きで上昇気流に乗るように空中を駆け上がる。



【万能変化】解除



 途端に人型に戻ったことにより、軌道を安定させる翼がなくなり空中に投げ出されるリア。

 黒ローブを靡かせながら身に纏い、まるでスローモーションの様な世界になった空中でリアは眼前に広がる光景に顔を顰めた。



 海竜は海上からその巨大な尻尾をピンッと立てており、今にも振り下ろそうとしているのが見て取れる。


 そして、その視線の先、そこには指揮官の様な男の下に集まった数名の何かと、白髪の綺麗なお嬢さん。


 数秒後には一寸の狂いもなくそれは叩きつけられ、拉げて砕けた周囲の船の様になるのは誰の目から見ても明白。



「人の物に手を出すなんて、なってない魚だわ!」



 リアはいつもの様に指先――ではなく、手首を口元に持っていき牙で皮膚を千切る。

 手首からは指先の時とは比べ物にならない量の血が溢れ出し、手元のローブを鮮血に染める。



【壊血魔法】―――"断罪ノ血剣"



 魔法の発動により、止めどない血が溢れ出しローブや手元を赤黒く染めていたものが、まるで宙に溶け出すかのようにひとりでに空中へと収束しだす。


 血が滴っていた箇所には元の清潔が戻っており、リアの周囲には身の丈よりも大きな赤黒い大剣が6本切っ先を標的に向けて停滞していた。



 海竜は既にその巨大な尻尾を振り下ろしており、数秒後には甲板を潰し、叩き折り、後に残った海面には数えきれない木くずと死体を浮き上がらせることだろう。


 だが、それはこの場で邪魔をする者、もしくはこの場に置いては絶対的有利な、場を支配している海竜に勝るものが居なかった場合の話。



「魚は海に、還りなさい!!」



 見下ろす先、愚かにも美しい女性(リアのもの)を無意味にも殺そうとする雑魚に向け、空中に停滞させていた赤黒い大剣を無慈悲にも発射させる。


 数本の大剣は発射と同時に大気に振動を響かせ、時間の隙間を与えない速度で雑魚の鱗へと次々に衝突するが、抵抗などまるで感じさせない様子でその巨体を何重にも両断する。


 だが、海竜の肉体強度では大剣の勢いを収まるにはあまりにも力不足だったらしい。


 赤黒い大剣は巨体を両断すると海面へと突き抜けていき、着水と同時に張り裂けるような衝撃音を鳴り響かせ海上に十数メートルはありそうな水柱を数本創り上げた。



 数秒に続く水飛沫が止み、収まる気配の見えなかった海面が落ち着きを取り戻した頃。



 リアはコトンッとヒール音を響き渡らせながら、甲板へと足を付けるのだった。

戦闘も、百合も、暗躍も、描きたいものがたくさんです。

そして百合は最高なのです(*´-`)


※2025.6.7.改稿

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― 新着の感想 ―
[良い点] へへっ、強い人が無双するのも、暗躍するのも、その影響に巻き込まれる人の反応を見るのも百合の次に大好きだぜへへっ 続きが楽しみだァ......
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