表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊樹のエルフは働かない  作者: るーるー
魔王、遊びにくる編
373/429

エルフ、起きて寝る

 

 おかしい、寝てたのに体が痛い。

 起きてから、と言ってもいつ寝たかわからないんだけどもなんか体の調子が悪い。

 魔力は全く回復してる感じがしないし、やっぱり体を動かすだけでも痛い。


「なんで痛いの?」


 ベッドから起き上がり体の調子を確かめながら私は首を傾げる。

 覚えている最後の記憶は確か寝ようとしていた時にサロメディスが来て蹴っ飛ばした瓦礫が頭に直撃したとこなんだけど。それ以降の記憶が全くないなあ。

 あれ、よく思い出したらこの部屋確かかなりボロボロに壊されていたような気がするんだけど今は元通りになってる。精霊さん達が直してくれたのかな?


『あ、いるぜ』

『めがさめたー?』

『たんこぶなおった?』


 記憶を思い出そうとしていると私が起きたことに気づいたらしい精霊さん達が私のいるベッドの周りへと集まってきた。


「目が覚めたけど体が痛い」

『あーきんにくつう?』

『まりょくつかいすぎ』

『ひととしてのげんかいをこえてたし』

『ねてるいるぜはやばかったー』


 寝てるイルゼ…… つまりは私の眠っている間に掛けていた魔法、l戦闘人形ばとるどーるが発動したってことだよね。

 あの状態だと私、魔力に物を言わせて全力で叩きのめそうとするらしい。

 らしいというのは私が眠りながら戦っている時の記憶がないからなんげ実感が全くない。

 ソラウ曰く、「お主が条件付け得せずに寝たら二日あればどの国でも落とせるぞ?」ということらしい。よくわからない、ただのエルフにどんな力を期待してるんだか。


「んー、まだ寝足りない」

『あれだけねて⁉︎』

『ひとつきもねてたのに⁉︎』


 私が眠い眼を手で擦りながらつぶやくと精霊さん達に驚かれた。いや、眠いよ? 私はただでさえ寝るのが好きなわけだし。しかも今の私の体に魔力が少ないからか余計に眠い。こうやって喋ってるだけでも眠くなってきたし。

 いや、それにしても私の魔力回復しなさすぎじゃない? 私くらいの魔力なら精霊樹のそばにいたらすぐに回復するはずなんだけど。いや、意識を中に向けてみたら増えて瞬間に減ってるような気がする。


「精霊さん達、何かに魔力使ってる?」

『ぼくたちはつかってないよ?』

『つかってるのはそらうさまとふぃずだよー』


 ソラウとフィズ?

 確かに契約してるから私から魔力を引き出すことはできるだろうけど……


「あれ?」


 そこまで考えたところで今まで意識しないとわからないくらいに少しづつ減っていた魔力が何もしなくてもわかるくらいに一気に減った。

 そして急に魔力が減ったからか体が突然重くなって支えきれずにベッドに倒れ込んだ。

 あ、これ、意識なくなるやつなんじゃ……

 なんとなく察した私だけど意識を保つことは無理だったみたいで気絶するみたいに意識を失うのだった。

次回5/20更新予定

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] もうちょっと寝ないとだめでしょうか。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ