目的達成の為に
「……よし、今のうちに……『偽の氷像』お前はそこで俺のフリしててくれ、ササッと封印解除してくるわ」
「ん、了解」
自分の偽物にそう言ってササッと封印を解除しに行く。
初代剣聖の家……名前は確か……そうだ『グラマ スレイブ』かなりの酒豪と有名だったとか。
まぁいい、5000年も昔の人物なんだ、少しぐらい間違っていてもおかしくない。
それよりも今は先に封印を解こうか。
……筋力を取り戻す。
よし、あとは……固有スキルか……
まぁ、いいか、ついでに聖剣の場所にも行けるしな。
「……終わったか?」
「おう、お疲れ様」
「あいよ」
そう言って分身を消してまた溶け込む。
「みんな仲良くなってるな」
「そやな、あの子いい子やで、そういえばあんたと髪の色似とるな、氷魔法使えるやろか?」
「うーん……銀色だしなぁ……無理じゃないかな?」
「そうかぁ……でもステータス見てみ、あの子魔法使えんはずやのに炎出したやろ?」
「……固有スキルだろ、あれなら意味不明なことにも説明ができる」
「そやな……封印、解除できたみたいやな」
「まぁな、もうここにいる意味はあんまりないかな?」
「そやな、それじゃそろそろおいとまするか、次はサーラー跡地やな」
「あぁ、そうなるな
おーい、4人とも、もうすぐ行こうか!」
「あ、ご飯食べてきてもいいですか?」
「そういえば食べてなかったな……俺はご飯食べなくていいからツバキと食ってきてくれ、俺は少し剣聖と話がしたい」
「あ、私もしたいですね」




