ランキング

「ざまぁ嬢のアンニェお嬢様ですわ～」

「ポエム絶対殺す侍のポエ子でござる」

「今日はお屋敷のお庭でポエ子とお茶会ですの～」

「説明的な台詞でござるな」

「聞いて下さいまし、どうやらわたくし、もうそろそろ殺されるらしくてよ？」

「ブハッ！？　何ですかいきなり、紅茶を吹いたじゃないですか！！」

「汚いですわね～わたくしのハンカチをお使いなさい」

「なんでですか？」

「さ～？　わたくしは身に覚えがないのですが、悪役令嬢とはそう言う物らしいですわ～」

「テンプレのせいでしょうか？」

「分かりませんわ～。今はお茶会を楽しみましょう。

　フフ、タイが曲がっていてよ」

「自分は着物ですよ。でござる」

　

　ランキングのお話ですわ～。

　読者と作品を繋ぐ動線は主に4つありますわ。

　『新着』と『ランキング』と『レビュー』『完結』ですわね。

　新着を増やすのは当然の事として、なろう作者の狙うべき基本はランキングでしてよ。

　ランキングを見据えてどうやってランキングに入るか頭を悩ますのが

　なろう作者とわたくしは思っていますわ。

　ランキングを利用しなければ、なろうで爆発するのは難しいですの。

　レビューは狙うものでは有りませんし、完結は一回ですの。

　ランキングに入るに当たって、必要なのは実力に見合った適正なジャンルですわね。

　ハイファンタジーの日刊ランキング100位に入るにはおよそ150pt必要ですわ。

　無理ですわ～、魔境ですわ～、どうやったらこんなに稼げるんですの？

　わたくしご教授願いたいですわ。

　ローファンタジーですとぐっと下がって24pt程度で日刊ランキング100位に入れますの。

　これなら、ここまで読んでいる出来た子なら、何度か入れるかと思いますの。

　場所によってはブクマの2ptだけでもランキング入りできるところもございますわね。

　そのようなジャンルはPV伸びもそれなりで余り意味はございませんけど。

　自分の実力を見極める力が必要になってきますわ。

　注意が必要なのは二つ。異世界転生、転移は別のランキングが用意されていますわ。

　これによって、ジャンルではなくタグでランキングの場所が決まるんですの。

　

　300位までと広く取られてますわ。

　300位に入っても結構PVが伸びますの。

　二つ目は異世界、現実恋愛ジャンルですわ。

　この二つのジャンルは短編がヒットしてから、連載に移ると言う。

　短編リセマラ、短編ガチャと言うような手法が流行っていますの。

　手法の良し悪しは横に置いて。

　一般的な連載作品で恋愛ジャンルに挑戦するのは、

　他ジャンルに較べて短編が増える分二割位程度不利になってますの。

　『読者への主な動線は新着、ランキング、レビュー、完結。ランキング頑張る』

　今日はこれだけ覚えて帰って欲しいですわ～。

　

　ここまで読んで下さいまして感謝してますのよ。

　ごきげんよう～。