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短編の歴史

年を越した蕎麦

作者: 猫乃つづり
掲載日:2017/12/31

大晦日に気まぐれで書いてみました。

年越し蕎麦とは、12月31日に蕎麦を食べて蕎麦のように細く長く健康的に生きていくようにと願って食べる行事のことだ。

だが、俺の場合は違う、ていうかなんで年越し蕎麦なのに12月31日の特番とかやってる時間帯に食べるの!!おかしいだろ!っと俺(日野原宮雄にちのはらみやお中学二年)はそう考える。

だって、年を越すってさあれだぜ!12月31日と1月1日の間で蕎麦を食べることを指すんじゃないのか!?

つまり、俺は大晦日と元日の時の狭間の中で食べるということが年越し蕎麦のと言えるので待っているのであった。

よって、俺の周りには父と母と妹はソファに座って

ガ○使を見て笑っているのであった。

既に家族の者達は年を越す前の蕎麦を食い終わっている。

ふっ……バカめ、俺は待っていたというのにその前に食べやがった。

よって、俺の年越し蕎麦はもう冷めて延びきっている。

ガ○使にCMが入って俺のことが心配なのか家族の者が俺に対していってきた。


「もう、早く食べなさいよ、伸びきってるじゃない……」


ふっそんなもの関係ない……俺にとってはこの時間こそ嗜好のとき


「おい、早く食べなさい、お腹減っただろう宮雄」


そんなことぎゅるると胃が言ったって俺は反応しないぞ。


「お兄ちゃん、食べないの?もう冷めてて不味いんじゃないの?」


くっ確かに正論……だが、俺は屈しないぞ!例え血を分けた妹でもな!

俺が家族に対してどう取るかというと……


「我、家族の言葉に屈っすマジ、それ故に他言無用で拒絶する」


そうだ、俺は抗うのだ。

年を越す前の10分前に食うためにも……

加えて 俺はもう一方の手を頭にそしてもう一方の手を片方の手を支えるようにしてクロスさせるようなポーズと


「俺こそが!正義ジャスティス!」


(母:はぁほっときましょ/父:そうだな/妹:中二病だ……ダメな奴だ)


家族は呆れてるようなのだが、俺はもう既に(開くこともないネーバークロージングウィンドウ)を発動させて一線をおいて気分を年越し蕎麦に集中させていた。


一瞬の狂いもないようにつけてきた 腕時計の針を見る。

あと、五分だ……あと、五分で俺は嗜好の境地に達することができるのだ。

俺はそう思うと楽しみで仕方がなかった。

しかし、なぜか急に尿意がしてトイレに行きたくなって来た!……ヤバイ!行きたい!けど、ここを離れたくない。

トイレをする時間がもったいないからだ。

あぁでも……と考えてるうちに一分過ぎてあと四分と正確には残り三分五十五秒になってしまう。

どうする?俺!?このままトイレに行かずして食べるとアウトな展開となりこの俺の守ってきた時間が無駄になってしまう。

だから、幸い小だけだと予測して俺はトイレに向かおう、それぐらいだったらすぐに終わる、それよりも早くトイレ〰!

俺はトイレで腕時計が汚れるのが嫌なので外すことにして走って向かうことにした。

突然、動いてドタドタと走る者だから、父や母が注意するような気がしたが、俺はそんなことよりもという感じでトイレに向かう。

よし、後三分問題ない俺の体内時計はそう物語っていた。

問題なくトイレを済ませ、急いで手を洗う、よし、ここまでは問題ないとしていると廊下を渡る最中に何やら足に何か刺さったようだった。


「痛ってぇぇぇぇ!」


激しく俺は倒れる。

俺は足のところを見ると画鋲が刺さっていた。

どうやら、廊下を走った後に風圧で俺の好きなポスターの奴が外れたらしい(ちなみに俺がなぜ、ポスターを貼ってるかわ家族にも布教させるために張ったものだ。)

くそ、アニメに邪魔されるとはだが、俺はそれでも諦めないぞ、俺は痛い足を存在しないだが、中二病だからこそ発動できる魔法を行使してなんとかはいずくばりながらも足をひぎずりながら手を動かす……

まだ、あきらめるわけにはあきらめるわけには

どうやら、家族の者はテレビに夢中になってるらしい。

普通の者であったら何事かと駆けつけてくるが、俺が中二病を患っているから、またその一種のことなのだろうとやってはこない。

これが普通の者だったらショックを受け、地に伏すが、俺はショックなんて受けないむしろこれこそが中二病の恩恵を受けてると言えるのだから……

諦めないまだ、あきらめてたまるかぁー!

俺は必死に動かしてどうにか扉の前につく。

よし、もうすぐでリビングそしてテーブルがある、そこは俺の領域だと扉をあけてみると


〔除夜の鐘がもうすぐ鳴ります、今年の新年も新しい年へのカウントダウンが差し迫ろうとしています〕


テレビからはいつもの除夜の鐘をならす画面を写しながらアナウンサーの落ち着いた声で流れていた。


(父:あぁもうすぐだな……)


(母:まぁそうね……)


(妹:もうすぐで元日かぁお年玉が楽しみだなぁ」


やっ辞めてくれ!俺の嗜好の年越し蕎麦の時間が、気がつけば、後、1分もなかったのだ。

そして、既に俺の技の1つ(開くこともないネバークロージングウィンドウ)は心の中の崩壊音と共に砕け散ろうとしていた。


あぁ終わった……俺は頭を抱えて諦めようとしていた。

その時、


「君は諦める人間なのかね」


もう一人の自分の声(こいつを俺は神俺と読んでいる)

辺りは自分の真相心理でしばらく辺りは真っ暗になる。時間は進んでいるが、真相心理の中では時が止まっているように感じる。


「いや、もう仕方ないじゃないか実際、痛いし……足がもう動きそうもないし……」

「それでも君は君なのかね君のあの年越し蕎麦の定義はここで終わるのかね」

「はっ!」


俺はもう一人の俺いわゆる神俺のこの言葉にはっと気づく


「おっ俺はそんなじゃねぇー、俺は……」


俺は痛い足を懸命に動かして立ってこう宣言した!


「俺は年越し蕎麦を嗜好とせんがために生まれてきたんだぁー!」


そして、辺りの闇は砕け真っ白になる、まさに光に包まれるような感じがした。


「ふっそれこそが君だ。頑張りたまえ」


「はい!頑張ります、そんじゃ頑張ってきますか!」


そう言うと辺りの真相心理に包まれていた時間の時は普通に流れて時間はもう既に一分もなかった。

諦めてたまるかぁ!俺の体は痛いしそして、腹もノックアウト寸前状態、しかも10分前に食べるということは出来なくなった。だが、その年に食べればいいだけなんだぁー!


「動けぇぇぇぇ!俺の足、俺の体ぁぁぁぁぁ!」


俺は魂からの叫びをあげてテーブルに向かう

家族の者達は俺が足から血を出して驚いているが、俺の意識は年越し蕎麦に向いていた。

全力をもって特攻も覚悟のそんな感じであぁ意識が失いそうだ……腹が減りすぎて……だが、もうすぐで年越し蕎麦は目と鼻の先にある。

だが、倒れるように走ったせいか、俺は寸前でぶつかるように倒れてしまった。


〔あと、5秒です……4、3、2、1、ゴーンゴーン〕


そして、その弾みで年越し蕎麦は俺の真上を被さるようにして俺の頭につゆと麺がかかった。


「あっあはははあはあはあはは……」


別に……別に大丈夫だよこれぐらい何ともないし、別にかかったから年越し蕎麦に触れたから問題なっしんぐ!じゃねーよ!



「くそーこれじゃあ、年越した蕎麦じゃねーか!」


そう心の底から俺はこう叫んだ。

目には涙を浮かべて、痛さは心の傷も相まって痛い……



「言わんこっちゃない」

「普通に食えばよかったのにな宮雄」

「お兄ちゃんバカじゃないの」


最悪な状況で言葉の槍が突き刺さる俺


「ほら、もう血が出てるじゃないのどうしたの?」

「あっあはははポスターの画鋲が床にあってぶっ刺さった」

「もう、バカなことをするのも辞めなさいよね」

「はい,申しません……」


それ以降の俺はこれを境に中二病というものを発症することなどなく普通のオタクとして過ごすのであった。


皆さん、それじゃよいお年を!

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