表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『修羅の国』での死闘  作者: 橋本 直
第三十章 掌の上で転がされて

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

143/205

第143話 無様なヤンキーの姿

 そこに写っていたのは地面に大の字になり失神する技術部整備班長島田正人准尉の姿だった。周りの部下達は倒れて泡を吹く上官の顔に落書きをしている。その様子を見て島田の彼女のサラが大笑いをしていた。


『あの馬鹿、法術兵器の効果の実験してみるとか言って干渉空間遮断シェルターから出てモロに誠ちゃんの攻撃を受けてみたみたいなのよ。全くタフなのを自慢するのも良いけど、馬鹿も大概にしてよね』 


 アメリアが呆れたように笑った。


 敵の残党を瞬殺して気を緩めているかなめは、二枚目の画像で真正面から捕らえた島田の表情がつぼに入ったのか、タバコを吐き出して笑い始めた。誠もあとで確実に告げ口されるだろうとは思いながら、先輩の島田の間抜けな失神した顔に声を上げて笑い始めていた。


『任務完了!第一小隊撤収!』 


 安堵したような笑顔を浮かべているカウラの一言に誠は敬礼をした。


「終わった……これですべてが守られたんだ……」


 あの『近藤事件』以来の勝利の感覚に包まれながら、誠はそう言うといつもなら感じる『もんじゃ焼き製造マシン』と呼ばれる胃からの内容物の逆流が起きていないことに気が付いて驚いていた。


「僕……乗り物酔いしてない……不思議だ……」


『おいおい、自分がやった戦果よりも驚くのはそっちかよ』


 誠の間抜けなつぶやきにかなめは思わずそうツッコんでいた。


 この誠の一撃で本当の意味であの忌まわしき『近藤事件』は終わりを告げた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ