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この世界には築城士という職業は無かった  作者: 並矢 美樹


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水道橋を作るぞ

 本当に焼いて作るレンガは、ジャンの反対に全く反論出来なくて、その作成はあっさりボツになってしまった。

 そうこの世界では、そこまで広くない、この地方では木はちょっと貴重だったのだ。


 今現在僕たちが城作りしているこの辺りも、丘となっている周辺は林となっているけど、少し離れると基本は平原で、良くて草地、荒地という感じの場所も多い。

 雨もかなり降るこの地方なら、荒地に草が芽吹き、灌木が生え、もっと背の高い木々も徐々に生えてきて、深い森を形成してもおかしくないと思う。

 草地、荒地ばかりが目に着くことが異常に、頭の中にある知識から考えると思えてしまうのだ。


 そうなってしまうのには何かしらの原因がある筈で、僕はその原因が何なのだろうかと考えてみた。

 今まで考えたことがなかったのは、それを考える必要がなかったからで、この時になって初めてまともに考えてみたのだ。

 僕の頭の中にある知識では異常と思えることなのだから、原因は僕の頭の中にはない事柄によるのだろう。

 そうなると魔法ではないだろうから、少なくともそんな大きな影響が出そうな魔法を僕は知らないから、もう一つのモンスターが関連しているのだと見当をつけた。

 そう見当をつけたら、僕はあっさりと答えが分かってしまったような気がした。


 スライムというモンスターは最も弱い。

 動きも遅いし、攻撃も酸を飛ばすことに気をつければ、他にはどうということはない。

 アタックをかけられても、軽い衝撃で転ばされる程度のことだ。

 しかしその反面、最も嫌がられるし、怖れられるモンスターでもある。

 それはスライムは退治しても溶けて無くなるだけで何も得られる物がなく、それでいて体内の酸でスライムを攻撃した武器は傷むのだ。


 武器が傷んでしまうのは、人間が問題にするだけではない。

 一角兎の角は、僕はスライムを攻撃するために進化したのではないかとも思うのだが、その一角兎の角もスライムを突き刺せば傷んでしまう。

 狼や猪の爪や牙その他も同様だ。

 そしてスライムは数が多いので、1匹1匹は何の脅威でもないが、その集団となると話は別となり、そしてスライムは何でも食べる。


 という訳で、人も他の獣やモンスターも、何かしら大きな理由がない限りはスライムに手を出すことはない。

 手を出しても得られる物がないから、赤字が決定しているからだ。

 実際には目に見えない経験値という物は得られる訳で、僕たちにとってはその経験値こそが最初は美味しかったのだけど、そのためには大量に狩らねばならないため、やはり普通は敬遠することとなるだろう。


 そのスライムには一つ大きな特徴がある。 スライムは水場に集まるのだ。

 スライムは水場に集まるといっても、水自体に入って来ることはない。

 スライムが水の中に入ると、その外側というか形を作っている膜を保つことが出来なくなり、例の如く溶けてしまうのだ。

 それでもスライムは生きて行くには、その姿から想像できるとおり、体内に多量の水が必要で、どうやら表面から蒸発する分を常に補給する必要があるのではないかと思う。

 水が常に必要なのに、水自体には弱いというのだから、スライムも生きるのはなかなか大変だと思う。


 それだからスライムは水のあるところに集まる訳だが、もう一つ、やはりどうやら体内の水分を失うのをなるべく避ける為、直射日光を避ける傾向があるようだ。

 やはり周りに水分が多い少しじめっとした場所の方がスライムは生活しやすいようで、森の木々の葉によって光が遮られて、影になって湿度の高い場所が好みのようだ。

 ただし、そういった場所は光が遮られいるので、スライムが好んで食べる柔らかい草は生えず、結局スライムはそういう場所を住処とし、食事のために草原に出て来ることになるようだ。 もしくは水場近くから草原に向かうこととなる。


 最初僕は、スライムは何でも食べるので、林が広がるためにその周辺部分に新たに芽が生えても、それをスライムが食べてしまっているのではないかと考えた。

 種から芽生えたばかりの小さな木の芽なんて、スライムにとってはご馳走以外の何物でもないだろうと思うからだ。

 でも僕は偶然ある光景を見てから、そうではないかもと思った。

 それはもう少しだけ大きくなって、小さいけどもう木らしい幹があるまでに成長した木を、周りにもっと美味しそうな草が生えているのに、一角兎がその前歯でガジガジと噛み砕いているのだ。


 もしかするとその行為は、成長し過ぎてしまう前歯を削るための行為なのかも知れないけど、僕は別の可能性を考えた。

 スライムと一角兎は食べる物が競合してしまう。 どちらも柔らかい草を好物としているのだ。

 一角兎からしてみると、林が広がり森となって木々が面積を広げると、それだけスライムの行動範囲も広くなり、自分たちの生活圏を狭めてしまうと考えるのではないだろうか。

 まあ野生のモンスターなんだから、考えているというのではないかも知れないけど、本能的にそういう危険を潰しているのではないだろうか。

 そしてそれは他のモンスターも、もしかしたら応援しているのかも。

 一心不乱に小さな幹を齧る一角兎の近くに、平原狼がいたのだが、平原狼は楽に狩ることが出来るだろうその一角兎を明らかに見逃していたからね。

 きっと平原狼にとってもスライムが増えるのは、避けたい事態なのだろう。


 今後もしかしたら、食材となる作物の栽培だけでなく、木も栽培して植林したら、僕たちの城の発展につながるかも知れないと、僕はその時ちょっと考えた。

 僕らなら植林と同時にスライムの罠も作って、スライムを増やさないように林を広げて森にすることが出来るんじゃないかと思う。

 貴重なタンパク源の兎が減ってしまうのは困るからね。

 でも森が広がれば、その周辺に草原も広がるんじゃないかとも思うのだけど。

 ま、木は育つのに時間がかかるから、ずっと後のことまで考えてちゃんと計画しないといけないから、まだまだ先の話だ。



 今は水路を頑丈な物にするために、とにかく水道橋を作ることだ。

 焼いたレンガが作れないなら、今出来る範囲で可能な限り丈夫なレンガを作るしかない訳だけど、クレイとハーデンという土魔法を使って作るレンガは丈夫な硬い物を作ろうとする程、魔力をたくさん必要として数を作ることが難しくなる。

 それにそもそも前からレンガをたくさん作っていた僕たち6人以外は、全体レベルの低さだけでなく、それらの魔法を使い慣れていないこともあり、レンガを作ること自体がなかなか難しいことだろうし、数も作れない。 もちろん丈夫さを求めることはまだ無理だ。


 「よし、干し草を混ぜたりして日干しレンガを作ってみよう。

  本当に日干しして作るのは時間も手間もかかるけど、水分を抜くのを魔法を使って行えば、もっと簡単に出来るかもしれない」


 日干しレンガは型枠を作って、それに土と適当な長さに切った干し草なんかを混ぜた泥を詰めて、形を作り乾かす。

 僕たちが作るとしたら、問題になるのは型枠だ。

 型枠を作るための木の板がないのだ。


 効率よく日干しレンガを作るには、ある程度の数のレンガを一度に作れるような型枠が必要になるのだが、そんな大きさの板どころか、それ以前の段階で木の板がない。

 僕はとりあえず実験のため、レンガ一個だけの型を竹で作ろうと考えた。

 しかし、レンガを作るには、そのレンガの形になる部分は平面である必要があるので、竹を削って平面にしなければならない。

 丸い竹の内側を削って平らにして板状にしようとすると、細く割った竹の内側を平らにして、それを積み重ねて固定して、もう一度平らに削ってと、手間だし、積み重ねて張り合わせるのに鉄釘もないので難しいし、やり始めてみたものの余りに面倒で僕は嫌になってしまった。


 竹で型を作ることは諦めて、僕は普通に木を切ってきて使うことにした。

 木なら、単純に斧で割っただけでも、少し削って修正するだけで平面の板が簡単に作れる。

 買ってきた貴重な材木を使う訳じゃないから、許されるだろう。

 きちんと乾かした材木ではないから、すぐに狂いが出てきて、反ったり隙間なんかが出来るだろうけど、実験に使うくらいなら十分だろう。


 小さなレンガ一個を作るためだけの型枠を作って、僕は泥に切った干し草を混ぜて捏ねて、それを型枠に詰めた。

 普通に日干しレンガを作るなら、平らで日当たりと風通しの良い場所に、それを型枠から外して並べるのだろうけど、そう都合の良い場所を作るのも面倒なので、僕はそのまま型枠の中の泥を意識して、そこから水を絞り出すような気持ちでドロップウォーターを使う。


 こんな水魔法の使い方なんて、領主様のところの人に強制されて道作りをしなかったら、絶対に考えつかなかった。 それにあまりない水分を強制的に取り出そうとしているからか、ちょっとのことなのに疲れる気がするということは、かなり魔力を使っているのかもしれない。

 これなら簀子を作って、その上に並べて乾かす方が良いかな、なんて一瞬考えたのだけど、すぐに魔法を使っての日干し風レンガは出来上がった。

 水分を無理やり無くしたレンガは少し体積が縮まって、型枠から簡単に外れた。


 出来上がったレンガは、叩いたり、重さをかけてみたりしてみたが、思っていたよりも丈夫だった。 もしかしたら、僕たちが今まで単純に土魔法のクレイとフォームで作っていたレンガより丈夫かもしれない。

 これならきっと、僕が考えている水道橋が作れると僕は思った。

 ただやはり欠点もある。 単純に水気を取っただけなので、水に濡れると簡単に崩れてしまうのだ。

 そこは表面だけハーデンをかけて補うこととする。 そうすれば少しの水なら浸透しないので崩れにくくなる。


 僕はこのレンガ作りを毎日全員で行うことにした。

 僕たち以外の人たちは、今までは色々な作業に追われていて、僕たちが前にしていたような魔法を使う練習をしていない。

 それでも今までのここでの生活と、城作りの一環で、女性たちはルーミエとエレナがプチファイヤをみんなが使うように促していたし、丘の縁の部分を壁の代わりにスライムと一角兎が登って来れないように固める作業で男性たちはハーデンは覚えていた。

 まだここに来て日の浅い、町から来た人たちは、それらも経験していないけど。

 とにかく僕ら以外は、自分たちの全体レベル以上に魔力が少ない。 魔法を使う経験が少なく訓練されていないので、魔力レベルが上がっていないのだ。

 そこで魔力レベル上げの訓練も兼ねて、全員で他の作業を終えた後で、レンガ作りをすることにした。


 僕たち以外は、限界まで魔力を使うことを目指させた。

 使う魔法は、ドロップウォーターは基本的には生活魔法だし、ハーデンも難しくはないので誰でもすぐに使えるようにはなる。

 限界までといっても、最初のうちは魔法を使うことに慣れていないこともあって無駄が大きいのか、レンガを2個とか3個作っただけで限界になってしまう人が続出した。

 でもすぐに、5個、10個と作れるようになり、まだ全体レベルが低いからか、魔法を使うことでの経験値で全体レベルも上がり、みんな30個くらいまでは簡単に作れるようになったけど、そこからはレベル上げが難しくなってきたのか、なかなか数が増えなくなってしまった。


 僕たちも当然レンガ作りをするのだけど、僕たちは限界までレンガを作るということはしない。

 だってレンガ作りは泥を捏ねたりと汚れる作業なので、作業が終われば、その汚れを落とさねばならない。

 つまり風呂に入りたいのだ。

 僕たちまで限界までレンガ作りに魔力を使ってしまったら、温かい風呂には入れずに水で体を洗わねばならなくなってしまうのだ。


 作ったレンガは、作った側から水道橋のまずは橋脚として積んでいく。

 今現在水が通っている竹の筒を支えている櫓というか矢倉というかを挟んで、こっち側と丘本体の方との両側だ。

 最初僕は強固になるように、本体の丘と城にしようとしている方を分離している凹みの部分を全て繋いでしまう形で、土台を作ろうと考えていたのだけど、実際には櫓を作っただけで、僕らの城を降りていって右側と左側への通行の妨げとなることに気がついた。

 左右を完全に分けてしまうと、意外なほど不便だったのだ。

 そこで作る建築物としては難しくなってしまうのだけど、今現在櫓になっている部分をそのままトンネル状に残して通行できる形にすることにした。

 その上部はアーチにする予定だけど、残念だけど建築材料であるレンガの強度にも、建築技術にもまだ自信が持てないので、少し補強を入れた形にしようと思っている。


 でもまだまだそこまでレンガは積めていなくて、今は左右の通行は、櫓の丸太を潜ったり、跨いだりしてしている。

 水道橋が出来上がるまでには、かなりの時間が必要になりそうだ。

 なんとか次の春までには完成させるぞ。



 レンガ作りを始めてすぐに一つのことにジャンが気がついた。

 「なんで僕らはあまり型枠を直さないのに、みんなは何度も直すことになるんだろうね。

  僕らの方がレンガをずっと数多く作っているのだから、壊れるなら僕らの方が先でも良いと思うのだけど、みんなの方が壊れるんだよね」


 僕はジャンに言われるまで、そんなことは全く気にしていなかったので、「へぇ、そうなんだ」と、その時には簡単に思ったのだけど、ジャンに誘われるままに、みんなの型枠がどんな風に壊れていて、修理しているのかを観に行った。

 壊れている原因はすぐに解った。

 枠にしている木が反ったり、縮んだりして、枠に隙間や狂いが出来るからだ。

 それでみんなは狂いが出た木を削ったりして修正して、枠を作り直している。


 「ああ、そういうことか。

  僕たちは魔法に慣れているから、水分を除去する時に捏ねた粘土になっている部分だけを乾かしている。

  でも慣れていないみんなは、乾かそうと魔法を使った時に、きっと枠まで乾かしてしまうんだ。

  それで型枠に使っている木も水分を失って、反ったり縮んだりしちゃっているんだ」


 ジャンの推理は、僕と同じで、きっと正解だろう。

 ジャンは謎が解けて満足そうだったけど、僕は別のことを考えていた。


 「ねぇ、ジャン。

  木から魔法で水分を抜くことが出来るのなら、わざわざ材木を町から買って来なくても、きちんとどの樹を伐るか考えて選べば、自分たちで建築用の材木もすぐに作れるんじゃないか」


 僕たちは名案だと思って、すぐに実行に移してみた。

 そうして、また4人用の家を建ててみた。


 家を建てたのは、予備というか、この城を訪ねて来る人が寝泊まり出来る家も必要だったからだ。

 前に官僚さんが来た時は、まだまだ建物が作れなかった時だからと思ったのだけど、つい最近、シスターとフランソワちゃんが訪ねて来た時に困ったのだ。

 シスターは僕たちのことを心配して見に来てのだが、フランソワちゃんはそれに便乗して一緒にやって来た。

 フランソワちゃんも一緒に来たことで、シスターは馬車に同乗して来ることになり楽が出来たと喜んだけど、御者さんも含めて3人の泊まる場所を考えねばならず、ちょっと大変だったのだ。


 それでもう一軒家を建てることにしたのだが、その4人用の家に、ウォルフとウィリーとエレナが移ることになった。

 その理由は、フランソワちゃんも近いうちにここに来ると言い出したからだ。

 僕たちが元居た村の村長さんの娘なのだから、そんなことは出来ないだろうと思ったのだけど、少し前に弟が生まれたから、割と自由が利くようになったのだという。

 まあ、その辺の事情は僕たちには分からない。

 それで今の6人用の家は、フランソワちゃんも加えた4人で使うということが前提だ。

 僕とルーミエは一番最初からの付き合いだからフランソワちゃんと仲が良いし、僕らと同い年のジャンも、僕らと一緒にいることが孤児院では多かったから、自然とフランソワちゃんとは仲良くなった。 それだからだろう。

 でも、フランソワちゃんは僕たちより1つ上だから、年齢でいったらエレナと同い年なんだけど。 エレナとも仲良いから、僕らと一緒にというのを優先することはない気がするのだけど。


 それは横に置いといて、結果的には新しく建てた家は失敗だった。

 僕たちが伐ってきて、魔法で乾かして建材とした木は、建材としては失格だったのだ。

 魔法で乾かすことで、レンガの枠のように後から乾くことで狂いが生じることは避けられるから大丈夫だと思ったのだが、確かにそれは避けられたが、別の問題が出たのだ。

 出来上がった建物を使ってみると、その柱や梁から、ヤニが浮き出て来るのだ。

 ベタベタしたヤニは、大したことではないと最初は思ったのだけど、毎日のこととなると色々と面倒でしょうがないことになるのだと知った。


 「そうだった、伐った木を建材にするには、まず秋に伐って放置しといて、切り倒した樹からも芽を出させて、樹に残った養分を使わせてしまって、その後水に浸けて、樹に残る樹脂とかを溶け出させた後に乾かして製材するんだった。

  やっぱり、それらの工程を飛ばしてはダメなんだな」


 「ナリート、知っていたんだったら、最初からやるなよ。

  俺たちは酷い目にあった」


 ウィリーからそう文句を言われたけど、僕だって知識としては持っていたけど、忘れていたんだよ。


 レンガと違って、こっちは上手く行かなかったけど、得られたこともあった。

 建材を得るために樹を伐るのに、どの樹を伐るか選ぼうとした時に、近くの林、つまり本体の丘付近に生えている樹を見て回った。

 その結果として、伐って良い樹というか、伐った方が良いと思える樹がかなりあることが分かったのだ。

 密集し過ぎていたり、大きくなり過ぎて、日差しが入らなくなって下草が生えなくなっているところがかなりあったのだ。


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― 新着の感想 ―
[一言] 食物連鎖、植林と間伐の重要性を知っているナリートは、この世界で間違いなく賢者ですね。その知識を仲間たちと体験できる素晴らしさ。ボーイスカウト日本連盟推薦になりそうな物語ですね。 次回も楽し…
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