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高1を12回ループしたクラスメート達が賢者モードになっている件  作者: 陽乃優一
第二章 彼らと彼女は、何かを楽しんでいた
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登場人物まとめ

松坂(まつさか)

 1-Cの男子生徒。下の名前は不明。コンピュータの類が得意で、ビデオゲームはやるのも作るのも(・・・・)好き。1-C生徒を中心に『ビデオゲーム同好会』を立ち上げ、日々データ分析とアルゴリズム解析と反応速度向上に邁進している。言葉遣いが、いわゆる典型的なオタク敬語。


◯菜摘の父

 職業はデイトレーディング。下の名前とデイトレになった経緯は不明。基本的には在宅ワークで、菜摘が中学までは家で仲良く過ごすことが多かった。菜摘の性格はこの父の影響が大きいかもしれない。国際関係の仕事をしている妻(菜摘の母)がいきなりUAEに転勤になった際に一緒に住むことにしたあたり、子離れできないわけではないし、夫婦仲も悪くない模様。


芳月(ほうづき)(つかさ)

 菜摘が居候している親戚おじ・おばの家の子。小6。菜摘とはいとこ同士ということになり、姉弟のように仲良くしている……つもりであった。裏事情として、司にとって菜摘は昔からの『憧れのお姉さん』であり、同居することになった時には狂喜乱舞した。


瑞希(みずき)

 菜摘の中学時代の友達であり、クラスメートでもあった。名字は不明。現時点ではあまり売れていない四人組バンド『フォルトゥーナ』の大ファンであり、中学の頃からお小遣いの許す範囲でライブやグッズ、ファンクラブ会費に費やしている。なお、04で言及されている『新曲が出るたび薦め』ていたのがこの瑞希なのだが、布教活動の一貫……のように見せかけて菜摘と友達になりたかっただけという裏事情がある。

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