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14章これまでのおさらいと登場人物

作者 便秘解消せず……(無念)

14章 登場人物


バイロン: 

 本作もう一人の主人公。レイドル侯爵のもとから逃げた後、コルレオーネ一座に身を置いて女優としての日々を過ごしていた。だが、紆余曲折あり宮中に入るとダリスの最高権力者、一ノ妃のメイドとして仕えることになる。14章ではトネリアの管財人であるアナベルと対峙する。現在は競馬会の裏金作りに四苦八苦している。


リンジー:

 宮中で唯一、バイロンが気を許せる同僚。かわいいとは言い難いが性格があかるく、笑うと人の良さが出る。以前の事件ではバイロンとともに九死に一生と呼べる状況を切り抜け、バイロンとの親交をさらに深めている。14章では第四宮の宮長として奮闘。バイロンとともに競馬会の裏金作りに奔走するが、アナベルの策略に苦慮している。


マイラ:

 すべての宮を統括する執事長となったマイラは現在、競馬会の裏金を管理するサイナーとしてその仕事を貫徹しようとしている。今まではそれほどの力がなかったものの、最近は業務にも落ち着きが現れ、ほかの宮長からも一目置かれる存在となりつつある。


マール:

 第四宮の新人メイド。当初はバイロンとリンジーを軽んじていたが、バイロンにヤキを入れられて改心。現在は新人メイドのチーフのような存在になっている。


レイドル侯爵: 

 バイロンとそのリドラを経済的に支援してきた人物。その顔には幾重にも包帯が巻かれ素顔を覗くことはできないが、貴族の間では『ダリスの銀狼』として恐れられている。様々な事案をその裏から介在していく存在。レイドルの名を恐れる者は少なくない。


マーベリック: 

 レイドル侯爵の執事。バイロンとレイドル侯爵のパイプ役を担っている。一見するとイケメンだが、時折見せる目つきの中には殺意が垣間見える。

 14章では三ノ妃の捜索中に鉄仮面に手傷を負わされるが、その目的が貴族の裏金作りである競馬会にあると気づく。さらには鉄仮面とアナベルにはなんらかの関係があるとにらんでいる。


ゴンザレス:

 マーベリックの配下。白髪を短髪にした職人風の男で市井に潜んで様々な情報を集めている。経験豊富な猛者で人物眼は確かである。マーベリックの手足となり手がかりを見つけてくる能力はピカイチ。14章でも情報収集に力を発揮している。


レイ:

 マーベリックの朋輩。毒を用いて人を殺めることに躊躇のない姿勢は非道ともいえる。状況を俯瞰する能力はマーベリックにはないもので利に聡いだけではなく、全体を見渡して行動する人物である。14章ではマーベリックに情報を提供しながら自分の利益が最大化するように動いている。


カルロスとスターリング:

 ともに広域捜査官。14章ではマーベリックと捜査協力している。二人とも鉄仮面との因縁がありその逮捕に尽力している。マーベリックの朋輩であるレイの情報からアナベルの過去を調べているが、何やら手がかりをつかんだようである……


ジェンキンス:

 カルロスとスターリングの上司。その兄が外交官。小ずるい中間管理職の典型でリスクを毛嫌いするが、その反面、野心もあるようで一筋縄ではいかない人物……


一ノ妃:

 ダリスの最高権力者。深い思慮と未来を見通す眼力を持つ。高齢だがいまだその睨みは衰えず、高級貴族たちも一目を置かざるを得ない存在。二ノ妃に対してはすでに諦めモード……


二ノ妃:

 トネリアから嫁いだ人物。娘を不慮の事故で失ってからはもぬけの殻のようになり、今では放蕩を繰り返す人物となり果ててしまった……思慮の浅い軽薄な存在になっている。14章ではアナベルにより籠絡され、廃人に近いところまで至ってしまった……


アナベル エッダ:

 トネリアの裏金をうけとる管財人。現在は競馬会に参加してその掛け金をルビーで納め、金貨で回収しようとしている。鉄仮面との関係もあり普通のメイドとは思えぬ人物である。ただ、その能力は甚だ高く、他のメイドの追随をゆるさぬ見識がある。だが、その過去は……


鉄仮面:

 様々なところで現れる神出鬼没の大悪党。一言で表すと『ちょーつおい』


富裕な商人:

 鉄仮面の手下。ゴルダからの付き合いだが、鉄仮面の有能さに惚れ込んで副官として仕えている。犯罪者としての嗅覚が優れた存在。14章では富裕な商人として変装して鉄仮面のために動いている。アナベルのことも知っているようだ……




これまでのおさらい


 四年に一度の競馬会が単なるイベントだと思っていたバイロンとリンジーでしたが、その内情は全く違っていました。なんと、競馬会は貴族の脱税および裏金作りをするためのイベントだったのです。

 さらにはその上前をはねてアナザーウォレットにしまうのが執事長の仕事であり、その補佐がバイロンとリンジーのやるべきことだったのです。これには二人もびっくりです。


 一方、マーベリックは行方不明となった三ノ妃を追う中で鉄仮面と対峙することとなります。あまりの強さに手傷を負わされますが、むしろそれがレイドル家の筆頭執事としてのメンツに火を付けます。そしてマーベリックは朋輩のレイや手下であるゴンザレスの協力で鉄仮面とアナベルが関係していることを突き止めます。


 ですが、競馬会が終わり迎えた現在、アナベルの策は順調すぎるほどに成功への道へとむかっています。広域捜査官のスターリングとカルロスの捜査も道半ばであり、現状はアナベルをとらえる方法がありません。


 はたして、マーベリックとバイロンはこの状況を切り抜けることができるのでしょうか、彼らはアナベルと鉄仮面の策を打ち破れるのでしょうか?



後半に続く!

次回から後半になります。あと数話(10話には満たない)で完結できるとおもいます。

プロットも終わりましたので14章は完走できます(キリッ)


ただ、ラストはまだ迷っております……


ではまた

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