13章 登場人物とちょっとしたあらすじ
また、始めたいと思います。週2~3回のうpでいこうとおもいます。よろしくお願いします!
登場人物
ベアリスク ライドル:
本作の主人公、通称ベアー。誉れある僧侶の名家に生まれるがあまりの貧しい生活にピリオドを打つべく転職の旅に出る。現在は港町ポルカにあるフォーレ商会(現:船会社ケセラセラ)で貿易商見習いとして日々を過ごしている。11章ではキャンベル卿の買収を防ぐために大きな活躍を見せる。
ロバ:
ベアーの飼っているロバ。婦女子には優しいが基本的に役に立たない。だが、いざという時は………
脚が短くて不細工だが、どことなく憎めない。さりげないセクハラとがっつりしたセクハラを得意としている。
ルナ:
見た目10歳、実年齢58歳の魔女。ベアーが気になり行動を共にしている。現在、魔封じの腕輪をつけられていて魔法は使えない。イケメンとスイーツをこよなく愛す。11章ではベアーとともにキャンベル卿の策略を打ち砕くうえで大きな役割を果たした。
ロイド:
フォーレ商会(現:船会社ケセラセラ)の責任者で『男爵』という貴族の称号を持つ貿易商。経験から裏打ちされた言動には目を見張るものがある。現在はベアーに貿易のイロハと公用語を教えている。持病のリウマチも比較的落ち着いていて悪いなりに元気である。
ウィルソン:
ロイドの右腕ともいうべきフォーレ商会の社員。見た目は中年の冴えないおっさんだが、ガッツがある。(前立腺がちょっと弱い)11章でキャンベル卿の買収劇を奇跡的に回避すると、その興奮から号泣しながら失禁するという荒業をみせる。
ジュリア:
30代後半の女性。フォーレ商会は彼女なしでは仕事が進まない。事務能力が高く公用語も堪能である。大人の色化の漂う女性だがいまだに独身。
アルフレッド:
炭焼き小屋の主人として日々を過ごしているが、その実は魔道兵団の団長。様々な知識や技術に精通しており、人からは賢者と呼ばれている。ベアーとはさまざまなところで顔を合わせている。文化や歴史に精通していて食通でもある。
魔道兵団:
ダリスの各地にある魔道器を捜索して保管(破棄や破壊もある)している組織。おとぎ話に出てくるような特殊な団体だが実在している。団員たちはダリス各地に潜伏していてその存在はベールに包まれている。治外法権的に行動できるため貴族や実力者からは恐れられている。
ちょっとしたあらすじ
11章でキャンベル卿の船会社ケセラセラの買収を回避したベアーたちは反対に逆ねじを食らわせてキャンベル海運を買収し返すという奇跡の一手を成し遂げた。のちに『ポルカの奇跡』と謳われる偉業を達成したのである。
そんなベアーたちであるが……彼らは冬の終わりに休暇をもらうと、とあるところへと赴いていた。それは4年に一度のイベントが行われるレビという小さな山村である。ベアーたちは山川の珍味とイベントを楽しむべく大きな一歩を踏み出した。
*
さて、物見遊山に向かったベアーたちですが……レビではいかなる事態が待ち受けているのでしょうか。何事もなくイベントを楽しむことができるのでしょうか、山川のグルメに舌鼓をうてるのでしょうか……それとも……
次回から本編です。
梅雨です、食中毒にはお気を付けください!!(切実)




