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11章 登場人物とこれまでの簡単な経緯

また始めたいとおもいます、よろしくおねがいします。

ベアー編 11章 登場人物


登場人物


ベアリスク ライドル: 

 本作主人公、通称ベアー。誉れある僧侶の名家に生まれるがあまりの貧しい生活にピリオドを打つべく転職の旅に出る。現在は港町ポルカにあるフォーレ商会で貿易商見習いとして日々を過ごしている。


ロバ: 

 ベアーの飼っているロバ。婦女子には優しいが基本的に役に立たない。だが、いざという時は………

サングース(9章)では偶然を装った放火(火種をロッジの中に蹴りいれる)に成功してレオナルド家で生じた惨劇に終止符を打つ大きな役割を果たす。


ルナ:

 見た目10歳、実年齢58歳の魔女。ベアーが気になり行動を共にしている。現在、魔封じの腕輪をつけられていて魔法は使えない。イケメンとスイーツをこよなく愛す。サングース(9章)ではベアーを助けるために奔走し大きな役割を果たす。


ロイド:

 フォーレ商会の責任者で『男爵』という貴族の称号を持つ貿易商。経験から裏打ちされた言動には目を見張るものがある。現在はベアーに貿易のイロハと公用語を教えている。


ウィルソン:

 ロイドの右腕ともいうべきフォーレ商会の社員。見た目は中年の冴えないおっさんだが、ガッツがある。(前立腺がちょっと弱い)


ジュリア:

 30代後半の女性。フォーレ商会は彼女なしでは仕事が進まない。事務能力が高く公用語も堪能である。ベアーの失態を補うべくサングースに赴いたが、危うく殺されかける。ベアーたちの活躍により九死に一生を得る。


スターリング:

 ダリスの広域捜査官。眉目秀麗、頭脳明晰なエリートで人間、亜人、エルフの血が混じっている。弓の名手でその腕は広域捜査官の中で随一と言われている。だがその氷の瞳中に宿るものは正義感だけでなく功名心も……


カルロス:

 若禿の治安維持官。正義感は強いが少し抜けている。スターリングに熱い思いを寄せているが叶う見込みは………

 ゴルダではベアー達とともに九死に一生の修羅場を経験。その甲斐あってか現在は広域捜査官補に抜擢されている。さらにサングースでもベアーたちとともに活躍。意外なことに広域捜査官としてキャリアを積んでいる。


キャンベル卿:

 10章にてトネリアの大富豪パストールとともに策を弄して皇位を二ノ妃に継承させようと画策した人物。パストールの娘の用いたポーションの効用で酩酊して全裸でバイロンを襲うという愚行を披露している……

 現在は当時の責任を糾弾されて枢密院で厳しい取り調べを受けている。性格は執拗で粘着質、意外に大胆ではあるがいざとなったときに選択を間違える思慮の浅さがある……




これまでのあらすじ


 サングースでレオナルド家の家督を後妻業によりうばった女とその伴侶である執事を告発し、見事に彼らを塀の中にぶち込んだベアーたちですが、現在はポルカに戻り普通の日々を過ごしております。


 ベアーは貿易商見習いとして日々の業務に従事し、ルナはロゼッタでアルバイトをこなす傍ら、ドリトスのチーズ工房に行ってチーズの仕入れをしています。


 そして、そんななか……久々の連休が彼らに訪れます。はたして彼らはどこに行くのでしょうか、そしてそこではどんなことが待ち受けているのでしょうか……





11章は前半と後半とに分かれる予定です、いつもより長めになるとおもいます。


では物語で!

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