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塩こ○部長の素晴らしさあるいは夏野菜料理をとりとめもなく

 塩昆布は魔法の調味料でありますね。

 CMでやっていた白菜と豚肉の塩昆布鍋を試された方は多いと思います。


 ときに話が変わるのですが、海外では昆布ダシ、の風味はなかなか受け入れられないのだそうですね。

 以前、あるテレビ番組で和食を紹介するイベントとしてイタリア人に昆布だしを出す、というシーンを拝見したのですが。現地イタリアの人々には大不評、という結果でした。

 うーむ、イタリア人の愛するトマトと同じグルタミン酸だそうですのにね。海藻臭いのがハードルが高いのかな。


 とはいえ、私も昆布だしそのものはちょっと、と思います。

 醤油が入ってるならそんなことはないのですが、そのものだけですとあのまろやかさにうっ、ときます。

 関西人ですけど、カツオ出しの方が好きです。すみません。


 昆布だしそのもので挑戦するから難しいのであって、塩昆布だと海外の方に受け入れられやすいのじゃないかなあ、と思います。

 塩昆布。加えるだけで、メニューを何ランクも上げる魔法のアイテム。


 この夏も私はこのアイテムを使ったメニューを何度も作り、その素晴らしさに浸りましたよ。

 家庭菜園でアホほど毎日ミニトマトと胡瓜が採れる真夏。

 それを処理するためにクックパッドで知った鉄板夏野菜サラダが次のこれです。


「胡瓜とミニトマトとクリームチーズと塩昆布」


 これ、胡瓜とミニトマトの組み合わせメニューの中で最高級に位置すると私は思っております。

 スプーンに乗るぐらいの大きさに切った胡瓜、ミニトマト、クリームチーズにオリーブオイル、レモン汁、そして塩昆布を加えるだけ。

 彩りも綺麗。オサレなレストランの前菜に出してもおかしくないほど。

 皆さんの舌、そしてイタリア人の舌をもうならせると思います。

 盆に姉と帰省した義理の兄が無意識のうちに遠慮なしに特大ガラスボールにつくったそれの半量を一人で食べやがったのでこれはお墨付きです。


 次にご紹介するのはアホほどでかい家庭菜園のズッキーニを使ったメニュー。

 これにも塩こん部長の出番です。テレビから知ったメニューなのですが、オリーブオイルでズッキーニを炒めて、塩昆布で和えるだけ、というスピード簡単料理。

 いや、これ考えた人天才だと思います。ズッキーニの一番おいしい食べ方、ってこれなんじゃないかと思います。ミートソースでグラタンとか、そんなズッキーニの基本王道メニューがどうしたの? 

 これはそれらをぶっ飛ばして、はるかかなたの宇宙クラスまで行っちゃってるおいしさです。こんなにシンプルなのに!


 いやいや塩昆布、て本当に素晴らしい。塩昆布を使ったメニューを出すと、万国の人が受け入れるんじゃないかと思いますね。


 さて、塩昆布の魅力についてはこれくらいにしまして。

 夏の食材を使ったメニューについて語りたいと思います。


 夏野菜といえば、アレですね。

 緑でいぼいぼで長細くて(もしくは太くて)そして苦いやつ。

 ニガウリ、ゴーヤ!

 緑のカーテンにもなるという環境にも優しいすごい奴。

 これ、皆さんどう食べられてます?

 やはり定番のゴーヤチャンプルーでしょうか。


 ノンノン。

 私の家族の一番お気に入りは和風マカロニサラダとして食べるゴーヤです。

 これもクックパッドから知ったメニューなのですが。

 細切りにして塩でもんで洗って絞った胡瓜と玉ねぎに。細切りハムとゆでたマカロニを用意。

 細切りにして塩でもみ、サッと茹でたゴーヤを混ぜて、マヨネーズ、醤油、かつお節で和えます。


 なんだ、この箸が止まらない美味しさ!

 このメニューを考えた人も、天才だと思います。

 居酒屋のお通しで出てきそうな大人の絶品サラダ! 

 かつお節と醤油の大人加減とマヨネーズの酸っぱさと、ハムの甘さとしょっぱさとゴーヤの苦みが絶妙です。

 私ね、ゴーヤの一番おいしい食べ方ってこれだと思うんです。ゴーヤチャンプルーではなく。

 稲刈りを手伝いにきてくれた叔父が無意識のうちに遠慮なしに特大ガラスボールにつくったこのマカロニサラダを一人で半量平らげやがったので間違いないと思います。


 さて、最後にもうひとつ。

 母のふとした思いつきで生まれたサラダをご紹介したいと思います。(もしかしてよくある、何の変哲もないメニューでしたらすみませんね)


 それはカボチャサラダ。

 柔らかくしてつぶしたカボチャにゆで卵、みじん切りの玉ねぎをマヨネーズで和える。

 ここまでは定番です。そのままでも十分に美味しいですが。

 それに、四つ切にしたミニトマトを加えます。


 この、ミニトマトを入れると入れないとでは大違い!

 全く別のメニューになってしまうんですよ。

 ミニトマトを加えたことによる酸味が全ての素材を引き立てて、何倍もの美味しさの相乗効果を生むのです!

 ミニトマトが余っていたからついでに入れた、ということで生まれた思いつきのメニューだったのですが。

 これは歴史を変える組み合わせ! 大発見!

 このサラダも連休中に姉と共に遊びに来た義理の兄が特大ガラスボールに作った半量を(以下略)


 カボチャサラダを作るときはぜひミニトマトプラス、を試してみてくださいね。


 このように素晴らしく美味しいメニューが日々、世界では誕生しているわけですが。

 私の中では、新メニューを生み出した人はノーベル化学賞ぐらいの賞がもらえる価値があると思うのですよね。

 例えば、日本の誇るカレーライス、とか。オムライス、とか。

 もう誰が生み出したかなんてことははっきりと分かりませんけれども。

 私にとってはノーベル賞を取った人以上の偉業だと思います。









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