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この石には意志がある!  作者: 一狼
最終章 エピローグ
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256.エピローグⅡ -二代目ー

 ブロークンハート大陸。


 通称・東大陸。


 かつて東大陸のほぼ全土を開拓まで成功していたが、現在では東から西にかけてその2/3程が森に飲まれていた。


 フォレストハザードとモンスターのスタンピード。


 この2つが同時に襲い掛かって、折角興した幾つもの国や町が滅びてしまった。


 そんな東大陸の中央部にかつて栄えた国の遺跡があり、そこへ一組の冒険者が探索をしていた。


「どうだ? ミヒロ」


 金髪のイケメンフェイスの男が床を調べているミヒロに話しかける。


「ビンゴだ。やっぱりあったぜ隠し部屋」


 狩人兼盗賊のミヒロが探索していた部屋に違和感を覚え、隠し部屋があると踏んで調べていたところ、思った通り見つけて顔を綻ばせる。


「お宝があるといいわね」


「俺はどちらかと言うと武器がいいな」


 魔術師のマミと聖騎士のゴダイがそれぞれ隠し部屋に期待を膨らましている。


「隠し部屋入り口に罠は無し。下へ降りていく通路にも罠は無しっと。どうやら隠し部屋は侵入者を拒むような罠は無さそうだぜ」


 ミヒロは隠し扉や入り口の様子を見て、隠し部屋は重要なものがなさそうだと少し落胆していた。


 だが、あくまでもミヒロの予想で会って、実際には現在では流通していないような魔道具などのお宝がある可能性もある。


「よし、ミヒロは先行してくれ。ゴダイが次で僕とマミが一緒だ。おい、石ころは殿だ。後ろから敵が来たらお前が楯となって防ぐんだ。あと荷物は傷つけるなよ。傷つけたら殺すからな」


「は、はい。分かりました、ウエントさん」


「ウエント様、だろ! 石ころが!」


 一番後ろで人の背程の大荷物を抱えた少女に金髪のイケメンフェイス――ウエントが罵声を上げながら暴力を振るう。


「ご、ごめんなさい、ウエント様」


「ち、分かればいいんだよ分かれば。役立たずのお前をこうして冒険に連れてきているだけ感謝しろよ」


 そう言いながらウエントはミヒロ、ゴダイに続いてマミと一緒に地下への通路を降りていく。


 石ころと呼ばれた少女も殴られた顔を擦りながら大荷物を背負って付いていく。


 一行が隠し部屋に辿り着き宝物の探索をしていたが、この部屋にはそれらしきものが何もなかった。


 敢えて上げるとすれば、部屋の奥には祭壇らしきものが設置されており、そこには丸い石が置かれているだけだった。


「くそっ、外れか」


「まぁ仕方がない。たまにはこういう事もあるさ。いくら僕が英雄と言えど、全ての事が物語になるとは限らないからな」


 悔しがるミヒロをウエントが独自の解釈で慰めるも、いつもの事でミヒロだけでなくゴダイもマミも呆れながら聞いていた。


 そんな中、石ころと呼ばれた少女だけが祭壇に祭られている石をじっと見つめている。


「あ、あの……。その石、触ってもいいですか?」


「はっ、流石石ころ。こんな石も集めるってか」


 馬鹿にしつつもウエントはミヒロに視線を送る。


「罠も無いし、いいんじゃね?」


「ほれ、好きなだけ触りな。ただし、お前の今回の報酬はそれだけだからな。役立たずの石ころにもご褒美を上げるなんて、僕ってばやっさしー」


 流石に今回の冒険の報酬がこの石だけでは今後の生活が立ち行かない。


 その為、少女は躊躇いはしたものの、何かに呼ばれている気がしてこれはどうしても手に入れなければならないものと感じ、覚悟を決めて石に触れる。


『よし! よくやった! ひゃっふー! 久方ぶりの所有者だ!』


「きゃっ!?」


 突然聞こえてきた声に、少女は驚きながら周囲を見渡す。


 だがこの場に居るのはウエント、ミヒロ、ゴダイ、マミの4人だけで他には誰も居ない。


 その4人も少女の突然の行動に何事かと見ていた。


『俺だよ俺。お前が持っている石だよ』


「……え? 石が喋ってる!?」


『おうよ、俺はきゅーちゃんだ。ジルベールが所有していたお気に入りコレクションの1つだぜ。敬いたまえ!』


「ジルベール? ジルベールって勇者の姉の?」


『お、ジルの奴、後世でも有名になってるじゃん。そ、そのジルベール。お前はそのジルベールが所有していた最高のコレクションの1つを手に入れたんだぜ』


「えっと……、ジルベールって創作の人物、だよね?」


『……は?』


 祭壇の石……きゅーちゃんは少女の言葉に『何言ってんだこいつ』みたいな感想を抱いた。


 だが、詳しく話を聞いてみれば、ジルベールと言う存在はなかったことにされていた。


 600年前、勇者が魔王を倒した物語は絵本となっており、そこに登場する人物は勇者アルベルト、聖女パトリシア、大魔導士ファイ、剣聖アベレージの4人で、ところどころ勇者を手助けする存在として姉のジルベールが登場するが、現在では物語を盛り上げるための創作の人物として認識されていた。


「だって、剣聖アベレージと同じS級冒険者だし、10個の神器を所有していたって話だし、10歳の女の子だって話もあれば30歳の大人の女性だって話もあるんだもん。出来過ぎな上にあやふやな人物だし。二つ名も『幻』だから、実在しない人物なんだって言われているよ」


『マジかー。確かに盛っている言われても仕方ない功績だけど、そう来たかー。『幻』の二つ名も、29歳の外見に12歳の年齢もジルの存在をあやふやにしちまったかー。と言うか、あれから600年も経っていたとか』


 何やらぶつぶつ言い始めたきゅーちゃんを少女はどうしようかと悩む。


 そして周囲では、石と話す少女を痛い目で見ていた。


「おい、ついに石と話し始めたぞ」


「リーダー、流石にいじめ過ぎたんじゃない?」


「いや、元々アイツはああだったぞ。いいか、決して僕の所為じゃないからな。と言うか、なんであんな奴に気を使わなければならないんだよ」


「確かに。武器もなかったことだしさっさと引き上げようぜ」


 結局、隠し部屋には何もなかったので、ウエントたちは外に出ようとして少女を促す。


「おい! 石ころ! 何時まで独り言を喋っているんだ。とっとと外に出るぞ」


「は、はい! い、今行きます!」


 4人は少女を置いて先に隠し部屋を出る。


 少女も慌てて追いかけようとする。


『なぁ、もしかしてお前、あいつらにひどい目に合わせられているのか?』


「ううん、違うよ。あたし、冒険者になりたくて町に来たんだけど、あたしのスキルじゃ冒険者になれなかったから、こうして荷物持ち(ポーター)として連れてきてもらっているんだ」


荷物持ち(ポーター)って……。お前のスキルって【ストーンコレクター】だろ?』


「うん、石を集めるだけのスキルの【ストーンコレクター】だよ」


『馬鹿言うな! 【ストーンコレクター】はジルが所有していた最強最高のスキルだぞ。あいつらに顎で使われるようなスキルじゃねぇ!』


「え? そうなの? と言うか、ジルベールのスキルってあたしと同じ【ストーンコレクター】だったんだ」


『………そんなことも忘れ去られてしまったのか』


 600年の年月は、真実を忘れ去られるくらい永過ぎたようだ。


『お前、このままでいいのか? このままあいつらの荷物持ちのままでいいのか? 冒険者になりたかったんじゃないのか?』


「……あたしだって、冒険者になりたいよ。だけどあたしのスキルじゃ無理だもん」


『無理じゃねぇ。言ったろ、【ストーンコレクター】は最強最高のスキルだって』


「そう言えば、あたしが冒険者を目指したきっかけのお爺ちゃんもそんなことを言ってたなぁ」


 少女のその呟きにきゅーちゃんは『いやまさか、あのくそジジイじゃねぇだろうな』などと疑わし気な遠い目をしていた。


『ごほん。とにかく、俺や俺の仲間――十の神器を集めればお前も最強の冒険者の仲間入りだ』


「え? 神器って本当にあるの?」


『俺らが神器扱いされているのは驚いたけど、まぁ、そういうこった。ジルベール【ストーンコレクター】お気に入りコレクション。それがあればお前は最強の冒険者だ』


 きゅーちゃん言葉に少女は忘れかけていた冒険心に火が付き始める。


「おい! 何時まで僕たちを待たせるつもりだ! とっとと来ないと首にするぞ!」


 いつまでたっても隠し部屋から出てこない少女に、ウエントからの罵声が聞こえてきた。


「いけない。早く行かないと」


『いや、もうあいつらに付いていくことなしなくていいぞ。お前にはもう俺が付いている』


「え? でも、だって……」


『俺を信じろ』


 急にそんなことを言われても、決められない少女は戸惑う。


 ウエントから首にされてしまった後の事、この石を信じていいのか、忘れかけていた冒険心、いろいろな事がぐるぐると頭を駆け巡る。


 そんな躊躇をしていると、外から獣の声が響き渡った。


 少女は慌てて隠し部屋から出で、遺跡の外へと出る。


 するとそこにはレッドオーガ30匹、それより一回り大きオーガが1匹、小柄なオーガが1匹いた。


「おいおい、こんなところにオーガかよ。聞いてねぇぞ」


「ちょっとこの数はヤバいんじゃない? その大きいのってジェネラルオーガでしょ」


「ウエント、どうする?」


 ミヒロ、マミ、ゴダイの3人は突如現れたオーガの群れに危機感を抱く。


 だが、リーダーのウエントはこんなのは問題ないとばかりにオーガの群れを前にして尊大な態度を見せていた。


「おいおい、この僕のパーティーでそんな弱気な事を言うなよ。オーガ如き僕の【英雄】の敵じゃないさ」


 そう言いながらウエントは剣を抜き、オーガの群れのボスであるジェネラルオーガに向かって行く。


『ワガハイノグンニ、オソレヲイダカズ、マッスグニ、ワガハイニ、ムカッテクルカ。ソノケイイニヒョウシテ、ワガハイミズカラ、アイテシテヤロウ』


 ジェネラルオーガがウエントに応え、グレートソードを抜き放つ。


 ジェネラルオーガに指示を出されたのか、レッドオーガ達は残ったミヒロ達を逃がさないように囲っているだけで手を出しては来ない。


 ミヒロ達も下手に手を出せず、ウエントとジェネラルオーガの戦いを黙って見守っているだけだった。


 そして遅れてきた少女ときゅーちゃんもウエントとジェネラルオーガの戦いを見ていた。


『……なんだこりゃ。随分とチグハグな動きだな、ウエントって奴』


「え? そう、なのかな? ジェネラルオーガと戦っているのって凄いと思うけど」


『いや、ウエントって奴の動きはまるで素人の動きだぞ。剣術とも呼べない子供のチャンバラだ。だけど剣速や力はジェネラルオーガとやりあえてるレベルだし。そういや、あのウエントって奴のスキルはなんだ?』


「【英雄】だよ。だから冒険者ギルドの人たちも凄く期待しているんだ」


『あ――…………、なるほど、納得だ。ウエントって奴はただスキル任せで戦っているだけの素人かよ。俺の知っている【英雄】スキル持ちは、外道でクズ野郎だけど強さに関しては【英雄】スキルに頼らない真面目な奴だったぜ。このウエントって奴はダメだな』


 だが、きゅーちゃんの言葉とは裏腹に、ジェネラルオーガは次第に劣勢に追い込まれていく。


 スキル任せであろうと、ウエントは勝てばいいとばかりに更にジェネラルオーガを追い込んでいく。


 確かに、ウエントのスキル任せでも勝てばいいと言うのは間違ってはいない。


 間違ってはいないが、それが自分にも同じことを言えると言う事をこの時の彼はまだ知らない。


『代われ。俺が相手をする』


『イエ、シカシ……』


『そいつは【英雄】スキル持ちだ。お前の手には余るだろう』


『ハッ、ワカリマシタ。オマエ、コウエイニ、オモエ。ヒイロサマガ、オアイテニ、ナルソウダ』


 ジェネラルオーガは後ろに控えていた小柄なオーガに言われ、場を譲る。


「あん? 随分と弱っちいオーガが出て来たな」


『そう言っていられるのも今のうちだぞ。真面目にやることをお勧めする』


 小柄なオーガは剣と楯を持ち、マントを羽織った風変わりなオーガだった。


 そして小柄なオーガの言う通りウエントに変化が現れる。


 先ほどまでの動きがまるで嘘のように鈍いものになったのだ。


「な、なんだ、これは……!? どうなってやがる!? 貴様、僕に何をした……!?」


『私は何もしてないさ』


「そんなはずはない! 貴様が何かをしたんだろう!!」


 小柄なオーガの言葉を信じず、ウエントは否定する。


 だが、小柄なオーガの言う通り、実際には何もしていない。


『あーあ、だから言わんこっちゃない。今のウエントって奴は【英雄】のスキルが使えない状態なんだよ』


「え? どういうことなの?」


『【英雄】スキルは自分より強い相手だと何倍も強化するスキルだけど、それが同じ【英雄】スキルが相手だと効果が発揮しなくなるんだよ。【英雄】スキル同士で効果が発揮されるから不具合が生じてスキル効果が無くなるって訳』


「と言う事は、あの小さいオーガは【英雄】スキル持ちなの?」


『ああ、英雄(ヒーロー)オーガ。オーガの英雄さ』


 きゅーちゃんの【鑑定】した通り、ウエントが粋がって相手をしていたのは英雄(ヒーロー)オーガだった。


 つまり、彼は自分の天敵であるオーガを相手した訳だ。


「ひ、ひぃぃ……。た、助けて……」


 【英雄】スキルに胡坐をかいて、自分を鍛えると言う事をしなかったウエントは、あっという間に叩きのめされて、後ずさりながら英雄(ヒーロー)オーガに命乞いをする。


 当然、彼のパーティーの面々はその姿を見ては失望していた。


『さて、今のうちに逃げるか』


「え? 逃げるの?」


『ああ、今なら隙を突いて逃げられるぞ』


 きゅーちゃんの言葉に少女は考える。


「あの、きゅーちゃんさん、ウエント様を助けられないかな? きゅーちゃんさんは、勇者の姉が使っていた神器なんだよね?」


『……おいおい、あれだけ虐げられていたのに、その張本人を助けるだと? とんだお人好しだな』


「ダメ、かな……?」


『いや、いいぜ、そういうお人好しは』


 少女はきゅーちゃんの指示に従い、オーガたちを恐れながらもウエントと英雄(ヒーロー)オーガの間に割って入る。


『……今度はお前が相手か?』


「そ、そうだ石ころ! お前が囮になって僕を逃がす時間を稼ぐんだ!」


 ウエントと英雄(ヒーロー)オーガから声を掛けられるも、少女は緊張からか耳に入ってこず、きゅーちゃんの指示に粛々と従っていた。


「えっと、きゅーちゃんさん、右手を前に出していればいいんだね?」


『ああ、それっぽく見えていればいい。ふむ、やっぱ今の段階では【百花繚乱】だけしか使えないか。ま、これだけでも十分だけどな!』


 少女の行動に注意を払いながらも警戒を怠らない英雄(ヒーロー)オーガだったが、次の瞬間にはものを言わぬ躯と化す。


『【ストーンジャベリン・ガトリング】』


 少女の周囲から無数の石の槍が次々と打ち出される。


 英雄(ヒーロー)オーガが【シールド】を張り、楯を構えて何とかやり過ごそうとしたが、自身に降り注ぐ石の槍はいつになっても終わりが来なかった。


 ――1分。


 ――2分。


 ――3分。


 ――5分。


 ――10分。


 どががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががっ!!!!!


 きゅーちゃんの放った【ストーンジャベリン・ガトリング】が終わり、目の前には変わり果てた姿の英雄(ヒーロー)オーガ。


 ジェネラルオーガやレッドオーガ、ウエント、他の3人も、当の少女すらもこの現状に声も出せず呆けていた。


『昔は【英雄】スキルの攻略にいろいろ考えていたけど、圧倒的物量で押しつぶす力押しが手っ取り早いな。あとは、残ったオーガたちか。ほい、万歳して振り下ろす』


 現状の惨状に回らない頭のままきゅーちゃんの指示に従って、少女は両腕を振り上げそのまま振り下ろす。


『【アイシクルランス・レイン】』


 周囲の上空に先ほどの石の槍と同じように無数の氷の槍が現れ、周囲のオーガに降り注ぐ。


 降り注いだ氷の槍によって、ジェネラルオーガたちはあっという間に駆逐された。


「……きゅーちゃんさん、凄い」


『いや、凄いのは俺じゃないよ。俺の【百花繚乱】は【ストーンコレクター】が無ければ使えないスキルだからな。っと、そう言えば、お前の名前まだ聞いてなかったな。なんて言うんだ?』


 自分が倒せなかった英雄(ヒーロー)オーガどころか、周囲のオーガすらも屠った少女にウエントは声が上ずりながらも聞いた。


「お、お前……何なんだよ……何なんだよぉぉぉぉっ!!!」


「あたしが何なのかは、ウエント様が知っているじゃないですか。あたしはジルベール。『石ころ』のジルベールです」


 ただの名乗りなのに、ウエントは自分が息を呑むのが分かった。


 そしてきゅーちゃんは、あり得ない偶然、そして奇跡的な出会いに運命を感じる。




 ――――二代目ジルベールの冒険が始まる。















 きゅーちゃん:なんでジルベールなんだ?


 ジルベール:お父さんが勇者の絵本のジルベールが好きで、あたしにそうなって欲しいからって。


 きゅーちゃん:……もしかしてそれが【ストーンコレクター】が授かった原因か? でもそれだと、他のジルベールにも【ストーンコレクター】が与えられるな……


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― 新着の感想 ―
[良い点] 完結おめでとうございます! 最初、なんだろうこの作品~?と思いながら読み始めてみたのですが、AIO世界はまだ健在だったんですね。 奇想天外なあれこれに楽しく読ませていただきました。 [気に…
[一言] 完結お疲れ様でした。2年11ヶ月の連載、延長に次ぐ延長をしたジルの長旅をどうもありがとうございます。 600年の時を経て二代目ジルベールの手元にきゅーちゃんが。お気に入りが神器扱いに。 …
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