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完璧美人の幼馴染上司&生意気可愛い後輩美少女の同僚に、結婚を迫られています!  作者: 軽井広@北欧美少女コミカライズ連載開始!
第三章 幼馴染vs後輩

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もし真帆乃を押し倒せば

 正面から真帆乃は信一に抱きつく形になる。まるで恋人のように密着していて、さらに真帆乃は信一の右足にまたがるように自分の足も動かす。


 ぴったり密着し、信一はどきりとする。真帆乃の大きな胸も押し当てられ、信一はうろたえた。

 真帆乃の顔はすぐそばにあって、いつでもその唇は奪えてしまう。


 真帆乃の顔は耳まで真っ赤だった。甘い香りに、真帆乃を女だと意識させられる。

 

 このまま雰囲気に流されて、真帆乃にキスをすれば、もう止まることはできなさそうだ。

 信一も真帆乃を抱き寄せようと、その腰に手を回す。その途端、真帆乃が「ひうんっ」と悲鳴を上げて、びくりと震える。

 

 真帆乃の豊かな胸が信一の胸板と重なり、信一はどくんと心臓が跳ねる。


「し、信一……動かないで」


「う、動いているのは真帆乃じゃない?」


「そ、そうだけど……」


 このままキスをして、ソファに押し倒して、真帆乃の服に手をかければ……。真帆乃は信一のものになる。

 

 かつて手に入らなかった幼馴染を、信一は自分のものとすることができる。


「信一……?」


 黙っていると、真帆乃が首をかしげる。いよいよ信一は決心した。


(もうどうなってもいい……)


 後のことなんて考えず、真帆乃にキスしてしまおう。

 そう思って信一は真帆乃に口づけしようとし――。


 そのとき、「ピーピピピッ!」と電子音が鳴った。二人とも驚いてびくんと動き、うろたえる。


「ひゃうっ」


 真帆乃が甲高い可愛らしい悲鳴をあげる。

 信一も真帆乃も体勢を立て直そうと、互いから離れる。


 ふたたび信一と真帆乃はソファのとなりに座る形になる。真帆乃は名残惜しそうに信一の足のあたりを見つめていた。


「お風呂が湧いたみたい……」


「ああ、なるほど。自動湯沸かしかのお知らせ音か……」


 信一はつぶやきながら、頭が徐々に冷えていくのを感じた。冷静になると、真帆乃にキスする勇気なんて、とてもなくなってしまう。


「いいところだったのに残念」


 真帆乃が小さくつぶやいて、信一を上目遣いに見る。


「いいところって何が……?」


「わかっているくせに。続きは……お風呂よね」」


 真帆乃はふふっと笑い、乱れた衣服を整えて立ち上がった。



短編ラブコメもよろしくです!

タイトル:幼馴染に俺が振られたら、美人で優しい義理の姉のブラコンが過激化してヤンデレになった

URL::https://book1.adouzi.eu.org/n5609hz/



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