悟×姉達からの愛
今日も頑張ったなぁ。職員通用口から外に出ると声をかけられた。
「悟、お疲れ様。一緒に帰ろう」
「あっ、六花姉ちゃん。どうしたの?」
「悟の誕生日のお祝いしようと思って待ってたんだよ」
「わぁ、覚えててくれたの?」
「当たり前でしょ!可愛い弟な誕生日忘れるねぇちゃんじゃないよ。私も七彩も」
「ありがとう。六花姉ちゃん大好き」
「七彩も待ってるよ。帰ろ」
弟を車に乗せて、先に帰って準備をしている七彩にメッセージを送り、実家へ帰る。
「ただいまぁ〜、帰ったよぉ〜」
「おかえり悟。六花お迎えありがとう」
「どういたしまして。準備ありがとう」
笹井家で、末っ子の悟の誕生日パーティーが計画されていた。
「わぁ、ご馳走だぁ」
「そうだよ。悟の大好物ばっかりでしょ」
嬉しそうな悟の表情をみて、頑張って準備して良かったなぁと思った。準備しておいたプレゼントを渡すと、
「わぁ、ドライヤーだぁ。うわっ、ふわっふわのタオルだぁ! わわ、お高いシャンプーセットだぁ!」
「悟、気に入ってくれた?」
「もちろんだよ。大切に使うね」
その後、悟は準備しておいた料理をもりもり食べて花が咲いて、楽しんでくれていた。
「このシャンプーセットで洗って、このふわっふわのタオルで拭いて、このドライヤーで乾かしたら。明日が楽しみだなぁ。担当の子達びっくりしちゃうかなぁ」
「担当の子って未熟児じゃないの?」
「そうだよぉ〜。でも、ちゃんとわかってるよ。どんなに小さくたって。おしゃれな悟君だぁってきっと思ってくれるよ。ふふ〜ん」
まぁ、悟が喜んでるなら良いかっ。今年の誕生日会も喜んでもらえて良かった。無事に終えたことをホッとした。




