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六花・七彩×プレゼント
「やっぱり平日休みって、良いわよねぇ」
休みを合わせて、一緒に買い物に来ている。
「六花、どうする? 悟のプレゼント」
「そう言う七彩は、決めたの?」
今日は、弟の悟の誕生日プレゼントを双子の姉、六花と選びに来ている。
「最近の悟の気に入ってるものって何だろう?」
「そういえば、悟の家に押しかけパーティした時にさぁ、悟がドライヤーがどうのこうの言ってなかったっけ?」
「あっ、なんか言ってたね。じゃあ、ドライヤーをメインにして少し高級なシャンプーセットと吸水性抜群のタオルにしよう」
「悟にちょうど良いかもね。この前なんて、タオルドライとか言って頭にタオル巻き付けてたもんね。美容院かっ!って思わず突っ込んじゃったわよ」
「そうそう吸水性悪そうなペラッペラのタオルでね」
若干ディスっていたような会話もあったけど、弟が大好きな姉達の愛情表現としておこう。自己完結して、買うものが決まった姉達の行動は早かった。
「意外と早く買い物できたね」
「ランチ食べながら続きの会話でもしよう」
「そうしよう!」
なんだかんだ言いながら弟が可愛くて仕方ない双子の姉達だった。




