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85話 底知れぬ悪意のこと

底知れぬ悪意のこと




目を開ける。

うわー・・・いい天気ぃ。

鳥が飛んでるなあ・・・

いいよなあ鳥は、自由で。


・・・なんか生き物の腐った臭いがするう。

テンション駄々下がりだよ・・・

もうひと眠りしよっかなあ・・・寝れるかなあ・・・

何故か倦怠感が凄いから楽に眠れそう・・・


「センセイ!!!」


誰だよ耳元で・・・

なんだよライアンさんじゃないか。

あと10時間くらい寝るからその後で起こして・・・


「センセイ!!!!!」


なんだよもう・・・サクラ―、このおじちゃんと遊んであげなさーい。

ホレホレ早く来いよ~、お父ちゃんのピンチだぞ~・・・

サクラ~、サークラ~ぁ。


・・・ん?


・・・んん!?


なんで、俺、どうなって・・・


・・・あっ!!!


「ライアンさん今のじょうきょうがああああああ!?!?!?」


「アアア!センセイ!!ノウ!ノウ!!」


思わず体を起こしかけた瞬間、両肩に凄まじい激痛が走った。

まるで剥き出しの皮膚をヤスリにかけられているみたいだ!!

クソ痛ぇ!!!!


「あがが・・・ががが・・・」


「ソノママ!ソノママ!!ジャスモーメン、プリーズ!!」


おとなしくしていろ、というような手振りで俺を止めて、ライアンさんはどこかへ走って行く。


痛む体を無視しつつ、周囲の状況を確認する。

・・・どうやら俺は、あの赤テントの近くで寝かされているようだ。

背中側の感触から、毛布か何かが敷いてあるようだ。

そして案の定上半身は裸で、腹の上にはタオルケット。


横を見ると、俺の装備一式がテントの布地を千切ったようなものの上に置かれている。

防弾チョッキはあるが・・・インナーはどこぉ?


腹筋に力を入れ、起き上がる。

ぐぐぐ・・・肩が痛すぎるが、以前撃たれた時ほどじゃない。

恐る恐る手をやると、両肩は胴体から伸びる綺麗な包帯で巻かれている。

何やら薬品のような匂いもするので、すでに応急処置はすんでいるようだ。

自衛隊か、警察か・・・はたまた軍隊さんか。

迷惑かけたなあ。


「やっほ」


装備とは反対方向から聞き馴れた声。

振り返ると、胴体に何やら固定具のようなものを巻いた後藤倫先輩が寝転んでこちらを見ている。

下には、俺と同じような敷物。


「先輩、大丈夫ですか?」


「大丈夫、息吸うとちょっと痛いだけ。田中の方が重傷」


「俺、どうなったんです?なんか肩がすっげえ痛いんですけど」


「ゾンビのチェーンソーで肩がゴリっと抉れてる」


・・・うわマジか。

丁度肩の付け根辺りにある痛みの原因はそれかあ。

『瞬』で突っ込んだ時の傷だな。


「傷自体の深さはそれほどじゃないけど、チェーンソー由来の傷だから痛いし治りも遅いって。なんか警察の女の人が言ってた」


「なるほどお・・・」


前に聞いたことがあるな。

切り傷と違って削られた傷は治りにくいって。

ってことは・・・またグロい傷が増えたわけか。

こりゃ、しばらく子供たちには見せられんな・・・


子供たち?


ああっ!!


「先輩!俺が保護した子供たちいぃいい・・・いってええ・・・」


叫ぶと傷が超痛い!!


「もうあの装甲車で御神楽に送られた。みんな田中を心配してわんわん泣いてたよ」


「うおお・・・そうですかあ・・・えかった・・・」


「田中も泣いちゃってどうする」


「いや・・・これは傷が痛くって・・・」


ま、とりあえずはよかった。

あそこなら安全だろう。

一刻も早く、安心して欲しいものだ。


「あとね、田中」


先輩が真剣な顔で言う。


「『ヨロズヤ』、たぶん近くにいた」


「・・・なんですと?」


「田中が倒れた時、嫌な視線を感じた。遠くのマンションの屋上に人影が2つ・・・たぶん父親と、娘」


全然気付かなかった。

いやまあ気絶してたし。


しかし・・・ヤバいな。

俺たちの存在に気付かれたか。


奥伝は使ったが、奴と戦うであろう時用の技は見せていない。

そこについては安全だが・・・今は考えても仕方あるまい。

戦闘を見られただけで、本拠地がバレたわけではない。


だが・・・俺たちが御神楽と協力関係にあることは知られたな。

これから奴らがどう動くか・・・そこが心配だ。

高校を狙われたら大惨事だ。


「問題が山積みだ・・・俺のスローなライフはいったいどこへ行ったんだろうか」


「そんなものは初めからないと思う」


ひでえ。


「昔っから、なんだかんだ言って厄介ごとに首を突っ込む田中が悪い。それはもう性分、死ぬまで直らないと思う」


「ぎゃふん」


「そしてぎゃふんなんて本当に言う人間も田中だけだと・・・ああ、盗撮くんがいたね」


大木くんのあだ名が不名誉すぎる不具合。

毎度毎度名前を間違えられるよりずっとひどい!


「あの・・・さすがに盗撮くんは可哀そうすぎるんで・・・」


「じゃあ覗きくんにしておく」


「じゃあってなんですかじゃあって、よりひどく・・・ひどく?なってるじゃないですか」


「注文が多いなあ・・・けほけほ」


俺が悪いみたいな空気出すのやめてくんない!?

あとその咳!わざとにしても下手すぎなんじゃよ!!


そんな風にいつも通りじゃれ合っていると、足音が2つ。


「田中野さぁん!!」


「ハヤイ!ハヤイデス!カンザキサン!!」


汗だくのライアンさんを追い越して、必死な顔の神崎さんが走ってきた。


「やー・・・どうもどうも、ご迷惑をおk」


「そうです!猛省してください!ですがお見事でした!素晴らしいです!!」


・・・怒られつつ褒められるという貴重な経験をしてしまった。

感情をどうするかバグるな、これ。


「後藤倫さんも!お疲れ様でした!!」


「・・・う、うん。さんきゅう」


なんとあの先輩がちょっと引いていらっしゃる!

お仕事モードをポイした神崎さんの迫力・・・さぞ怖かろう。


「あ、そういえば七塚原先輩は・・・?」


「あ・・・その・・・」


「ぬ・・・」


そう聞くと、先輩までもが揃って口を閉ざした。

まさか、怪我でもしているのだろうか。

あの時は負傷した様子はなかったが・・・俺が気絶した後でもうひと悶着あったんだろうか。


「ななっちは・・・あそこ」


先輩が寝たまま指を指す。

それを辿ると・・・向こうの方に何やら見えた。


「えっ」


それは、テントの布地でグルグル巻きにされた人間であった。

こちらから見える箇所は、剥き出しの顔面だけ。

そんな状態の七塚原先輩は・・・何故か寝ている。

耳を澄ますと、うっすらいびきまで聞こえる。


「えっ・・・あの・・・なに?え?」


寝ているのは百歩譲るとして、なぜあのような状態に・・・?


「な、七塚原さんは・・・その、少し暴れていらっしゃったので、その、鎮静剤を・・・」


・・・?

聞けば聞くほど訳が分からんぞ。

先輩が暴れる?

その上味方に拘束されるなんて・・・


「キモチ、ワカリマス・・・ワタシモ、コノシゴトシテナカッタラ、キット・・・」


黙っていたライアンさんが、泣きそうな顔でそう言う。

一体何があったんだろうか。


「やあ、意外と元気そうだね・・・その話は僕がしようかな」


物陰から、古保利さんがひょいと顔を出した。

来ていたのかこの人も・・・


「丁度こっちの片もついたことだしねえ、休憩休憩」


こちらへしんどそうに歩いてくる古保利さんだが・・・何その恰好。

彼は、制服の上に足元まであるゴムっぽい前掛けと・・・腕の真ん中まであるゴム手袋を着ていた。

しかも、壮絶に血に塗れている。

こんな明るい時間じゃなかったら、完全にホラー映画の一コマだ。


「・・・すみましたか、三等陸佐」


「うん、楽な仕事だったよぉ・・・暑いけどねえ」


どこか強張った表情で神崎さんが話している。

確かに迫力満点だが・・・古保利さんは衛生兵とやらなのかな?


「おっこいしょ」


適当な瓦礫に腰を掛けた古保利さんは、懐から煙草を取り出して火を点ける。

うわ、美味そうに吸うなあ・・・


「今は駄目ですからねっ!」


あの、神崎さん、何も言ってないんですが・・・

わかりやすすぎる俺が悪い。


「そうそう、少なくとも3日は禁煙だねえ・・・ははは、チェーンソーで斬られるなんてまるでホラー映画だ」


そのホラー映画みたいな格好の人に言われたくないな。


「ふう・・・七塚原くんはね、すこーしショッキングなものを見ちゃってねえ。大事な情報源を1人捻り殺しちゃったんで、可哀そうだけど眠ってもらったんだよ」


・・・なんですと?

あの先輩が?


「情報源・・・ひょっとして縛り上げて転がしといたあの上等な黒ローブのことですか?」


「そそそ。あっという間の早業だったなあ・・・人間の首って片手でへし折れるんだねえ」


・・・たぶんそれは先輩と熊くらいにしかできないと思うの。


「まあね、『アレ』を見ちゃあ・・・しょうがないと思うんだけどさ。僕もこの立場じゃなきゃ、そうしたと思うよ・・・たぶんね」


「・・・あの、趣味の悪い赤テントですか?」


「―――正解。まあ、少し考えればわかるか」


その言葉を聞き、痛む体に鞭打って立ち上がる。

神崎さんが半ばあきらめた顔で手を貸してくれた。


「・・・見に行くよねえ、キミも。言っとくけどさ、もう鎮痛剤ないから暴れないでね」


「―――よろしいのですか?」


神崎さんが、咎めるように聞いた。


「論より証拠ってやつさ・・・彼は止めても見に行くよ」


・・・わかってらっしゃる。

そうまで言われりゃ、見ない訳にはいかない。


なんとなく、想像がつくのが嫌だけども。


「神崎さんは、見たんですか」


「・・・いいえ、聞かされましたが、私にはとても・・・無理、です」


唇を噛んだ神崎さんは、その目尻に涙を浮かべている。

視線を向けると、後藤倫先輩も首を横に振った。


「わたしも無理。見たくない」


その顔は、少し青ざめている。


「中に何があるか、聞くかい?」


「いえ、自分の目で確かめます」


中身の想像はつくし、聞いても俺は見に行くだろう。

それなら、初めから見た方がマシだ。


深呼吸し、俺はあの悪趣味なテントへ歩き出した。

申し訳そうな顔の神崎さんに見送られて。



赤黒いテントの前まで来た。

歩く度に振動が伝わって、傷が痛む。

地味に痛い。


さっきまであった入り口の金網は撤去され、交差した布地だけが風に揺れている。

俺は、唾を飲み込むとそれを掴み・・・ゆっくりと開いた。

鼻に生臭い・・・もはや嗅ぎ馴れた臭気が入り込んでくる。



―――そこには、地獄が広がっていた。



まず目に入ったのは、床一面に散らばった血の染み。

外装よりも、より一層どす黒く変色している。

どうやらこの血痕が表に染み出したようだな。


かなり広いテント内には、医者が手術に使うようなベッドがいくつもいくつも並べられている。

血汚れに染まったメス、それに・・・用途不明の鋸のようなものがチラチラと眼に入ってくる。

ベッドはちょうど・・・ちょうど、子供くらいの大きさの血の染みが散見される。


吐き気を無理やり飲み込み、足を踏み入れる。


中央には、立ったまま人を拘束できるような大掛かりな器具。

恐らく、これにあの白黒ゾンビが固定されていたんだろう。

固定用のベルトの他に、腕や足を拘束するような拘束具が床に落ちている。


その横には、ズタズタに切り裂かれた黒ローブの死体。

あの時、鍵を開けていた奴だろう。


その奥には・・・金属製の、大きな箱がいくつも、いくつもある。

そして・・・俺は見てしまった。


その瞬間、体温が氷点下にまで下がったような錯覚を感じる。



いくつもの箱のうち、その1つから突き出された・・・腕と、足。



足元がふわふわする感覚を覚えながら、俺は歩く。

近付くにつれ、箱の表面に貼られた紙が見えてきた。


『手足』


その横には『胴』、さらに横には『内臓』

いくつかのジャンルに分けられた箱の群れ。


『頭』と書かれた箱を、意を決して覗き込んだ。


「・・・ゾンビ、か」


中には・・・老若男女の頭が詰め込まれていた。

その顔色は真っ白で、目は赤い。

腐敗の兆候も見られない。


雑多に散らばる道具類の中に、バカでかい注射器が見えた。


ここで、これを使ってゾンビを量産し・・・餌にしていたのだろうか。

あの子供たちに奴らが言っていた『祝福』ってのは、つまりそういうことなんだろうか。


あの・・・屑共・・・!


ふと、床に散らばる物が目に入る。

俺も好きだった特撮シリーズのプリントが入った、小さな・・・本当に小さな、Tシャツ。

頭に血が昇るのが、嫌でもわかってしまった。


「があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」


我慢できずに、手近なベッドを咄嗟に蹴飛ばした。


「うううううう!!!ううううあああああああああああああああああああっ!!!!!!!」


胸糞悪い注射器を踏み砕いた。


「あああああ!!!!あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


あの白黒ゾンビを固定していた拘束具を、掴んで床から持ち上げて隅に投げ捨てた。


がらんがらんと音が響き・・・静寂が戻ってきた。

俺の呼吸音と、心臓の拍動だけが耳に痛いほど聞こえていた。


「・・・みなごろしに、してやる」


知らずに、口から怨嗟が漏れた。


「あいつらは・・・生きてちゃいけない、人間たちだ」


大暴れしたせいか、血で濡れた包帯の感触が気持ち悪かった。




「・・・田中野さん」


戻ってきた俺を見て、神崎さんが泣きそうな顔をした。

そんなに酷い顔、してんのか俺。


「へへ・・・すいません、うるさかったでしょ?」


よくよく考えればアレ全部聞かれてたのかあ・・・

急に恥ずかしくなってきたぞ、おい。


「溜め込むよりかは放出した方が体にいいよ~」


咥え煙草の古保利さんが苦笑いしている。


「でも安心したよ、キミは先輩くんよりかは冷静らしい・・・冷静だよね?もう証人の残機はないからね?」


残機ってなんだよ残機って。

しかしまあ・・・アレを見たなら先輩が大暴れしたのもよくわかる。

ぶっちゃけ、俺がその話を聞いていなかったら・・・俺も同じことしたと思うし。


「はは、まあ・・・この感情はアイツラの残党にぶつけますよ。まだいるんですよね?」


「ああうん・・・いるんだけどね。尋問も僕がやったしね」


・・・ほう。

あー・・・その血染めのエプロン。

治療とかそういうんじゃないのね・・・衛生兵じゃなかったわ。

考えてみれば、指揮官直々に治療なんてするはず・・・あれえ?八尺鏡野さんはしてたぞ?

まあいいや。


「尋問・・・素直に吐きました?」


そう聞くと、古保利さんは煙をゆっくり吐き、


「―――始めだけだったねえ、威勢がよかったの」


そう、迫力たっぷりに笑ったのだった。

・・・やはりこの人もただものじゃなあい。

一門の指揮官だもんな、当然か。


「とりあえずさ、しっかりした治療も受けてもらいたいし・・・一旦御神楽へ行こうか。まだ時間も早いしね」


「ここは・・・どうするんですか?」


こんな胸糞悪い場所、もう見たくもないが。

残しといてまた変な奴らに再利用させるのも嫌だし。


「使えそうなものは回収したし、まとめて焼却処分だね。あ、嫌な顔だねえ・・・僕は使えるものは何でも使うって性分だから」


・・・顔に出ていたか。

まあ、俺と違ってでっかい避難所を運営しないといけないしな。

そりゃ、回収するだろうな。


「さて・・・田中野くんも起きたし、避難所行こうか。先輩くんは僕の部下に丁重に運ばせるからね」


古保利さんが軽く手を上げると、4人の自衛官がサッと走って来て先輩を担架に乗せた。

動きが速い!

かなり訓練されているな。


「普通の人間なら二日くらい寝る量の薬を使ったんだけど・・・あの様子じゃ今日中に起きそうだなあ」


・・・先輩は象か何かなんだろうか。

とりあえずリュックを回収して軽トラに乗る・・・うおっと。

血が足りんのか体がふらつく。


「む、無理はなさらないでください」


神崎さんがそっと体を支えてくれた。

判断も行動も早い!


「ああ、もう大丈夫なんd」


「拒否します!行きますよ!!」


どうやら俺に拒否権はないようだ。

汗臭いから恥ずかしいなあ・・・それに上半身裸だし。


「虚弱~虚弱田中~♪けほ、けほ」


先輩もせき込みながらからかわんでもいいでしょうに・・・一応あんたも肋骨にダメージ受けてるんだから。


先輩にからかわれ、神崎さんに支えられ・・・おまけにライアンさんに荷物まで持たせて、軽トラに乗り込んだ。

俺とライアンさんは荷台だ。

怪我人ばっかりなので、護衛も兼ねてついてきてくれるらしい。

ありがてえ。


「ドントウォーリー!センセー!!」


「せんきゅーそるじゃー」


ライアンさんは俺を荷台に寝かせ、自分は周囲にライフルを油断なく構えている。

・・・っていうかデカいっすねそのライフル。

神崎さんの持ってる奴よりデカい・・・っていうかあれじゃん!あの弾帯がはみ出てるタイプの機関銃じゃんそれ!

さすがの筋肉・・・!あんな重そうな機関銃を軽々と!

さっきの白黒みたいなの以外なら問題なくハチの巣にできそうだな。


「出発します!」


運転席の神崎さんが言い、愛車が走り出す。

すっかり慣れたなあ・・・この運ばれ方。

もしかしなくても、今回の戦いで俺が一番重症じゃないのか?解せぬ・・・!

まあ、あのボスに俺ら以外がカチあったらむっちゃ死人出てそうだし。


しばらく走った後、後方からとんでもない爆音が聞こえてきた。

・・・爆破したのかあ。

焼却じゃねえじゃん・・・


荷台越しにも見えた噴煙を見ながら、俺は煙草を・・・


「ノウ!!」


没収されたァ・・・

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんだろう…… まさかとは思うんだけど、どこぞの異世界の享楽主義者の女神様辺りがこっちの世界かき回しているとかじゃないよな? ゾンビ発生にしてもそうだし、一部地域の住民の暴徒化とか、ゾ…
[一言] なんかなー、こういう事態になってから色々やってるにしては妙に思い切りというか手慣れてる感がする。、ゾンビを捉えて生産して繋ぎ合わせて改造して・・・発想はあっても実行に移すには準備も知識も足り…
[気になる点] 田中野さん怪我しすぎ これは、もう「人間じゃなくなる」フラグにしか見えない けど、そうならなきゃ乗り越えられそうもない世界
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