>おっしゃるような見方をすると、正直つらいところですね。
>おっしゃるような見方をすると、正直つらいところですね。
すいません。ケチをつけるとかけなすとか批難するつもりはなかったんですが……
私が言いたかったのは
作者視点としては「物語を面白くする」という方向で物語を動かしたいのは当然ですが
その姿勢は、物語内の人物にとってはナイアルトラホテプのような「異質で邪悪なトリックスターの神」のように感じられるだろうという話なんですよ。
だから
この物語のように「全人類を滅ぼせる兵器」を持つような主人公を設定するなら「一個の人格」を創らないと、作者の思惑だけで動かしてしまうと
「異質で邪悪なトリックスターの神」のような非人間的な存在と化してしまうという創作論的な話ですね。
あえて、そう何らかの意図を持って「あえて」そういう主人公を設定しているなら構わないという感想で「メタバタ」という某作家の書くSFの例をあげましたが
違うようなので批判したように感じられたかもしれませんが
そうだとしたら申し訳ない。
強い権力や暴力を持つ一人の人間が
「他人の生き死に」関わるなら何らかの覚悟が必要で
物語で「人間性=人の心」を描写しなければ
「人間が歴史を造る物語」ではなく、「人間でない何か」が人間を弄んだり、人間を何処かへと導く話。
「神」や「悪魔」や「宇宙的恐怖」といった「超越者=オーバーロード」が主人公を操ったり直接現れて人間に干渉する系統の「新世界神話」か
あるいは
自分を神だとか神になろうとする類の「悪役」が世界を蹂躙する「悪漢小説」か
「心ない精神病質者=サイコパス」が人を脅かす「サイコサスペンス」
というジャンルの話になります。
導入部では
「人間性=人の心」を描写していないで
普通の人間が深く考えもせず間違いを犯したという「成長物語」
あるいは聖書宗教をモチーフにした「某新劇風ロボット神話アニメ」のように
何が正しいかを決められず状況に流されまくる「非成長物語」という方向
として後に「人間性=人の心」を描く話もありますので
その何れかの方向に物語が向うのだろうなあという感想で
重ねて言いますが
ケチをつけるとかけなすとか批難するつもりはありません。
気にされたのなら申し訳ありませんでした。
あくまで一読者の無責任な感想なんですが
「どうにも細かなことが気になってしまうのが僕の悪い癖で」




