表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/63

『沈黙の異世界』実現求ム

 主人公が空気だな。とお思いの方へ。


 安心して下さい。更に空気になります。

 司令塔を倒されても残る4人は決して怯まない。

 逃げるのは愚作。ここで逃げてもさっきの気配消失を使われて一方的に倒される。

 全員が決死の覚悟を持って襲い掛かった。




 三人がコックに襲い掛かる。

 一人一人が本来は精鋭。

 しかし、無論そんなものが通用する訳が無い。

 拳一つで一掃された。しかし、そのまま吹き飛びはしなかった。

 「………………………接着剤?」


 相手がコックにくっ着いた。

 喰らった後、辛うじて残った意識でコックの身体に抱き着き、服に施された細工を使用した。

 それは加圧されると表面に粘着効果を発生させる。

 不意打ちした相手や相手の攻撃にしがみついて足止めをするための細工だ。


 「良くやった!」


三人がしがみ付き、コックを足止めしている間、残りの一人は魔法を準備していた。

 強力な、とても室内で、厨房で使う物では無いレベルの強力な炎魔法を。

 三人は足止め。一人は強力な魔法。全員が決死の覚悟。

 これだけの条件が揃ってやることはたった一つ。

 自滅覚悟の特攻である。

 「死ねェ!」

 左手を前に突き出す。

 その手には赤く輝くエネルギーの塊。

 触れたものを辺り一帯ごと吹き飛ばす爆弾を、











 コックの顔面目掛けて叩きつけた。










 コックは飛んで来た爆弾に手の平を掲げると…………………………………………














 バン‼

 握り潰した。

 素手で。

 何の細工も防具も魔法も無しに。

 本来なら厨房ごと吹き飛ばす爆弾を素手で握りつぶした。



 シュー



 コックが手を広げると、そこに有ったのは焦げ跡一つ無い手の平だった。


 「馬鹿………………ナ………………………。」

 「コックは火を扱う仕事だ。この程度の火でビビってちゃぁ仕事にならない。」

 マッチの火でも潰し消した後の様な顔でそう言った。








 コックが盗人の精鋭に勝った。

読んで下さる皆さま。評価して下さる皆様、ブクマ、お気に入りユーザーにして下さっている方々、有り難う御座います。

次話も頑張って作っていきます。


 拙作、 トラブルメーカーの賢者の創るトンデモ魔剣が生むバトルや事件色々アリのお話やスタイリッシュ農業バトル小説も宜しくお願いします。





 感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

 尚、「小説家になろう」に登録していなくても感想は書けるようになっています。

 厳しい評価、お待ちしています。(ツイッター的な何かでの宣伝もお待ちしています。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ