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闇の中の尾行

 祝:次で30話!

 三日坊主には成らなかった!

 次は五十日坊主を目指します!

 「如何されるのですか?」

 「爺やさん、俺が何をしようとしてるかは解っていますか?」

 「えぇ、大体は。

 お嬢様が訊いてこられた内容。

ご学友の無事の確認。そして、お嬢様の顔。そして今日起きた事。

 そして先程のすすり泣く声………。

 これで察する事が出来ぬのであれば、爺や失格でございます故。」

 「俺的には、人質居ないんなら…速攻襲撃してフルボッコ。と思ったんですが……。」

 「成程………だからお嬢様に信号を長引かせ、その間に信号を送りに来た輩を捕捉。

 ガイドに仕立て上げる。という訳ですね。」

 「ご明察。後はアジトを焼くなり水責めするなりは考えていませんがね。」

 声を潜めて明かりに近寄る。

 バレない程度に接近した。

 昼間見かけたならず者がランプを持って信号を送っていたが、信号を終えたのか灯りを消すと闇の中を歩いて行った。

 (爺やさん、お先にお願いします。)

 (宜しいのですか?)

 (俺、暗闇慣れていないので。)

 (承知しました。)

 闇の中、辛うじて解る合図と表情で意思疎通をすると尾行ミッションを開始した。



 感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

 尚、「小説家になろう」に登録していなくても感想は書けるようになっています。

 厳しい評価、お待ちしています。


 なお、他にも色々書いているので他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。(今主に連載中なのはコレと『賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。』の二作です。)


そして、読んで下さる皆さま。有り難う御座います。

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