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踊り場での会話

 ここから、物語は割と加速していきます。

 俺が居たのは三階の角部屋。

 信号を受けていた人間はおそらく角部屋の人間、またはその横の階段の踊り場の窓に居る。

 ここは最上階。容疑者は2~3階の踊り場、または1~2階の踊り場に居る。

 最悪、荒事を覚悟せんとな…………。







 1~2階の踊り場に居た。

 「ごめんなさい…………ごめんなさい…………。」

 そこにはランプを手に涙声で謝罪をしながら窓の外に合図を送るアリシア嬢の姿があった。

 「逢引き………てー事は無さそうだな……。」

 ビクッ!

 アリシア嬢は痙攣した。

 当然だ。

泣き顔に謝罪にこの時間にやって来る来訪者への合図。

 俺の推理が正しければ。ならぬ俺の推理が正しかったっぽい。

 「これは……これは……。」

 泣きながら震えて、目をキョロキョロさせて、焦点が合っていない。

 「落ち着け。そのまま信号を続けて、出来たら信号を長引かせて。」

 それを聞いたアリシア嬢は俺の表情を見て安心したように信号を続けた。

 「信号をしながら聞いて。」

 「…………はい……。」

 「お前さんが、今、合図を送っている相手は…さっきの偽従者で良い?」

 「……はい……。」

 「脅されてここで得た情報を向こうに送ってる?」

 「………………はい……。」

 「『友達を預かった。返して欲しけりゃ従いな。』とでも言われた?」

 「……は…………い……。」

 泣きながらランプを操るアリシア嬢。

 コレ、見られたら…誤解じゃ済まねえな。

 「………、解った。やりながらで良い。

 安心しろ。お前さんの友達は無事だ。攫われちゃいない。」


 感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

 尚、「小説家になろう」に登録していなくても感想は書けるようになっています。

 厳しい評価、お待ちしています。


 なお、他にも色々書いているので他の 黒銘菓 の作品も宜しくお願いします。



 さぁて、もう一話くらいは書けるかな?というか、私の場合、土日位もっと書かないとな。

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