第18話 取り敢えずゲームを始めよう
さらに翌日
「さて、これからデ〇・〇レードっぽくアイツらを使って遊ぼうぜ」
達也が突然言った。この場には和眞と美乃、雪姫、真奈、柚葉、エレーナ、葵ちゃんがいる。この中で達也の言った事を理解できたのは和眞と美乃と葵ちゃんだけだ。
「お前、マジか」
「ああ、マジだ!」
数時間後、達也は男子の中から森山と我妻を選び、少しだけ記憶を忘却させると、遂に遊びを始めた。
「クイーンズ・プレイグラウンドへようこそ。バーテンダーのタツヤです。」
この先はめんどくさいからカットするが、何があったのか簡単に説明すると、ダーツをやらせた。二人が喧嘩した。タツヤが二人を地獄に叩き落とした。以上だ。一応彼らは死んでいない。
もちろん、この後達也のバーは皆の憩いの場となった。
◇◇◇◇◇
「なあ、そういえば王女様っていなくね?」
達也がクイーンズ・プレイグラウンドでカクテルを作りながらマティーニを飲んでいる和眞とキール・ロワイヤルを飲んでいる三女神に問い掛けた。美乃と葵ちゃんはオレンジジュースを飲んでいる。エレーナはリンゴジュースだ。
「ん、セリスの事か?確か、学園に入学するって少し前に出発したぞ」
和眞が達也の問いに答えた。
達也はそれを聞くとこの旅の本来の目的を思い出した。そして、すぐに支度をするとエレーナを伴って出発するのだった。
もちろん、三女神が一緒に行くと言ったのだが達也がそれを拒否したため、二人での出発となった。
達也が拒否した理由は一人旅がしたいからだそうだ。その代わりに定期的に達也が絞り尽くされる事が、決定したが。




