第3話 風呂と変態と最初の街到着
すいません、短いです。
これから冬季講習その他の影響で短いか、投稿に間が開きます。すいません。
「いい湯だなぁ」
雪化粧をした山々を望む露天風呂に入りながらタツヤは呟いた。そして、ある操作を行うと、景色が雪から紅葉に変わった。
ここは馬車の中の浴室だ。この浴室は景色を変えることができるため、タツヤはこれを使用している。
「ここはやっぱり、日本酒を飲むか」
タツヤはインベントリから酒と盃を取り出した。何故あるのだ。
「ゴクッ。うん、フツーに旨い」
タツヤは一口飲むと言った。そりゃ、旨いでしょうね。まったく、世のオヤジさんがやりたくてもできないことをやりやがって。
ところ変わって更衣室。
そこにはタツヤの普段着(タツヤ基準)が脱ぎ捨てられていた。そこに近付く一人の少女。
いつもハアハア、タツヤの全てに!
這い寄る恋する乙女、エレーナさんだ。
そして、エレーナは更衣室に入るとタツヤのTシャツを掴むとそのまま顔を埋めた。
「クンクン、ハアハア…(以下略)」
皆、見てほしい。端から見るとただの変態なのだが、これでも一国の王女なのだ。確かに匂いを嗅いで、ハアハア言って、恍惚としているが、確かに王女なのだ。
しばらくして、遂にエレーナはTシャツの匂いを嗅ぐのを止めた。これで、出ていくのかと思いきや、今度はタツヤのパンツを掴むと……………
10数分後。
エレーナは自室で果てていた。
その顔は放送できないレベルであり、いろいろと危なかった。
◇◇◇◇◇
「一つ目の街、『カイル』に着いたな」
「はい」
「取り敢えず、宿に行くか」
タツヤとエレーナを乗せた馬車はカイルの街道を行く。




