第33話 黒幕(笑)をしばく(殺害)
前に名前だけ出ていた方が…………
そして、エルド王太子の以外な一面が。
「さて、本日の議題ですが、先日糞国王とエレーナを襲った黒幕(笑)ソゲル公爵をどうするかです!」
「わーわー」
「エレーナを襲ったと………タツヤ、今すぐ殺ろうか」
「落ち着くんだエルド。どうせなら一族郎党皆殺しと行こうじゃないか」
「タツヤ君、それは本当なの?」
「ハッハッハ!俺のサーヴァントが調べてくれました!俺も過去視してきたし。それで見た奴がソゲルの従者なのは確認したから。さらにさらに!こちらをお聞きください!どうぞ!」
『ミゲル、あの連中に頼んだのか?』
『はい。奴らなら確実に殺すでしょう』
『ガハハ!これで次期国王のエルドを殺せば儂が国王だ!』
「お次はリアルタイムでのこちらを!」
『な、何故アイツらが生きているのだ!』
『ふ、不明です!』
『お前!今すぐ奴らを殺してこい!儂はアレの準備をしてくる!』
「そして、ソゲルが言ってるアレとやらがこれで、他にも国家反逆になるであろう物を押収してきたぜ!」
「よっ!男前!」
「さすがタツヤ!そこにしびれる憧れるぅ!」
タツヤが爵位を渡されるもとい押し付けられる事が決定した翌日。ディートヘルムの私室にてタツヤ達は会議をしていた。まあ、タツヤが全ての証拠を用意していたのですぐにやることは終わったが。
そして、次はシスコンお兄ちゃんエルドの要望に答える為にはどうするか話し合った。
「さて、どうする?アイツを呼び出して証拠を出しておちょくってから公開処刑をするか、暗殺か。それともこれを民衆にばら蒔くか」
「どうせなら絶望をしってもらいたいよね」
「なら、全裸で逆海老亀甲縛りして街角に放置からの民衆による投石なんてどうだ?」
「さらに女性に踏まれるのはどうだろう?」
「いや、それはあの豚ソゲルには御褒美になっちまうだろ。それならガチムチホモ集団に公開強漢されるのはどうだ?相当くるぜ?」
「いや、それはこの王都が穢れてしまうよ、タツヤ」
「ならアイツのアレを切り取ってしゃぶらせて喰わせて、女装させてオークにヤらせるのはどうだ?」
「いや、ソゲルのアレを切り取るのを誰がやるのさ?」
「俺は嫌だぞ」
「皆、そうだよ」
「なら、幻影の魔法を掛けて、帝国の豚皇子とヤらせるのは?」
「それは良いけど国際問題になるよ」
「ならそれ以外のほぼ全部にして、『全裸逆海老亀甲縛り民衆投石ホモ強漢ナニ喰いオーク』の刑にしようぜ!穢いのなら幻影でどうにかすればいいし。それにソゲルは嫌われてるんだろ?なら、民衆もすぐに来るはずだし!」
「もうそれで良いね!あんなのに時間を掛けたくないし!」
「じゃあ、始めようか!断罪を!」
「そして、地獄を見せよう!」
「「ハハハハハハハハハハハハ」」
エルドとタツヤは意見を出し合い、結局全て行う事になった。
「ウチの子が怖いよ………シリ、どうしよう!?」
「あらあら」
ディートヘルムはそんなエルドを見て軽く恐怖していた。
そして、三日後。
ソゲル公爵家一族郎党公開処刑され、ソゲル公爵にはタツヤ達の考えた事が全て行われ、その後数日間、王都では犯罪が全く無くなったそうだ。
おそらく、皆ソゲルに対する投石でストレス発散したのだろう。




