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第27話 戦闘?いえ、蹂躙です。

「GOOOOOOOOOOOAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!」

「GYAAAAAAAAA!!!!!」

「グゲゲゲ!!」

「グギャギャギャギャギャ!!!」


「ハッハー!死んどけや、雑魚がぁ!!」


 ズバン!サクサクサクサク!!


「やれ!神楽!」

「ヒヒーン!!!」パァン!グチャ

「よし、良いぞ!けど、一回戻れ」

「ヒヒーン」


 モンスターの軍勢のど真ん中にタツヤは居た。そんな中でタツヤは修羅でモンスターを斬り、神楽はモンスターを蹴り砕いていた。そして、タツヤは神楽を戻すと孤独な戦いへと身を委ねるのだった。





「しゃあ!来いや《金烏》!《玉兎》!」


 タツヤは修羅を仕舞うと、一対の小太刀を取り出した。金烏玉兎、太陽に棲むとされる三本足の烏と月に棲むとされる兎の名がつけられた刀である。また、実際に金烏玉兎の素材を使用して造られている。


「GYAAAAAAAAA!」

「ウルサイ」 サクッ……コロコロ

「グギャg…「きえろ」ザクッ

「《魔導纒(エンチャント)》」


 タツヤが呟くと金烏と玉兎の刀身が黒く染まり黒色の焔を纏った。これはタツヤのオリジナルの技術《魔導纒エンチャント》によるものだ。通常武器への付与は属性魔力による物なのだが、タツヤが行ったのは魔導を直接刀に付与──纏わせるというものだ。勿論、威力も段違いに高い。

 そしてそんな物を使ったらこうなる。


「グギャ『サクッ、ジュワッ』

「グロオオオオン!!!『ザクザクザク!ジュワァ』

「GAO『ザクザク!ザン!』


 そう、オーバーキル。

 ここからは本当にモンスターが可哀想になるほどだった。………今までもだが。


 タツヤが右手の金烏を振ったと思ったらゴブリンの頭が落ち、血が噴き出し、黒焔に焼かれる。次の瞬間には玉兎によってリザードマンが切り裂かれる。そして、後ろからオークがタツヤを狙うが、気付いたときには細切れにされた。


「呉〇十字!」


 タツヤがふざけると目の前にいたオークエンペラーが絶命し、


「回〇剣舞・六〇!」


 さらに地竜も切り裂かれ、絶命する。

 完全にふざけているタツヤ。だが、技は完璧だ。タツヤは、ほとんどの武術を極めているといって差し支えなく、そちらに関しては天才というのも生温い程に才能があるので、アニメや漫画などの技を再現し、昇華または改造する事も可能だ。さらにどこぞの〇鉄さんの如く、戦闘中に模倣昇華する事もできる。封印中にもそうすればよかったのでは無いかと思うが、魔導書やら禁書やらに惹かれてそっちのけになった様だ。


「よし、次だな。《皇華》!」


 タツヤは小太刀二刀流で一通り遊ぶと(モンスターからしたら悪夢以外の何物でもないが)主武装の皇華を取り出した。そして、ここから、今までの事が全て蜂蜜に砂糖をいれて、イチャイチャカップルほど甘かったと思える程の事がモンスターに降りかかるのだった。


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