第11話 馬が無ければ戦略級飛行戦艦に乗ればいいじゃない2
はい、ハッチャケました。
「ティーチ!タナトスの出航準備を始めろ!」
タツヤは『タナトス』の格納庫に到着すると格納庫内の一室に居た男に声を掛けた。
「はっ!直ちに準備を始めます!
『全員、『タナトス』前に集合しろ!処女航海(多分外だろうが)の準備だ!』
それでは失礼します!」
「おう。それと弾薬と攻撃用魔力残量、変換用魔力残量、魔力燃料は大丈夫か?」
「大丈夫です。弾薬は現在………各通常固形魔導弾が9999京発ずつ、大砲用の各通常固形魔導弾が100億発、夢幻鉱石製の通常レールガン用の消滅弾丸が同じく9999京発、大規模用が100京発、各通常魔法弾の各カートリッジが300億ずつ、その他の各固形禁魔導弾、魔法弾、カートリッジは100万ずつあります!攻撃用魔力残量は9999不可思議程で、燃料変換用魔力残量も同じく、魔力燃料も同じくらいあります!」
「変換率は?」
「SSレートの進化魔石からの変換率は魔力燃料100兆程です」
「そうか。ならやっぱり俺の魔力を使った方がいいな」
「そうですね」
「よし、問題無さそうだし、後は頼んだ」
「はっ!」
タツヤはティーチにタナトスの状況を訊ねると去っていった。
ここでタナトスの装備を説明しようと思う。
タナトスには主な武装としては固形魔導弾と魔力を使う魔導銃、魔導大砲。魔法が記録されたカートリッジと魔力を使う魔法銃、魔法大砲。発砲して一定時間が経過すると消滅する弾丸を使用する、レールガン。そして荷電粒子砲が搭載されている。他にも上の装備に似た魚雷や超小型戦艦や水中の敵の動きを止めるための電撃、戦闘ヘリや戦闘機に戦闘用ドローンなどがある。
各銃の主な種類は、拳銃、アサルトライフル、スナイパーライフル、マシンガン、ミニガン、大砲。
次に各弾薬の説明をする。
まずは固形魔導弾からだ。固形魔導弾とは魔法を固めた物を弾丸の形に形成した物だ。これは何か他の物体にぶつかると作られる際に使用された魔法を放つ。
次にカートリッジの説明だ。
カートリッジとは様々な大きさ(使用する銃による)の円柱又は6㎝×3㎝の半透明な板に魔法の術式を刻印した物だ。これは魔法陣とは違い、刻まれているのは文字や数字、さらにF〇teで出てきたような回路等であり、タツヤとその眷属にしか製作できず、複数回使用でき、使用後は直ぐに消滅する。使用回数は各1000回ずつ。
円柱型ならば使用する銃の弾倉に入れ使用する。
板の方は、アサルトライフル、スナイパーライフル、マシンガン、ミニガン、大砲にしか使用出来ない。
次に夢幻弾だが、夢幻鉱石で作られており、一定時間が経過すると消えるというだけだ。大きさは沢山あるが。
最後に船員の説明だ。
船員は全員タツヤの作り出した眷属である。皆、戦闘力はXXXレート程あり、船長に至っては測定不能である。
装備としてメインアームとして魔導銃、魔法銃、レールガンのいずれかとサイドアームのライトセーバーを所持しており、どの装備も使用者が死亡するとタツヤのインベントリに回収され鹵獲されるのをふせぐ。
大まかな説明は以上だ。
3時間後
タツヤはディートヘルム達を伴い、タナトスに乗船した。
「ティーチ、出航しろ」
「はっ!『総員、出航!』」
「さてと俺も仕事するかね。《開放》」
そして遂に戦略級飛行戦艦『タナトス』が出航した。
目指すはアドル王国王都『リヒテンシュタット』。
タツヤ達の旅はこれからだ!
戦略級飛行戦艦『タナトス』に乗って王都へ向かうタツヤ達。タナトスに乗っていても快適に過ごすタツヤ達だったが、敵の襲撃を受けてしまう。
その時タツヤが取った行動とは!
次回『敵が来たなら蜂の巣にすればいいじゃない!』




