第1話 我が騎馬は空を翔る、しかし………
「ガォォ!!」(神楽の鳴き声)
「イヤッフゥゥゥゥ!!」(達也)
「ワン!」(モフモフの癒し)
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!
タツヤは神楽に乗り何処かの街に向かっていた。しかし、タツヤが愚者の深淵の転移魔法陣で脱出した先は………………………………………
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クリムゾンドラゴン Lv. 56353
rate:測定不能(通常:SS)
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筋肉牛 Lv. 41349
rate:測定不能(通常:S)
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孫〇空(猿) Lv. 89653
rate:測定不能(通常: SSS)
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沙〇浄 Lv. 78635
rate:測定不能(通常:SSS-)
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猪〇戒 Lv. 78253
rate:測定不能(通常:SSS-)
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化物の巣窟だった。正式名称『天竺へ行け』と呼ばれる森だ。タツヤはそこに転移した。そして適当に出ていこうとしたのだがモンスターに襲われてしまった。そこで冒頭に戻る。タツヤが切り刻んでいたのはクリムゾンドラゴンだ。因みに左右の手に刀を持っている。右手には『天夢神刀・皇仙』、左手にはタツヤが作成した黒刀『神妖刀・黄泉』。『黄泉』は刀身の1/3程が両刃になっており、小烏丸造擬きと言えるものだ。さらに『皇仙』も『黄泉』もタツヤによりある機能が追加されていた。それは生物を斬れば斬るほど切れ味が上がるというものだ。タツヤにピッタリと言える。
閑話休題。
タツヤは出てきたモンスターを皆殺しにし、神楽に乗って街に向かっているのだがクリムゾンドラゴンに邪魔をされておりそれを全て殺した。そして…………………………………………………
「何と………お主がこれを殺ったのか」
森の範囲から出ようとしたところで見る角度で虹色に輝く鱗を持つ龍に出会った。
「あ?」
「まさか人間が此だけ殺すとは………」
「おーーーい?何か用ですかーーー?」
「いやしかし、神の力を感じた気も……」
「おーーーい、何一人でブツブツ言ってるんですか?」
「いや、神は下界には干渉しないはず。例外は魔王だが………」
「よし、神楽よ。あの危ないドラゴンは気にせず街に向かうぞ」
「………よし。訊いてみるか。ちょっと良いか、そこの者よ」
「何か用?散々無視しといて」
「あ、いや…その…それは悪いと思っているが……、と、兎に角お主は何者なんだ?」
「神崎達也。達也が名前で神崎が苗字な」
「タツヤというのか………って違うわ!種族だ!」
「元人間の現神族」
「なぜ神族がこんな所に……」
「なんでそれを教えなきゃいけないの?」
「確かにな」
「まあ、教えるけど。簡単に説明すると『異世界から召喚されたらステータス封印されてダンジョンに来たら、同じ異世界人に殺されかけてその後封印が解けたら覚醒して神皇になった。それでダンジョンを攻略したら此処に飛ばされた。』」
「神皇様でしたか。それは……失礼しました。どうか御許し下さい」
「うん、まあいいんだけど。ところでさお前誰?」
「失礼しました。我……私は極光龍神『ブラッド』と云うものです」
「あ、そう」
「そ、それで………大変申し上げ難いのですが……」
「その言葉使いキモいな」
「す、すいません」
「敬語使うな」
「はっ!」
「それで何?」
「我を神皇様の傘下に加えて頂きたく」
「良いよ」
「そして、新たな名前を頂戴したく」
「分かった。んじゃ『大和』な。それじゃ『眷属化』」
「ありがたき幸せ!」
「んじゃ街に行ったら十六夜と神楽と大和は従魔登録な」
タツヤはこうして旅の仲間にドラゴンを加えた。しかし街に着いた時に騒ぎが起こる事はまだ知らない。
「そういえば此処ってダンジョンなの?」
「そうです」
「じゃあ、ボスはどうした?」
「あの不味い羽虫なら1000年程前に」
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極光龍神『大和』 Lv. 99999999999999999
rate:測定不能
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コイツの登場は後の予定だったのに………
後、タツヤ君が二刀流になってますけど殆ど『皇仙』しか使いません。
タツヤ「二刀流ってカッコイイじゃん!実家でも二刀流極めてたし!でも一刀流の方が使いやすいわ。手数が欲しいときだけ使うわ」




