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代償と終わりと地竜

修正多く入れました。

ストーリーには変化ありません。

ふと、異変を感じて俺は自我を取り戻した。


「……敵が途絶えた?」


時間の間などなく襲ってきたモンスターが、具体的には分からないが長い時間姿を現さなかった。


「次はまだか?強くなりたいんだ、早く来てくれよ。」


モンスターが来ないのを疑問に思いながら、ついそんな事を呟いていた。

弱さを消す為に俺はただ、敵を殺し続けた。

休みなく姿を表す、様々な特性を持ったモンスター。

それらを鑑定し、即時に対応して殺す。

それをただひたすらに繰り返していた。

…強さを求める以外の感情など、とうに忘れてしまっていた。


「あれ、早くモンスターが来てくれないと強くなれないのに。」


静かに目を閉じ、魔法でモンスターを探す。

だが、半径20キロ圏内にはモンスターの反応、いや、生き物全てが存在していなかった。

魔法の影響で沼地は荒野へと変貌を遂げていた。


「…取り敢えず、体を洗うか。」


少しつまらないと思いつつ、ひどく汚れている体を魔法で洗浄する。

肩まで伸びた髪を切り、次元収納からモンスターを取り出し、毛皮を加工して着る。


次元収納は戦闘中に使えるようになった魔法だ。

俺の魔力の量によって容量が決まっているが、モンスターの素材などを入れることが出来る便利な魔法だ。

空間に穴を開け、手を入れる事によって取り出すことができる。


そうして身の回りの整理をしているとき、嫌に空気自体が静かになった。

…はっ!何か来る。

感知に引っ掛かった、今までのモンスターよりも早い何か。

気配から、かなり強敵の予感がした。


「…俺は二度と負けねぇ!何であろうとかかってこい!」


そう言って身構えていると、「ドスンッ!」と土煙をあげ一匹の竜が俺の前に降り立った。

一目見ただけでわかる、ミスティと同じかそれ以上の強さを持つ竜だと。

緑色の目に尖った岩のような角、重厚感溢れる岩がついた体。

いかにも頑丈そうなその体が印象的だった。


「…ほう、この地のモンスターを倒したのはお前か。人間なのに対したいしたものだな。いや、本当に人間か?」

「誉められて嬉しいよ。勿論人間さ。さて、この地に貴方は何をしに来たのかな?」


話ながら相手のステータスを盗み見る。


アスティニアス(アスティ)

年齢エイジ908

職業ジョブなし

レベル 703/1000

種族レイス

技能スキル


『竜族』 全ステータス10倍

『竜の鱗』 防御力5倍

『大地の王』 地属性魔法の威力が10倍になる

『長寿』 状態異常にかかり辛くなる

『鉄壁』物理攻撃ダメージ八割減少


※レベルに応じて効果上昇


状態ステイト普通

犯罪歴 なし


体力SSS 魔法力S 筋力SS 智力S


弱点 特になし



二度と負けねぇと意気込んでいたが前言撤回。

…まてまて、強すぎだろ。

戦ったら負ける気がする、いや、負ける。


ここで死んだら何もかも無駄になってしまう。

だからおとなしくしておく。

自分の実力をわきまえずに死ぬのはこりごりだ。


「ここは我ら竜の修行の場として用いられて来た場所でな、私の子供にも修行して貰おうと思い、下見に来た訳だよ。一年間耐えきると、一人前と認められるのでな、私も昔必死になってモンスターどもを倒したものよ。しかし、見る限りモンスターは全滅しているようだな。」


ここは竜の修行場だったのか。

ということは、あの炎竜ミスティもここで修行したと言うことだろうか?


「モンスターを倒してしまって申し訳ない。しかし、僕も強くならないといけないので。それはそうと、竜の修行場ということは、炎竜ミスティ二アスもここで修行したということですか?」


謝りつつ、気になったので質問をする。


「お!お前はミスティの事を知っているのか。あやつはワガママで短気だからの、関わると面倒なのでここ数百年会っておらん。それにここからあいつのいるところまでかなりの距離があるからな。」


あ、短気なのはやっぱり昔からなんだ。


「実はミスティ二アスと戦って負けてこの地に修行に来たのです。ミスティ二アスは、人間と獣人の戦争が見たいがために俺と戦ったんです。」

「なんと!どういうことだ!?その話を詳しく説明してくれ。」


地竜に俺はミスティと戦った理由を細かく話した。


「…なるほど。はぁ、同族が迷惑をかけてしまったようで申し訳ない。しかし、あやつと戦って生きていられる人間というのはとても珍しいな。…どうだ、私と一度手合わせしてみないか?」


「死にたくありません!ごめんなさい!」


俺は冗談じゃないと思いながら一瞬で土下座をする。

土下座世界選手権があったら一位になれるくらいの完璧な土下座だ。


「殺しはしない。どうだ、お前に興味が湧いたのだ。ちょっとだけでいいから!そうだ!今、殺されるか手合わせをするかどちらか選べ!」


「喜んで手合わせをさせて頂きます!」


即答した。

殺されるのは嫌だから。


「いい返事だ。そういえばお主、名前は何という?」

「僕は、ターリア・フレード。お手柔らかにお願いします。」

「良かろう、五大竜の一角、地竜アスティニアスが相手しよう。」


こうして話の流れで戦うことになってしまった。

しかし、俺もミスティに勝つために鍛えてきた全てを出して戦ってやる!



ターリア・フレード

年齢エイジ15

職業ジョブ元治療士

レベル 5702/????

種族レイス人間

技能スキル


『異世界言語』 誰とでも会話が可能

『鑑定』 見たものの価値や効果などがわかる

『回復を極めし者』 死んでいなければどんな病気、怪我も治せる

『魔導書』 見た魔法を記録し、使用できる

『精霊の加護』精霊との親密度に比例し魔法力上昇

『奴隷愛』 奴隷を大切にするほど、全ステータス上昇

『女神の期待』 獲得経験値10倍、必要経験値10分の1

『効率化』 全ての効率が良くなる


※レベルに応じて効果上昇


状態ステイト通常

犯罪歴 なし


体力S 魔法力SSS 筋力S 智力SS


弱点 人質



「秘策はある、だから負けない!」

「楽しみだ、さあ、来い!」


俺と地竜アスティニアスの戦いが始まった。

竜がレベル1成長すると、人間がレベル10上がった時くらいの差が出ます。


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