アジト攻略八十一
空間操作系の魔法を解除してから五分が経過したときついに九階の入り口が見えてきた。
ア「見て!創くん!入り口が見えてきたよ!!」
創「やっと出口か、ここまで長かったな。なんでこの階段こんなに長いんだよ!ふざけるな!」
草「まあ、空間操作系の魔法で無限ループしてたからね。長かったのはしょうがないよ。」
創「それ抜きでもこの階段は長い!だってループから抜け出したのにここまでくるのに五分もかかっているんだぞ!」
ア「まあ、そうカリカリしないでよ創くん。もうそろそろ入り口なんだし。」
創「そうだな、怒ってもこの階段が短くなるわけではないしな。」
そうこうしているうに九階の入り口の前にやってきた。
そして九階着くと創はすぐに脇に寄った。
そして創たちを追っていた鉄球はそのまま九階を通り抜け八階に向かう階段をくだっていった。
創「ふぅ〜、これで安心だな。」
創はそう言って両脇に抱えていた二人をおろした。
ア「ありがとう創くん、ここまで運んでもらって。」
草「草薙も運んでもらってありがとう。」
創「どういたしまして。俺にとってはご褒美みたいなものだったけどな。」
ア「どうしてご褒美なの?」
創「それは気にするな。」
アンはご褒美の意味はわかっていなかったようだが草薙剣はその意味を理解したのか赤面しだした。
創(この様子からするとアンも草薙もしれっと胸を触っていたことに気付いていなかったな。アンのは初めて触ったが最高だった。もっと触りたいが今は我慢しておこう。)
創は顔色ひとつも変えずにそのようなことを考えていた。
草「主様のえっち。」
草薙剣は誰にも聞こえないような声で呟いた。
創「草薙、しっかりと聞こえていたぞ。」
草「主様の地獄耳!!」
草薙剣は赤面しながら創のことを叩き出した。
アンはその光景を見てさらにわからなくなった。
創(いつも思うけど草薙って見た目より結構大きいよな。巫女服きてるから着痩せして小さく見えてるのか?)
草(なんで草薙にそんなこと聞くの!?主様の変態!!)
創と草薙剣はアンに配慮してテレパシーで話していた。
創「もう鉄球も行ったようだし気を取り直して十階を目指して進むとするか。」
創がそう言って進み出した途端、創はバランスを崩して倒れた。
草「主様!大丈夫!?」
草薙剣は急いで創に近づいて大丈夫か聞くが返事が返ってこない。
草「どうしよう..........主様から返事が返ってこない...........。」
ア「落ち着いて草薙。創くんのことだからきっと大丈夫だよ。」
そうやってアンが草薙剣を落ち着かせていると
創「スースー」
創は疲れ果てて眠ってしまっただけだった。




