アジト攻略七十七
創「おい、草薙。あとどれくらいで解析が終わる?」
草「あと五分くらいだよ...........。」
草薙剣はさっき創にボロカスに言われたせいで元気がなかった。
創(しゅんとしている草薙もかわいいなぁ。)
創は元気のない草薙剣を堪能していた。
そのせいで創は草薙剣に気を取られてしまい足下への注意をおろそかにしてしまった。
そのせいで
『カチッ』
創は地面にある罠を起動するスイッチを踏んでしまったのだった。
創「すいません、やらかしました。」
創がそう言ったと同時に頭上から無数の槍が創たち目掛けて襲ってきた。
その槍は魔法で強化されており並みの聖槍と変わらない威力だった。
そしてその槍の速度はあまりにも速く、創はアンと草薙剣に強力な魔法障壁を張るのに時間がかかってしまい自分に魔法障壁を張ることが出来ず、頭上から降ってきた無数の槍が体を貫いた。
創「ガハッ!!」
創から大量の血が溢れ出てきた。
そして創は傷口を塞ぐのを待っていたが、一向に傷が塞がらない。
それはその槍は創の神核を捉えたからである。
創は神核が壊れた苦痛に一瞬足を止めたが、すぐにさっきと同じ速度で走りだした。
ア「創くんが、創くんが!このままだったら創くんが...........あっ、あっ、どうすれば、どうすれば..........。」
アンは創がこのままだったら死んでしまうと思いパニックになった。
創「大丈夫だ.......アン。俺はこの程度じゃ......死なない...........。」
創はアンに心配をかけないように必死になって説得したが、アンのパニックはおさまらなかった。
草「あ、主様の神核が.......。」
そして草薙剣までパニックに陥ってしまった。
創(このままだったらまずいな......。なんとか二人をなだめないと。)
そして創はまず付き合いが長い草薙剣を先になだめることにした。
創「草薙、俺は大丈夫だ.......。だから術式の解析を優先してくれ..........。」
草「でも、主様の神核が!このままだったら主様が死んじゃう...........。」
創「それは平気だ......。俺にはアヴァロンの花嫁の契約がある......。あいつらが死なない限り大丈夫だ.......。だから早くこの術式を解析してくれ...........。」
草「うん、わかった!早く解析するから待っててね!!」
草薙剣はそう言って術式の解析を再開した。
創(次はアンだな。さてどうやって説得しようか..........)
創はアンをどう説得すればいいか考えたのだった。




