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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第四章 箕川自由学園襲撃事件

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文化祭前夜

一年ぶりの更新です。

 冬夜はいつものように学校へ行き、いつものように授業を受けて午後になる。


 今日からは午後の授業は全て文化祭の準備に変わっており、冬夜たちは文化祭の準備を進める。


 文化祭までは後二日であり、本番前は予行演習になっているため、実際の準備期間は今日だけである。


 一応、ほとんどの準備は終わっているため、後は最終確認と教室の飾り付けだけである。


 料理班は特に仕事がないため、冬夜は男子たちと談笑しながら教室の飾り付けをしている。


 そうして、冬夜がクラスの男子と話していると、


「そう思えば、冬夜は彼女がいるんだろ?写真とか見せてくれよ」


「えっ?嫌だ。何でお前らに見せなきゃいけないんだ。どうせ碌なことにもならないからな」


「えー!!ケチ!!なあ!!みんなも思うよな!!」


「いやーどうせ冬夜の彼女なんだから絶世の美女で性格も完璧なこと分かりきってるしな」


「そうそう!!わざわざ見なくても大体どんな子と付き合ってるか予想できるしね」


「まあ、気にならないと言えば嘘になるけど、見せてもらったら見せてもらったらでこの世界の残酷さに絶望しそうだからいいや」


「お前らノリ悪すぎじゃねっ!?!?」


 冬夜に彼女の写真を見せるようにせがんだ男子生徒はノリの悪いクラスメイトたちに抗議する。


 そんな男子生徒を見た冬夜の感想は、


「だからお前は彼女ができないんだよ。もっと空気読む力を身につけろ」


 言葉のナイフでぐりぐりと抉り始める。


 冬夜の言葉がクリーンヒットし、瀕死になった男子生徒は涙を流しながらその場に倒れ込む。


 相変わらずの容赦の無さに皆が苦笑を浮かべていると、


「何サボってんだ?さっさと準備手伝え。お前だけサボるなんてこと許さないからな?」


 冬夜が悲しみに暮れている男子生徒に早く飾り付けを手伝うようにと脅しをかける。


 冬夜に脅された男子生徒はすぐに立ち上がると、再び文化祭の準備を始める。


 そんな彼らを見ていたアレックスと佐藤は、


「冬夜は相変わらずの鬼畜具合だな。あれは間違いなくSだ。あいつの彼女さんは大変だろうな」


「まあ、冬夜は彼女には優しそうだし、大丈夫なんじゃない?」


「まあ、確かに。ゲームでブチギレてる時って基本的に野良か相手にだもんな。たまにキャラとかに対してもキレてるけど、俺らにキレてるところ見たことないかも…… 」


 佐藤はアレックスに言われて冬夜が実は優しいことを思い出す。


 彼らはよくゲームをするが、基本的に冬夜は彼らがどれだけミスしようが明るく励ましている。


 まあ、知らないプレイヤーに対しては彼らがドン引きするほどの暴言を吐いているが。


 それでも冬夜は基本的に身内に優しいタイプであるため、彼の彼女たちは特に優しくされているだろうとアレックスたちは思う。


 実際、冬夜は紫音たちに優しいため、彼らの予想は当たっている。


 そうして、冬夜が文化祭の準備をしていると、彼のスマホに誰からかのメールが届く。


 冬夜は誰からのメールだと思いながらスマホを取り出し、メールを確認してみると紫音からだった。


『今日は父の見舞いに行くので、夕食は何処かで食べてきてください』


 どうやら、紫音たちは彼女たちの父である創のところに見舞いに行くため、今晩はいないようだ。


 久々に一人での夕食になった冬夜はどうしようかと思い、軽くため息をつく。


 そんな冬夜を見たアレックスが不思議そうに話しかける。


「どうしたの?何だか浮かない顔をしているけど」


「いや、今日の晩飯が一人になったから何処で食べようかと迷ってただけだ。この辺でまだ行ったことのない上手い飯屋ってあったったけな?」


「それなら俺が知ってるぜ?この後一緒に行くか?」


 冬夜がアレックスと話していると、その話を小耳に挟んだ佐藤がドヤ顔で話に入ってくる。


「ちなみにだが、その店は何の店なんだ?」


「お前が大好きなラーメンだぜ?しかも炒飯も餃子も美味い店だ」


「よし、この後行くぞ。嘘だったら全部お前の奢りな?」


「いや、俺バイトしてないんだけど。まあ、美味かったら冬夜の奢りならその賭け乗ってやるよ」


「いいぜ?俺はこう見えて金持ちだからな。美味かったら奢ってやるよ。アレックスはどうする?」


「それなら僕も一緒に行こうかな。たまには友達と外食もいいかもね」


「よし決まりだな!!」


 そうして、三人は仲良さそうに握り拳をぶつけ合う。


 冬夜たちはその後、だべりながら準備を進めていくうちにいつの間にか夜になっていた。


 その頃には文化祭の準備も終わりに近づいており、冬夜たちは先に帰って良いことになった。


 冬夜はもちろん、何の遠慮もなく帰るタイプであるため、冬夜は先陣を切って教室から出て行く。


 そんな遠慮のない冬夜を見た他の者たちも自分も帰っても大丈夫かとゾロゾロと教室から出ていき、教室内には最終確認のために残った中心人物だけとなった。


 そうして、先に帰ることになった冬夜は靴箱でアレックスと佐藤を待った後、三人でラーメン屋に行った。


 ちなみに、そのラーメン屋は佐藤の言う通り美味い店であったため、冬夜はしっかり奢ったのだった。









みんな嬉しい?最近関連作品の連載が進んできてこっちのネタバレがふんだんに盛り込まれてるから書きたくなったんだよね。そのうちカクヨムに全部移してあっちでメイン連載したいとも考えてる。なろうでも更新するけどね?

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