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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第四章 箕川自由学園襲撃事件

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いつもの学校生活

 そうして、冬夜たちが駄弁っているうちに授業が始まる。


 冬夜はこう見えて、天才であり、箕川自由学園には見合わない頭をしている。


 そのため、授業がとてもつまらなく、いつも授業中は関係ないことをしていたり、寝てたりする。


 今日も今日とて、冬夜は教科書を見ているふりをしながら寝ていると、


「それじゃあ、十六夜?ここの問題の答えを教えてくれるか?」


 化学の教師に当てられてしまう。


 教師に当てられた冬夜は目を覚ますと、


「答えはスクロースです」


 目覚めるなりすぐに問題の答えを教師に伝える。


 それに対し、教師は、


「正解だ。それで、十六夜?お前は姿勢と雰囲気のせいで寝ているように見えるぞ?起きてるなら、もう少し分かりやすい雰囲気を出してくれ」


 彼の答えは正解だと答える。


 どうやら、冬夜は適当に答えたわけではなく、しっかり問題を解いていたようだ。


 教師も冬夜は寝ているものだと思っていたので、冬夜が正解の回答を出したことに少し驚く。


 そして、起きているのなら、もっと姿勢などを正して分かりやすいようにしてくれとも頼む。


 それに対し、冬夜は、


「善処します」


 そう答えるだけであった。


 その態度に教師はため息をつかざるを得ない。


 彼は毎回そう言った後は姿勢などを正すが、少し時間が経ってくると姿勢が再び悪くなる。


 何度も注意しているが、彼の癖のせいか、それが治ることはない。


 教師も寝ているのなら問題だが、冬夜は毎回当てても正しい回答を答えるので、ただ姿勢が悪いだけだと判断し、あまり注意しないようにしている。


 ちなみに、実際の冬夜は爆睡しており、当てられると同時に黒板の内容、皆が開いているページ、教師の視線から問題を正確に当て、答えを的確に述べている。


 彼は超人的な頭の持ち主である。


 それなのに、冬夜は箕川自由学園と言う自称進学校に通っているのは単純に近かったからである。


 教師に当てられた冬夜は眠気を必死に耐えながら授業の内容を聞く。


 この範囲は既に中学時代に勉強し、完璧に仕上げている。


 それに基礎中の基礎であるため、冬夜にはとてもつまらない問題である。


 そのため、必死に授業を聞いていても眠気に抗えなくなり、冬夜は再び夢の世界へ旅立ったのだった。


 そうして、冬夜が意識を失ってからどれくらいの時間が経ったのだろうか。


 気づいた時にはチャイムが鳴っており、昼休みになっていた。


 冬夜は眠い目をこすりながら視線を周りへ向けると、呆れた様子のアレックスと佐藤がこちらを見ている。


 そんな二人に冬夜は寝ぼけたまま話しかける。


「なんだよ、二人して俺のことを見て。俺の顔に何かついているか?」


「いや、そう言うわけじゃないけど、冬夜はいつも授業中は寝てるなって思って」


「いや、そんなことはないと思うけどな。午後の授業やら体育の授業なんかは起きていると思うが?」


「いや、お前さ、午後の授業もほとんど寝てるじゃねえか。寝てなかったとしても別のことしているし」


「佐藤、お前だって授業中関係ないことしてるんだから、俺に文句を言える筋合いはないぞ?アレックスに言われたら返す言葉もないが」


「そんなことよりも昼飯食べようぜ!!俺はもう腹ペコなんだ!!」


「今時ってはらぺこなんて言葉使うか?」


「うるせえ!早く食べるぞ!」


 佐藤はツッコミを入れてくる冬夜に噛みつきながらカバンの中から弁当を取り出す。


 彼の弁当はよくある二段弁当だ。


 細くて量も少なく、こんな量で腹一杯になるのかと感じるアレである。


 一方、アレックスはコンビニで買ったであろうおにぎりや惣菜を食べている。


 そうして、二人が昼食を食べ始めたので、お腹が空いていた冬夜も弁当を取り出す。


 それは三段の重箱である。


 重箱の中身は上から一段目が白米が進む惣菜がはち切れんばかりに詰まっており、二段目にはパスタなどの白米以外の炭水化物が入っている。


 三段目はもちろん米であり、こちらはのり弁のようになっている。


 ちなみに、三段目はチャーハンになったり、オムライスになったりなど結構変わったりする。


 冬夜の弁当から感じられる圧倒的な物量にアレックスたちは少し引いている。


 冬夜はその弁当をさも当然かのように食べ始める。


 それも圧倒的な速度で。


 三人は弁当を食べながら話す。


「そう思えば、午後って文化祭の準備だよな?」


「そうだね、文化祭まで後三日しかないし、帰りは遅くなるかもしれないね」


「それマジ?途中で帰ったりとかできない?」


「流石に無理じゃないのかな?クラスのみんなも残ると思うし、一人だけ帰るのは出来ないと思うよ」


「マジかよ……」


 冬夜は絶望したような表情を浮かべながら下を向く。


 それに対し、佐藤は楽しげな雰囲気で話しかける。


「おいおい!文化祭の用意なんて最高に青春してて楽しいじゃねぇか!そんなに落胆することか?」


「いやだって、文化祭の用意の時の女子がマジで面倒くせぇもん。これを良い機会にとか思って近づいてくれるし。そう言うのがなかったら楽しめるかもな」


「それは無理な話だな」


 そうやって話しているうちに三人は昼食を食べ終わると、みんなでソシャゲのマルチプレイをしていたのだった。


日常回って言うのはね、絶対に必要なんだよ。日常回のお陰で普段はどんな生活をしているのか、どんな性格なのかを知ることができるからね。日常描写はしっかり書いていくで〜今後の展開に必要なんだから〜

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