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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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顛末

 ワカティナでの騒動は謎の騎士の攻撃によって全ての化け物が消滅したことで収束した。


 ガライエ砂漠に発生していた霧も騎士の一撃によって消し飛んでいる。


 ワカティナにいた国民たちはほとんど全滅してしまい、神国アヴァロン軍にも多大な被害が出てしまった。


 創は国民たちを救えなかったことに精神を病んでしまい、今は自宅で療養中とのことだ。


 ヘルムに助けられた白界龍ブレイカウスも瀕死の重体であったものの、持てる力を使って治療にあたったため、命の危機から脱することができた。


 今はバハムートたちの元で療養中とのことだ。


 黒滅龍レイルアルマはブレイカウスが完治するまでの間は留まるとのことだ。


 一方、ルインは正式に王直属部隊に所属することになり、彼は優しい先輩たちから地獄のような訓練を受けているだろう。


 ワカティナの壁がいきなり破壊されたことについてだが、あれはいきなり地面から砲台のついた鯨型の化け物が現れたらしく、その化け物の一撃で壁が三枚とも破壊されてしまったようだ。


 そして、その鯨型の化け物の口から大量の化け物たちが出てきたらしく、そのせいで中にあれだけの化け物が溢れかえっていたようだ。


 アルトラ中将はワカティナに突如として現れた化け物たちの対処を己自らがやっていたようだが、化け物たちの中に新種かつ強力な個体がいたらしい。


 その個体との戦闘でアルトラ中将はなんとか仕留めるも彼自身も致命傷を負ってしまい、戦線から離脱したようだ。


 そのため、他の第七師団の隊員たちが化け物退治にあたっていたが、特に鯨の中から現れた化け物たちは強力であったらしく、彼らの多くは返り討ちに遭ってしまった。


 幸いなことにアルトラ中将はなんとか一命を取り留めることができた。


 これで、第七師団は立て直すこともできるだろう。


 ワカティナの大統領であるが、ヘルムが地下施設を探っている最中に見つけている。


 しかし、彼が見つけた時には既に命を落としており、腹をズタズタに切り裂かれていた。


 ワカティナは国民のほとんどを失ったのに加え、大統領までいなくなったため、国として運営するのは厳しいと判断され、ワカティナという国が実質的に滅びてしまった。


 今後、ワカティナの跡地は神國アヴァロン軍の基地へ改装される予定であり、放棄することはしないようだ。


 黄泉と騎士との戦闘で発生した次元災害であるが、こちらも神國アヴァロン側には被害が出ておらず、周辺次元にも被害は出ていない。


 現在、ワカティナには聖騎士団の一部メンバーと第八師団、第九師団が常駐しており、日々基地へと改装を続けている。


 そして、このワカティナへの侵攻は混沌に誘いし者たちからの攻撃であることが分かった。


 政府はすぐにこのことについての声明を出し、国全体に警戒態勢を取るように指示を出した。


 あまりにも残酷すぎる結末に神国アヴァロンの国民たちは混沌に誘いし者たちへ怒りを覚え、それと同時にワカティナの民たちに黙祷を捧げた。


 そうして、ワカティナで起きた悲劇は幕を閉じたのだった。


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