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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(黄泉視点)四

「あー凄く暇だな。相変わらず暇だ」


 悪夢こと黄泉は今日も今日とて中間キャンプ地で文句を言っていた。


 相変わらず、夜間での活動中に強い敵に会うことはなく、雑魚処理を続けていた。


 そうして、悪夢たちが中間キャンプで文句を言っていると、


『隊長!!大変です!!ワカティナの南西の壁が何者かによって破壊され、壁の中へ化け物が雪崩れ込んでいます!!』


 詩葉から通信が入る。


 彼女によると、ワカティナの南西の壁が破壊され、中へ化け物が雪崩れ込んでいるらしい。


 これは緊急事態だと悪夢は判断する。


 悪夢はこれからどう動くか考える。


 それと同時に、猛スピードで南西へ向かう魔力反応を見つける。


 その反応は明らかに創のものであった。


 創が南西へ向かっていることを確認した悪夢は皆に命令を出す。


「俺たちは前線に出るぞ。ワカティナの方は隊長に任せよう。隊長以外にも向かっている奴らはいると思うし、前線を手薄にするのはまずいからな」


 悪夢は皆に前線に出るように指示を出す。


 ワカティナの方も心配であるが、ワカティナに戦力を割きすぎたら元もこうもない。


 そのため、悪夢たちはこの場に残り、いまだに侵攻を続ける化け物たちの対応にあたることにする。


 悪夢から指示を聞いた者たちはすぐに準備をすると、前線へ向けて目にも留まらぬ速さで向かって行った。


 皆が前線に向かったことを確認した悪夢は詩葉に通信を入れる。


「おい、詩葉?ワカティナの方は隊長以外で向かっている奴はいるのか?」


『はい、総隊長以外にも数名が向かっているみたいですね。それに、ワカティナの地下にはヘルムさんもいるようです』


「ヘルムがか?それなら、安心と言いたいところだが、あいつはなんで地下にいるんだ?」


『話によると、ワカティナの地下には混沌に誘いし者たちの施設があるらしく、その施設に潜入しているようです』


「それまたどうしてと聞きたいところだが、あいつは戦力には数えない方が良さそうだな。まあ、俺が行かなくても問題なさそうだし、前線の方の様子を見に行ってくる」


 悪夢はそう言うと、詩葉との通信を切る。


 通信を切った後、悪夢も前線へと赴く。


 前線では既に彼の部下たちが暴れ回っており、相変わらずの元気具合に悪夢も嬉しそうにしている。


 この戦場は人手が足りていると判断し、次は南の方に向かう。


 今いる場所からは真反対に位置する場所だが、ついでにワカティナの破壊された壁を確認することもできる。


 そのため、悪夢は南へ向かおうとした時、


「おいおい、これはまずいことになったな」


 ワカティナの方から膨大な魔力が溢れ出すのを感じ取る。


 その魔力量は古龍すらも上回る圧倒的なものであり、化け物と言わざるを得ないだろう。


 そして、その魔力はおぞましく、ドス黒い雰囲気を纏っている。


 下手にこの魔力を受けてしまうと、その圧力だけで失神する者も出てくるだろう。


 それほどまでに強力な魔力がワカティナの方から放たれている。


 悪夢はこの魔力に心当たりがある。


 だからこそ、この状況がまずいと判断することができた。


 悪夢が膨大な魔力を感じ取った少し後、


『隊長!!大変です!!ワカティナに超強力な魔力反応が発生しました!!それも今までに記録されたことのないほどのものです!!』


 詩葉から焦ったような様子で通信が入る。


 どうやら、あちら側もワカティナで発生した魔力反応を捉えたのだろう。


 詩葉は明らかに、今の自分たちでは対処できない桁違いの事案が発生したせいで少し慌てているようだ。


 そんな彼女に悪夢は特に変わりない様子で話しかける。


「ああ、こっちも捉えている。とりあえず、詩葉は一回落ち着け」


『で、ですが……って!?!?魔力が膨大すぎて探知機が完全に壊れてしまいました!!それも全部です!!今からそちらの様子を我々は認識できません!!』


「だろうな。まあ、こっちのことは俺たちに任せておいてくれ。そっちはこの事態の後処理の準備を始めておいてくれ。分からないことはルルーマに聞けば、問題ないからな」


 悪夢はそう言うと、詩葉との通信を切ろうとする。


 しかし、通信を切る前に詩葉から質問される。


『隊長はこれからどうするつもりですか?』


「ん?そんなの決まっているだろ。魔力の発生源を止めに行ってくる」


 悪夢はそれをさも当然かのように答える。


 それに対し、詩葉は食い気味で質問する。


『ですが、今の隊長では歯が立ちませんよ。今は都合上、分身体で出撃していますし』


「だから、本体に戻るんだよ。今は時間がないから、また後でな」


 悪夢はそう言うと、詩葉との通信を一方的に切る。


 通信を切る際、詩葉は色々と焦った様子で叫んでいたが、悪夢は聞いていなかった。


 詩葉との通信を切った悪夢は異空間から少し古い単発式の小型ライフルを取り出す。


 それと同時に、自分の頭に銃口を突きつける。


 そして、自分の頭へ向けて引き金を弾き、自らの頭を撃ち抜く。


 次の瞬間、悪夢の体が消滅すると同時に、空に超巨大な魔法陣が展開される。


 魔法陣からは膨大な魔力が溢れ出しており、ワカティナに現れた魔力よりも遥かに高い。


 そうして、展開された魔法陣から勢い良く何かが地面へ着地する。


 その者は全身を黒い外套で覆い隠している。


 外套の内側も漆黒の制服で身に纏っており、素肌が見える場所がない。


 そして、唯一素肌が見える顔はなんと、骨であった。


 そうして、魔法陣から現れた者はワカティナへ向けて一直線に飛んで行ったのだった。









そう思えば、カクヨムで新作の連載が始まったんですよ。破滅の戦機アストライアって言うんでけど、僕の作品の中で一番の完成度を誇っていると自負するぐらい上手く書けた作品です。是非とも読んでください。マジで上手く書けたんですよね。10日で完成させたんですけど。後はYouTubeの方のチャンネル登録お願いします。最近お金なくて困ってるんです。バイトも受からないし。早く収益化したいので、最悪再生しなくていいので、チャンネルだけ登録してください。普通に名前は大猩猩和チャンネルでやってますので。後カクヨムにある作品も読んでください。正直今の主戦場なので。

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