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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(ヘルム視点)十六

 少し時間は遡る。


 ベルヘルムとレイルアルマを連れたヘルムはブレイカウスを救出するためにワカティナに戻ってきていた。


 ワカティナに戻ってきた三人は足早でワカティナ大統領邸へ向かう。


 そうして、大統領邸にやって来た三人はそのまま中へ入ると、フランから渡されたメモ通りの場所へ向かう。


 そして、メモに書いてある通りに本棚の仕掛けを起動してみると、本棚がゆっくりと動いていく。


 ゆっくりと本棚が動いたことでヘルムたちの前に隠し通路が姿を現す。


 実際に隠し通路があったことにレイルアルマは少し驚いていたが、ヘルムは無表情である。


 一方、ベルヘイムはいかにもな雰囲気の隠し通路にワクワクしているらしく、


「何だかスパイゲームの導入みたいで楽しみだね!!」


 ヘルムにそんなしょうもないことを語りかけている。


 それに対し、ヘルムは適当に返事を返しながら、


「それじゃあ、さっさとブレイカウスを助けにいきますか」


 隠し通路の中へ入っていった。


 レイルアルマもヘルムに置いていかれないように彼についていく。


 隠し通路に入ったヘルムたちであったが、隠し通路の先は階段になっているらしく、その階段を先ほどから降りている。


 しかし、混沌に誘いし者たちの地下施設はとても深い位置にあるため、いつまで経ってもたどり着かない。


 そのことに苛ついたのだろう。


 ヘルムはいきなり近未来チックな大剣を上段で構える。


 レイルアルマは何事かと思った次の瞬間、剣に大量の魔力を流し込んだヘルムはそのまま勢い良く振り下ろした。


 振り下ろされた剣からは魔力による巨大な衝撃波が形成され、地面を抉りながら進んでいく。


 そうして、できた穴を覗いたヘルムは、


「よし!!地下施設まで繋がっているな。それじゃあ、この穴を使って地下施設に向かうぞ」


 ヘルムはそう言うと、何の戸惑いもなく、自ら作った穴の中へ飛び降りた。


 取り残されてしまったレイルアルマもこのまま階段で降りていたらヘルムに置いていかれると思い、彼女も飛び降りたのだった。


 レイルアルマは飛び降りた後、長く続く穴の中を進んでいき、ついに地面にたどり着く。


 地面にたどり着いたレイルアルマは先に降りていたヘルムたちの方へ視線を向ける。


 ヘルムはその場に立ち止まったまま動く気配はない。


 そのことを不審に思っていると、


「こっちに何か向かって来ているな」


 ヘルムがそう言うと同時に、彼らの前に大量のフードを被った者たちが現れる。


 彼らの身につけている黒い外套から混沌に誘いし者たちの構成員であることは間違い無いだろう。


 レイルアルマはいきなり現れた彼らに対し、攻撃を仕掛けようとしたが、ヘルムによって止められてしまう。


 何故、自分のことを止めたのだと思いながらレイルアルマがヘルムへ視線を向けていると、


「あのさ、少し聞きたいんだけど、白界龍ブレイカウスがここにいるってのは本当か?」


 ヘルムがこちらへ武器を構えている構成員たちに地元民に道を聞くようなテンションで質問する。


 あまりにもフランクな聞き方にレイルアルマも驚きを隠せない。


 そんな彼の問いに対し、構成員たちは返事を返すことはない。


 そんな彼らにため息をついたヘルムはそのまま構成員に話しかける。


「少しぐらい教えてくれてもいいじゃねえか。アニメとかだとこう言う時は調子に乗って教えてくれるもんだぞ?なあ、ベルヘイム?」


「そうそう!少しぐらい教えてくれてもいいと思う!!普段から悪いことしてるんだからたまには良い事もした方がいいよ!!」


「だよな!!流石はベルヘルムだな。よく分かってるー」


 二人がそんなやりとりをしていると、構成員たちは彼らに対し、攻撃を仕掛けようとする。


 次の瞬間、目の前にいた構成員たちの体が上下に両断され、そのまま絶命したのだった。


 そんな彼らにヘルムは冷たい視線を送りながら、


「だから言っただろ。居場所を教えろって。教えてくれてたら冗長酌量の余地があったのに」


 死体へそう放ったのだった。


 しかし、死体から返事が返ってくることはない。


 まあ、彼はこんなことを言っているものの、彼の上司にあたる創が混沌に誘いし者たちが大嫌いなので、どちらにせよ殺さなければならないのだが。


 そうして、敵を皆殺しにしたヘルムはいきなり敵が死んだことに驚いて固まっているレアルアルマに言う。


「それじゃあ、先に進もうぜ。この施設の中に龍らしき気配を感じたからついて来てくれ」


 ブレイカウスの反応を見つけたので、自分について来てほしいと。


 そう言われたレイルアルマが首を縦にすると、そのまま三人は施設の中を進み始めた。


 ちなみに、構成員を両断したのはヘルムが生み出した魔力の衝撃波であり、バレないよう色々と隠蔽を行なっていた。


 そのため、レイルアルマでも気づくことができなかったのである。


 レイルアルマは古龍と言うこともあり、その隠蔽看破能力は異常に高い。


 そんな彼女ですら、ヘルムの刃を見破ることができなかった。


 レイルアルマはヘルムがどのように攻撃したのか不思議に思いながらも彼の跡をついて行ったのだった。


アヴァロンの再生数を見ていると、最近伸び始めたYouTubeヨリも再生されてるんだよな。もしかして、アヴァロンって思っている以上に人気だったりする?それよりも最近連載スタートしたVANSENTやら、YouTubeの動画とかも見て欲しいんだけど。まあ、アヴァロン見てくれるのも嬉しいんだけども

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